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選び方と比較

AI議事録ツールの選び方——4つの質問で候補が決まる

一覧を眺めても決まりません。オンラインか対面か、要約が要るか、個人か会社か、音声を外に出せるか。この4つに答えると候補が2〜3個まで絞れます。各カテゴリの代表と公式価格つき。

比較表を眺めても決まりません。載っている製品が、そもそも別のことをしているからです。「議事録アプリ」という同じ言葉が、録るだけ・文字にするまで・決定事項と宿題まで作るものを一括りにしています。段で分けた比較は議事録アプリの比較にまとめました。

この記事の内容(17項目)
  1. 「AI議事録」で探すと、3種類が混ざって出てきます
  2. 質問1: 会議はオンラインか、対面か
  3. 質問2: 要約まで要るか、文字起こしだけか
  4. 質問3: 個人で使うか、会社で入れるか
  5. 質問4: 音声を社外に出せるか
  6. 選ぶ前に、比べる軸を8つ決める
  7. カテゴリ別の代表
  8. 主要サービスの、いま公開されている条件
  9. 比較表に出てこない、効く4項目
  10. 料金の単位が揃っていない。1時間あたりに直す
  11. 迷ったときの順番
  12. 無料トライアルで測るのは、3項目だけ
  13. 個人で使うなら、見る項目が変わります
  14. 導入して失敗する4つの型
  15. 録音することを、相手に伝えるか
  16. やめるときのことを、始める前に確かめる
  17. うまくいかないとき

先に4つ答えてください。それで候補が2〜3個まで絞れます。

会議はオンラインか、対面か対面が中心オンラインが中心要約まで要るか議事録つき文字起こしだけ個人で使うか、会社で入れるか個人向け法人向け音声を社外に出せるかクラウドを使える端末内で完結が必要
4つの質問。上から順に答えると候補が2〜3個まで絞れる。

「AI議事録」で探すと、3種類が混ざって出てきます

「議事録AI」「AI議事録」で検索すると、形の違う製品が同じ言葉で並びます。選ぶ前に、どの形を探しているのかを決めてください。ここが混ざったまま比較表を見ると、条件が揃わないので決まりません。

入口音の取り方向く人
法人向けSaaSブラウザWeb会議にボットが入るZoom・Teams中心の職場
個人向けアプリスマートフォン端末のマイクで録る対面の会議、1人で使う
専用機(AIレコーダー)本体を買う本体のマイクで録る身につけて録る、電池を気にしたくない

同じ「AI議事録」でも、音の取り方が3通りあります。法人向けSaaSはWeb会議のシステムから音声を受け取るので、対面の会議では働きません。個人向けアプリと専用機は逆で、Web会議にボットとして入ることはできません。

だから最初の質問が「オンラインか、対面か」になります。ここで半分が決まります。

法人向けSaaSの見分け方

料金が「要問い合わせ」か、人数×月額で書かれていれば、法人向けです。ボットが会議に自動で入る、管理者が権限を配れる、請求書払いができる——このあたりが揃います。個人で1人分だけ契約するのは、作りとして想定されていないことが多い。

個人向けアプリの見分け方

App StoreやGoogle Playで配られていて、月額が1,000〜2,000円の価格帯にあります。対面の会議で、その場の端末で録るのが主な使い方です。Web会議を録るなら、パソコンの音を拾うか、会議ツール側の録画を後から渡す形になります。

専用機の見分け方

本体が2〜3万円で、文字起こしは無料枠+月額という形が多い。本体代と月額を足した2年の総額で見ないと、アプリより高くつくことに気づけません(2年でいくら払うか)。

質問1: 会議はオンラインか、対面か

ここで道具のカテゴリが変わります

会議の場所選ぶもの
オンラインが中心Web会議ツールの機能、またはボット型のサービス
対面が中心端末で録る道具(スマートフォン、AIレコーダー)
両方ある分けて使うのが現実的

Web会議ツール自体にも文字起こしはありますが、使えるプランに条件があります。Zoomは Pro以上、Google Meetは Business Standard以上、Teamsは Microsoft 365 のライセンスが必要です。無料アカウントでは、あとから読み返せる形の文字起こしに届きません(3社の条件)。

対面については、ボットを入れられる場所がそもそもありません。ここは端末で録るしかなく、選択肢はこの1年で4つの形に分かれました(4つの形)。注意すべき勘違いは、「ボットを入れられない=対面だけ」と思うことです。他社が主催する会議、外部ゲストがいる会議、規程で禁止されている会議も同じ状況になります(どこまで広いか)。

質問2: 要約まで要るか、文字起こしだけか

料金がおおむね半分になります。要約が要らない場面は、思ったより多い。取材やインタビュー(原稿にするので要約は邪魔)、講義や研修(章ごとに読み返す)、自分用のメモ。文字起こしだけのプランは1時間あたり¥47〜¥49、要約込みだと¥66〜¥160というのが個人向けの相場です(1時間あたりの一覧)。

質問3: 個人で使うか、会社で入れるか

1時間あたりで4倍から10倍違います。個人向けは¥47〜¥165、法人向けは¥220〜¥900。

この差は処理そのものではなく、権限の管理、誰がいつ何を見たかの記録、請求書払い、導入の支援に対するものです。全社で入れるなら価値がありますが、自分ひとりで使うなら払う理由がありません。逆に、会社で入れるのに個人向けを選ぶと、アカウントの管理も退職時の引き継ぎもできません。ここは規模で素直に分かれます。

質問4: 音声を社外に出せるか

出せないなら、候補がほとんど消えます。文字起こしも要約もクラウドで処理するのが大半なので、音声は必ず外へ出ます。端末の中だけで完結する選択肢はありますが、要約まで端末内でやるものは数が限られます(限界)。判断がつかない場合は、確かめる項目を先に決めてください。送信先の事業者名、所在国、学習に使われるか、保管場所。この4つが公開されていないサービスは、その時点で候補から外れます(漏れる経路は4つ)。

選ぶ前に、比べる軸を8つ決める

一覧表を横に眺めても決まらないのは、製品ごとに列の意味が違うからです。「話者分離あり」と書いてあっても、日本語で効くのか、何人まで分かれるのか、どの入口で効くのかは製品ごとに違います。同じ言葉が同じ意味だという前提が、この分野では成り立ちません。

先に自分の軸を決めて、そこだけを各社の公式ページで確かめる。順番をこうすると、読む量が大きく減ります。

会議の形(オンラインか対面か)外すと道具ごと違う料金の単位(時間・人数・同時数)揃えないと並ばない無料枠で会議を1本通せるか通せないと測れない話者を分けられるか条件が細かい要約の粒度と、やり直せる回数試さないと分からない音声にあとから戻れるか保管期間で消える書き出せる形式と、まとめて出せるかやめるときに効くデータの扱い(学習・保管場所)社内審査に当たる
比べる軸は8つ。上から順に、外れると候補ごと消える。

軸ごとに、公式ページのどこを見るかは決まっています。

何を見るか確認できないと
会議の形オンラインか対面か。両方なら分ける道具のカテゴリごと外れる
料金の単位時間・人数・同時開催数・クレジットのどれか他社と並べられない
無料枠会議を1本、通しで試せるか精度を自分で測れない
何を見るか確認できないと
話者分離日本語で効くか、何人まで、どの入口で対面で使えない
要約粒度と、指示をやり直せる回数手直しの時間が減らない
音声に戻れるか音声を保管するか、何日で消えるかあとから聞き直せない
書き出し形式と、一度に出せる件数乗り換えられない
データの扱い学習に使うか、保管場所、公開しているか稟議を通せない

この8つのうち、あとから変えにくいのは「料金の単位」と「データの扱い」の2つです。単位が違う製品は、比較表を作った時点で列が噛み合いません。データの扱いは契約後に交渉しても動かないので、候補に残す前に見る項目です。

残りの6つは、使いながら埋められます。無料枠で1本通す、話者の表示を見る、要約を読む。この3つは初日にできます。

比較記事で大きく扱われる「精度」を、この8軸に入れていません。各社の話者分離の精度を示す公式の数値は、今回どの製品でも確認できませんでした。数字が出ていない項目は、自分の音声で測るしかありません実測してみた)。

カテゴリ別の代表

4つの答えが出たら、あとは範囲が狭いので選べます。

オンライン中心・個人

月額含まれる時間要約
Notta プレミアム¥1,980(税込)1,800分100回/月
Rimo 文字起こしプラン¥1,650(税込)2,100分なし
Rimo プロ¥4,950(税込)無制限クレジット制
LINE WORKS AiNote ソロ¥1,600(税抜)600分12回/月

Nottaの無料枠は1回3分までなので、会議を試すには使えません(詳しく)。

対面中心・個人

費用
Recory(当サイト)¥980〜¥2,480/月iPhoneアプリ
PLAUD Note / Note Pro¥27,500〜¥30,800(本体)カード型
PLAUD NotePin / NotePin S¥27,500〜¥28,600(本体)ピン型
オートメモ本体+プラン専用機
iPhone標準のボイスメモ無料標準機能

本体を買う前に、手持ちのiPhoneで足りないかを確かめる価値があります(確かめ方)。機種の選び方はAIレコーダーはどれを買うかPLAUDのモデル選びに分けました。

会社で導入

toruno(リコー)、LINE WORKS AiNote、Otolio(旧スマート書記)、YOMEL など。価格を公開していない製品もあり、その場合は問い合わせが要ります。torunoのビジネスAI要約は月30時間で¥27,000(税抜)、100時間で¥85,500(税抜)。AI要約は専用のプランでのみ使えます(通常のビジネスプランには付きません)。

主要サービスの、いま公開されている条件

各社の公式ページに載っている条件だけを並べます。載っていないものは「非公開」と書きました。公開されていない項目は、問い合わせるまで比較表に入りません。

個人で買える価格帯

プラン月払いの表示含まれる時間
Notta プレミアム¥1,980(税込)1,800分/月
Notta ビジネス¥4,180(税込)無制限
Rimo Voice 文字起こしプラン¥1,650(税込)月2,100分
Rimo Voice プロプラン¥4,950(税込)文字起こしは無制限
toruno パーソナル¥1,650(税込)10時間+超過2.2円/分

Nottaの料金ページは冒頭に「表示価格は全て税込価格です」と書いています。年間プラン(12ヶ月分一括払い)にすると月あたり¥1,185/¥2,508(税込)。Rimo Voiceも年払いがあり、月あたり¥1,100/¥3,300(税込)で、支払いはクレジットカードのみです。

Rimo Voiceの文字起こしプランは、AI要約・AIチャット・リアルタイム録音・議事録Botが使えません。ファイルを上げて文字にするだけのプランで、そのかわり量が大きい。プロプランの「無制限」が指しているのは文字起こしだけで、AI要約とAIチャットは月100ノートまで(毎月1,000AIクレジットが付き、1ノートにつき10クレジット消費)です。

Nottaの連続録音時間は、フリーが3分、有料が5時間。1回あたりの上限なので、長い研修を1本で録るならここも見ます(料金の詳細Rimoの詳細)。

法人向けで、価格を公開しているもの

プラン月額含まれる時間
toruno ビジネス¥28,500(税抜)100時間(超過285円/時)
toruno ビジネスAI要約¥27,000(税抜)30時間(超過900円/時)
toruno ビジネスAI要約¥85,500(税抜)100時間(超過855円/時)
YOMEL スターター28,000円(税抜)30時間
YOMEL スタンダード95,000円(税抜)130時間
YOMEL ビジネス180,000円(税抜)300時間

YOMELにはエンタープライズ(500時間〜・250,000円〜、税抜)もあります。torunoは「ユーザーアカウントに連動する費用はありません」と明記していて、招待したユーザー全員の記録時間の合計で計算します。YOMELの税込表記は、公式ページで確認できませんでした(torunoの詳細YOMELの詳細)。

価格を公開していないもの

サービス公式ページの書き方
Otolio(旧スマート書記)初期費用+AIクレジット。「ヒアリングのうえご提案」
ZMEETING3プラン。「プランの詳細はお問い合わせください」
ACES Meet資料ダウンロードと問い合わせのみ

ZMEETINGは「購入ライセンス数=同時に開催できる会議の数」という設計で、利用するユーザ数に上限を設けていません。OtolioのAIクレジットは「使った分だけ消費される月々の利用枠」で、人数課金でも時間の定額でもない。この2つは、金額が分かっても他社の表にそのままは並びませんZMEETINGの詳細Otolioの詳細ACES Meetの詳細)。

無料で試せる範囲と、その終わり方

サービス試せる量終わり方
Notta フリー月120分・1回3分まで期限なし
Notta 3日間無料トライアルプレミアム相当終了後にプレミアム年間プランで自動更新
Rimo Voice プロ 1週間プロ相当カード未登録なら1週間後に自動キャンセル
toruno パーソナル累計3時間自動的に有料へは変わらない
toruno ビジネス3週間・上限30時間同上
YOMEL約2週間・10時間アカウントとデータをそのまま正式版へ

Nottaの3日間トライアルは、72時間以内に解約すれば請求が発生しません。Otolioのトライアルは14日間・機能制限なしですが、対象は「法人または団体として商用のご契約を検討いただけるお客様」で、個人が試せる枠ではありません。ACES Meetは無料トライアルを実施しているとだけ書かれており、期間は確認できませんでした。

話者を分ける条件

サービス公式に書かれている条件
Notta(マイク録音)日本語のみ・最大10名
Notta(ファイル)全言語・最大10名。アップロード時にオンにする
Notta(Web会議ボット)参加アカウント単位。共有アカウントは1人にまとまる
Rimo Voice自動話者分離は法人・チーム・プロのみ
torunoAIが番号で分ける。精度に限界があると公式が明記
YOMEL声色で判別。参加人数の指定は不要

Nottaの画面収録は全言語・最大10名で、こちらは収録を始める前にオンにします。Chrome拡張機能によるタブ録音は日本語のみで、人数の上限は確認できませんでした。ZMEETINGは話者の分別がM・Lプラン限定、Notion AIは話者ラベルが英語のみです。

Rimo Voiceの自動話者分離は、参加者を先に登録して手で割り当てる作りです。全員の発言箇所を10秒以上設定すると「実行する」ボタンが有効になり、残りをAIが埋めます。記録時間が2時間を超えるファイルではうまく機能しない場合があると、公式が注意書きを付けています。

音声に戻れるか、いつまで残るか

サービス公式の記載
Notta自分で削除しない限りサーバー上に永続保存
Rimo Voice 文字起こしプラン30日。31日経過後に文字起こしも音声も自動削除
Rimo Voice プロプラン現時点で自動削除は無い
toruno保存容量を超えると新規の記録ができなくなる

Nottaは保存し続ける側ですが、有料プランの有効期限が切れると、有料期間中に作ったテキストも冒頭の3分しか見られなくなります。データが消えるのではなく、読めなくなる。持ち出しは有効期限内に済ませる話です。

書き出せる形と、データの扱い

サービス書き出せる形式
Notta音声MP3/テキストはTXT・WORD・SRT・PDF・EXCEL
Rimo Voiceテキスト・Word・Excel・CSV・音声(.m4a)・字幕(.vtt / .srt)
toruno文字起こし .txt / .csv / .docx、音声 .mp3、キャプチャ .jpg(zip)
YOMEL書き起こしはCSV、要約はWord

Nottaの書き出しはプレミアム以上の機能で、一括出力は一度に10件までです。YOMELは全データ(要約結果・テキスト・音声)を一括でバックアップする機能がありません。Rimo Voiceとtorunoは音声そのものを取り出せます。学習の扱いは、プランで変わる製品と変わらない製品があります。

サービス公式の記載
NottaAI学習に利用しない環境が明示されるのはビジネスPlus以上
Rimo Voice個人向け両プランでAI学習なしを明記。AIモデルは非公開
toruno学習利用なしを明記。日本語はAmiVoice、日本語以外はAzure AI Speech
Otolio東京リージョンを基本とした国内データセンター

「学習に使わない」がプラン条件になっている製品がある、というのがここの要点です(考え方)。

比較表に出てこない、効く4項目

一覧表はどれも似た項目を並べますが、実際に使うと差が出るのはここです。

話者を分けられるか。対面ではどのサービスでも崩れます。声質の近い3人が1人にまとまることがある(2つの壊れ方)。「話者分離対応」と書いてあっても、日本語では対応していない場合もあります。Notion AIは公式に「話者のラベル付けは現在、英語でのみ利用可能です」と書いています。

書き出せるか。無料プランでエクスポートを止めているサービスがあります。取り出せないと、他へ移れません。サービスが続くか。2025年だけで、CLOVA Note(累計登録者100万人)とAI GIJIROKUが終了しました(経緯)。告知から終了まで1か月だった例もあります。

自分の端末で動くか。Google Meetの文字起こしは公式に「パソコン、ノートパソコン、Android デバイスでのみ」と書かれており、iPhoneでは動きません。Zoomのローカル録画もiOSでは非対応です。

ClaudeやChatGPTから議事録を読ませられるか。ここも比較表にはまず出てきませんが、対応しているサービス同士でも認証の方式や読める範囲が違います。5社の作りの違いはMCP対応の議事録サービス比較にまとめました。

料金の単位が揃っていない。1時間あたりに直す

ここが、比較表がいちばん壊れるところです。同じ「議事録ツール」の料金でも、何に対して払うのかが製品ごとに違います。

単位課金の対象この記事の例
分数の定額月に何分まで処理できるかNotta、Rimo Voice
時間の定額+従量記録した時間の合計toruno、YOMEL
同時開催数同時に走る会議の本数ZMEETING
クレジットAI機能を使った回数ぶんOtolio

ここに人数課金が加わります。torunoとZMEETINGは、公式にその逆を明記しています。torunoは「ユーザーアカウントに連動する費用はありません」、ZMEETINGは「利用するユーザ数に上限を設けていない」。使う人を増やしても月額が上がらない代わりに、時間や同時本数の側で上限に当たります。

揃える手順は3つ

税込か税抜どちらかに揃える月額÷含まれる時間超過の単価も同じ式で
単価は3手で出る。税と超過を先に揃える。
  1. 税を揃える。個人向けは税込表示、法人向けは税抜表示のことが多く、そのまま並べると1割ずれます
  2. 月額を、含まれる時間で割る。分表記のプランは60で割って時間に直します
  3. 超過の単価も出す。枠を超えたあとの単価は、枠内の単価と一致しません

この計算で出た数字を並べると、こうなります。以下は公式の表記ではなく、公式の月額と含まれる時間から割って出した値です。

プラン計算1時間あたり
Rimo Voice 文字起こしプラン¥1,650 ÷ 35時間約¥47(税込)
Notta プレミアム¥1,980 ÷ 30時間約¥66(税込)
toruno ビジネス(100時間)¥28,500 ÷ 100時間¥285(税抜)
YOMEL ビジネス(300時間)180,000円 ÷ 300時間¥600(税抜)
YOMEL スタンダード(130時間)95,000円 ÷ 130時間約¥731(税抜)
toruno ビジネスAI要約(30時間)¥27,000 ÷ 30時間¥900(税抜)

上と下で19倍近く開きます。同じ「1時間の会議を文字にする」に対してです。時間をまとめて買うほど単価が下がるのがYOMELとtorunoの形で、YOMELはスターターが約¥933、スタンダードが約¥731、ビジネスが¥600で、買う量によって3割以上動きます。

使い切らないと、この表の数字にならない

計算式はもう1本あります。

月額 ÷ 実際に録った時間 = 自分の1時間あたり

月10時間の枠を2時間しか使わなければ、単価は表の5倍です。逆に、超えたときも表どおりにはなりません。toruno パーソナルの超過は2.2円/分なので、1時間なら132円が上に乗ります(2.2×60)。

Nottaの分数の数え方にも癖があります。文字起こし時間は、無音を含む音声全体の再生時間で計算し、1分未満は切り上げ。さらに、文字起こし後に翻訳や再文字起こしをすると、同じ長さがもう一度引かれます。やり直すと枠は倍かかる、ということです。

枠が戻る日も揃っていません。Nottaの有料プランは初回購入日の毎月同日・同時刻にリセットです。月初と思って月末に使い切る計画を立てると、ずれます(1時間あたりの一覧)。

迷ったときの順番

  1. 無料の範囲で1本通してみる。iPhoneのボイスメモなら、今日すぐ試せます(無料で完結させる
  2. 足りない点をひとつだけ挙げる。話者、長さ、要約、書き出し。だいたい1つです
  3. その1点を埋める製品だけを見る。全部入りを探すと決まりません

料金は2026年8月31日時点の各社公式ページの表示です。当サイトはRecoryを作っている側なので、そのつもりで読んでください。できないことも別に書いてあります。

無料トライアルで測るのは、3項目だけ

トライアルの期間は短く、測れることは限られています。全部を試そうとすると、どれも測れないまま終わります。測る価値があるのは3つです。

測る項目やり方落ちているサイン
固有名詞自社名・取引先名・製品名を含む3分を録る社名が別の語に化ける
話者数本番と同じ人数で、同じ席順で録る人数より少ない話者しか出ない
要約の粒度同じ音源で1回目と2回目を読み比べる決定事項と雑談が同じ扱い

固有名詞の測り方

単語登録の上限を先に見ます。Nottaはフリー3個、プレミアム200個、ビジネス1,000個、エンタープライズはカスタマイズ。無料で固有名詞の効き方を試せるのは3語までなので、いちばん化けて困る3語を選びます。Nottaでの手順は次のとおりです。

  1. 右上の「プロフィール画像」→「設定」を開く
  2. 「単語登録」→「追加する」をクリックする
  3. 「読み」と「表記」を入力し、カテゴリを選ぶ
  4. チェックアイコンで保存する

日本語の単語登録では、読み・表記にスペースや「:」「|」などの記号を入力できません。社名に中黒や記号が混ざる場合は、登録できる形かをここで確かめます。csv / xlsx / xls での一括登録は、ビジネスとエンタープライズだけです。

YOMEL・toruno・Otolioにも辞書の機能はありますが、どこを押すかの手順は公式で確認できませんでした。試すときは問い合わせ窓口で聞くのが早い項目です。

話者数の測り方

Nottaは、表示の形で効いているかが分かります。話者識別がオフのときは全員が「未指定話者」、オンのときは「話者1」「話者2」のように番号が付きます。番号が出ていなければ、まず設定を疑う段です。

ファイル文字起こしの話者識別を既定でオンにする設定は、ビジネスとエンタープライズのオーナー/アドミンだけが使えます。個人のプレミアムでは、アップロードのたびに自分でオンにする作りです。

Rimo Voiceは、自動話者分離が使えるプランかを先に見ます。手順は「文字起こし」タブ →「話者分離」ボタン → サイドパネルで参加者を「編集する」→ 参加者名を入力して「保存」。参加者を登録しないと、そもそも実行できません。

要約の粒度の測り方

同じ音源に2回、違う指示で要約させます。ここで見るのは出来のよさではなく、指示をやり直せる回数の上限です。torunoのAI要約は、1会議あたりのプロンプト送信が20回まで。詰めていく使い方をするなら、この上限が効きます。

個人で使うなら、見る項目が変わります

法人向けの比較記事は、管理機能と監査ログとSSOで並べます。個人で使う場合、そこは1つも要りません。代わりに効くのは次の5つです。

項目なぜ個人で効くか
無料枠の1回あたりの上限月の合計より先にここで詰まる。1回3分のサービスがある
やめたときに何が残るか解約後に読めなくなるサービスがある
話者が分かれるか対面の会議で崩れ方が違う
端末に依存するかiPhone専用・Windows専用がある
月額を止める設定があるか無料枠を超えたときに勝手に課金されない

1つめが、個人向けでいちばん見落とされます。「月120分」と書かれていても、1回の録音が3分までなら会議は通りません。サービスごとの上限は文字起こしアプリの比較に並べました。

法人で入れるなら、逆にこの5つは後回しです。先に社内規程(外部AIへの送信の可否)と、データの処理される場所を確認します。順番が違うだけで、見る項目自体は法人と個人で重なりません。

導入して失敗する4つの型

どれも、契約前に1つ確かめるだけで避けられます。

何が起きるか前に確かめること
単位を揃えずに決めた稟議の途中で比較表が噛み合わなくなる何に対して払う製品か
無料枠で1本通していない本番で初めて精度を知る通しで試せる量があるか
会議中に上限を超えた気づかないまま従量課金が乗る超えたときの挙動
出口を見ていない乗り換え・解約のときに取り出せない書き出しの条件と保管期間

型1: 単位を揃えずに決めた

時間課金の製品と、同時開催数の製品と、クレジットの製品を、月額だけで並べた表を作ってしまう型です。この表は、使う人数や会議の本数を変えた瞬間に順位が入れ替わります。先に自社の「月に何時間・何人・同時に何本」を出してから、各社の式に入れる順番にします。

型2: 無料枠で1本通していない

Nottaのフリープランは1回3分までしか文字起こしできません。会議を1本通して試すことはできない、ということです。3分で分かるのは固有名詞の効き方までで、話者の崩れ方も要約の粒度も測れません。

通しで試したいなら、量のあるトライアルを選びます。toruno パーソナルの累計3時間、YOMELの約2週間・10時間、Otolioの14日間はここに当たります。

型3: 会議中に上限を超えた

torunoは、契約時間を超えると自動的に従量課金になります。公式が「記録の停止や確認・通知はございません」と明記しているとおりで、会議の途中で止まらない代わりに、超えたことも知らされません

さらに、管理者がメンバーごとに記録時間の上限を割り当てることはできません。従量料金は1時間単位で、1時間未満は切り上げ。部署単位で使いすぎを止める仕組みは無いので、運用側で見るしかない項目です。

止める側の機能もあります。torunoは記録中に「一時停止」を押すと記録・文字起こしが止まり、一時停止中は課金対象時間のカウントも止まります。雑談と休憩で枠を減らさない使い方ができます。

型4: 出口を見ていない

いちばん静かに効く型です。Rimo Voiceの文字起こしプランは30日でデータが自動削除され、Nottaは有効期限が切れると冒頭3分しか読めなくなります。どちらも契約中は何も起きないので、やめると決めた日に初めて気づきます

書き出しの条件も先に見ます。Nottaのダウンロードはプレミアム以上の機能なので、フリーで貯めた分をファイルとして書き出す手段はありません(共有リンクとテキスト編集はフリーの機能一覧にあります)。

録音することを、相手に伝えるか

道具の話ではなく運用の話ですが、選ぶ段で効きます。個人情報保護委員会は、通話内容から特定の個人を識別できる場合はその内容が個人情報にあたるとしたうえで、「録音していることについて伝える義務までは負いません」と書いています。

同じ委員会のQ&Aには、もう一段細かい区別があります。録音した音声から特徴情報を抽出し、「本人を認証することを目的とした装置やソフトウェアにより、本人を認証することができるデータに変換した場合」は、そのデータが個人識別符号にあたり、それ単体で個人情報になる、というものです。本人認証を目的とした変換に限った話で、条件が付いています。

法律の話とは別に、社内規程や相手先の規則は別に効きます。torunoは公式ページに「ご利用の際はお客様の責任にて記録する旨を相手にお伝えください」と書いていて、周知をツール側が代行するわけではないと明示しています。個別の判断は弁護士にご確認ください。端末側の作りも見ておくと、判断が早くなります。

場面公式に書かれている挙動
iPhoneで録音中マイク使用中を示すオレンジ色のドットが画面右上に出る
iPhoneの標準の通話録音開始時に、オーディオ通知で両方の通話者に知らされる
同・地域の制限欧州連合を含む一部の国と地域では利用できない

「黙って録れる」構造にはなっていない、というのがAppleの設計です。運用の決め方は別記事にまとめました(録音していいかの基準同意の取り方)。

やめるときのことを、始める前に確かめる

乗り換えも解約も、条件は契約前に公開されています。ここを見ずに決めると、出るときにデータが人質になります。

持ち出しの手順

Nottaの書き出しは2手順です。

  1. 詳細画面の右上にある「ダウンロード」アイコンをクリックする
  2. 「ファイル形式」で対象(音声かテキスト)と形式を選ぶ

複数まとめて出すときは、ホーム画面でノートを選んで「ダウンロード」をクリックします。一度に出せるのは10件までなので、会議が数十本たまってからだと10件ずつの繰り返しになります。貯めてから出す設計になっていません。

torunoは[会議ログ一覧]画面または[会議ログ]画面で、ダウンロードのアイコンをクリックします。txt / csv / Word(画像なし)では、時刻・話者・タグなど出力する項目を選ぶ画面が出ます。共有されたユーザーもダウンロードできます。Rimo Voiceはノート(文字起こしページ)の右上にある「ダウンロード」ボタンからで、音声ファイル(.m4a)まで取り出せます。

解約の条件

サービス期限返金・精算
Notta更新日の24時間前まで日割り返金は無い
Rimo Voice契約期間の終了日に実行(月契約なら30日後)差額精算・返金は行っていない
toruno ビジネス解約希望月の前月末までに意思表示最低利用期間は契約月とその翌月の2ヶ月

Nottaは、アプリを削除または退会しても解約にはなりません。App Store決済の場合の経路は決まっています。

  1. 「設定 App」を開く
  2. 自分の名前をタップする
  3. 「サブスクリプション」をタップする
  4. Nottaのアイコンをタップする
  5. 「サブスクリプションをキャンセルする」をタップする

アプリ内課金は、この経路以外では解約できません。Rimo Voiceのキャンセルは即時ではなく契約期間の終了日に実行されるので、期間内ならいつでも取り消せます。torunoに年額プランはありません。

退会と、消えるもの

Nottaの退会には4つの条件があり、有料プランの有効期限が完全に切れていること、サブスクリプションを解約済みであることを含みます。手順はWeb版が「プロフィール画像」→「設定」→「アカウントを削除」→通知用メールアドレス入力→同意チェック→理由選択→「アカウントを削除」。アプリ版は「アカウント」→「アカウント管理」→「アカウントを削除」から入ります。

退会後はすべてのデータが削除され、復旧は受け付けていません。退会完了の連絡は通常3〜4日程度でメールが届きます。公式も、削除の前にエクスポートを勧めています。

torunoは解約・退会するとサーバー上の会議ログ(文字起こし結果、音声、画像キャプチャ)が削除されます。バックアップデータは削除の対象外ですが、解約後一定期間で消えるとされていて、その日数は公式で確認できませんでした

外部共有を止める操作も、退職や案件終了のときに見る箇所です。Nottaは外部共有中のノートに「外部共有中」マークが出るので、「外部共有」ボタンからトグルをオフにします(持ち出しの段取り)。

YOMEL・Otolio・ZMEETING・ACES Meetの解約手順とデータ持ち出しの手順は、一般公開のヘルプで確認できませんでした。導入の前に、この4項目を問い合わせで押さえておく価値があります。

うまくいかないとき

試している最中に起きることは、だいたい原因が公式ページに書いてあります。原因と対処の対で並べます。

話者が分かれない

症状原因対処
全員が「未指定話者」話者識別がオフNottaはファイルのアップロード時にオン。画面収録は収録を始める前にオン
会議室の全員が1人にまとまるWeb会議ボットは参加アカウント単位会議室に1台のPCを置く使い方では分かれない
長い会議だけ崩れる上限に当たっているNottaは話者識別ありなら3時間まで。Rimo Voiceは2時間超で機能しない場合があると明記
英語以外で名前が付かない言語の条件Notion AIの話者ラベルは英語のみ

「話者分離対応」という表記だけでは足りない、という話がここに出ます。日本語で効くか、何人まで、どの入口で、が製品ごとに違います。

iPhoneやスマートフォンで動かない

症状公式の記載
Google Meetで文字起こしが始まらない文字起こしはパソコン、ノートパソコン、Androidデバイスでのみ
Google Meetで録画できない録画もパソコンかAndroidのみ。画面共有だけで参加していると始められず、先にビデオ会議に参加してから録画する
Teamsでライブ文字起こしが押せないライブ文字起こしはデスクトップ用Teamsでのみ
Zoomでコンピュータに録画できないiOS・iPad・Androidでは非対応。モバイルはクラウド録画で、Pro以上のライセンスユーザーがホストか共同ホストであることが条件

torunoのリアルタイム文字起こしはWindowsのデスクトップアプリのみで、Mac用アプリはありません。iPhoneアプリはありますが、公式が「Web会議の文字起こしはできません」と書いています。YOMELはスマートフォンではブラウザ版が使えず、アプリの録音機能だけです。

あとから読み返せない

症状原因
録画にトランスクリプトが無いTeamsで録画を有効にして文字起こしをオフにしていると、トランスクリプトファイルは残らない
字幕を見ていたのに残っていないTeamsはキャプションを保存しない
録画も文字起こしも丸ごと使えない開催者がCopilotをオフにすると、録画と文字起こしも一緒にオフになる
自分だけ機能が出ない文字起こしは開催者ごと・ユーザーごとのポリシー設定

会社の方針でCopilotを切っている組織では、Teams標準の記録が成立しません。この場合、選ぶのは「Teamsの外で録る道具」になります。

枠の減りが早い

症状公式の記載
思ったより分数が減るNottaの文字起こし時間は、無音を含む音声全体の再生時間で計算し、1分未満は切り上げ
やり直したら倍減った文字起こし後に翻訳や再文字起こしをすると、対象データと同じ長さが再度消費される
月初に戻らない有料プランは初回購入日の毎月同日・同時刻にリセット
新規に記録できなくなったtorunoは保存容量を超えると新規の記録ができない。ゴミ箱からも削除して容量を空ける

ファイルが上がらない、途中で止まる

Nottaにアップロードできる音声は1GBまたは5時間の小さいほうで、話者を識別する場合は3時間までです。Rimo Voiceは音声1GB以下・動画3GB以下、長さは5時間未満に抑えるよう案内していて、推奨形式は音声が.m4a、動画が.mp4。長い研修や終日のイベントは、上げる前に分ける前提です。

Google Meetの録画は合計8時間で自動停止します。iPhoneのボイスメモは、録音中に他のアプリが音を鳴らすとその時点で録音が止まります。iPhone 1台でWeb会議の相手の声を録る使い方は、Appleの公式手順の範囲では成立しません。

標準機能で足りるはずが動かない

機能公式の条件
ボイスメモの文字起こしiPhone 12以降。対応言語に日本語は入るが、一部の国や地域では利用できない
Apple Intelligence(要約など)iPhone 15 Proモデル、iPhone 16モデル以降。iOS 18.1以降
Notionの会議メモ1ユーザーあたり1日10時間の上限。オフラインでは使えず、MOV・MP4・Loomのファイルは非対応

手持ちのiPhoneが古いと、標準機能の要約はそもそも動きません。ここが動かないなら、外部のサービスを見る段です(端末内で完結させる限界)。

文字起こしの中身が違う

Apple自身が「文字起こしを信頼する前に、精度を確認してください。会話を完全に再現できていない可能性があります」と注記しています。torunoは文字起こし精度95%以上をうたいながら、「ただし、良い環境でお使いいただいた場合です」と自分で条件を書いています。

提供元が精度を保証していない、というのがこの分野の前提です。重要な決定は、音声に戻れる状態にしておく。だから「音声にあとから戻れるか」を軸に入れました。

料金が公開されていないサービスの例はいきなり議事録に、無料で使えるものはユーザーローカル音声議事録システムにまとめました。


仕様は2026年9月2日時点の公式サイトの記述に基づきます。OSのバージョンで名前や場所が変わるので、お手元でご確認ください。

よくある質問

AI議事録ツールはどれがおすすめですか

用途で変わります。Web会議が中心ならボット型かWeb会議ツール自体の機能、対面が中心なら端末で録る道具、社外に音声を出せないならオフラインで動くものです。この3つは競合ではなく別物なので、まず自分がどれに当たるかを決めてください。

無料のAI議事録ツールで足りますか

短い会議や1対1なら足ります。3人以上の会議で誰が言ったかを残したい場合、無料の選択肢はかなり限られます。無料で成立する組み合わせは別記事にまとめています。

個人向けと法人向けはどちらを選ぶべきですか

自分ひとりで使うなら個人向けです。1時間あたりの単価で4倍から10倍違います。法人向けの価格差は処理そのものではなく、権限管理・監査・請求書払い・導入支援に対するものです。

AI議事録はどれが良いですか

使う場面で変わります。Web会議が中心ならボットを入れる型、対面が中心なら端末で録る型です。そのうえで、無料枠の分数、話者が分かれるか、音声を社外に出せるか、の3点で絞ると候補は数個になります。

AI自動議事録ツールはどれがいいですか

「自動」の範囲が製品で違うので、そこを先に確かめてください。文字起こしまで自動のもの、要約まで自動のもの、タスクの抽出まで自動のものがあります。料金表の分数だけを見比べると、この差が見えません。

AI議事録ツールを比較するとき、どの項目を見ればいいですか

会議の形、料金の単位、無料枠、話者分離、要約、音声に戻れるか、書き出し、データの扱いの8つです。このうち契約後に変えにくいのは料金の単位とデータの扱いなので、候補に残す前に確かめます。残りの6つは無料枠で1本通せば初日に分かります。

AI議事録の料金はどうやって比べるのですか

月額を含まれる時間で割って、1時間あたりに直します。個人向けは税込、法人向けは税抜の表示が多いので先に揃えてください。公式の月額と含まれる時間から割ると、Rimo Voiceの文字起こしプランが約¥47、Notta プレミアムが約¥66、toruno ビジネスが¥285、toruno ビジネスAI要約の30時間プランが¥900になります(いずれも公式表記ではなく計算値です)。

料金の単位が違うサービスは、どう並べればいいですか

並べる前に、自社の「月に何時間・何人・同時に何本」を出します。torunoとYOMELは時間課金、ZMEETINGは同時に開催できる会議の数、OtolioはAIクレジットで、単位がそれぞれ違うためです。月額だけを並べた表は、人数や本数を変えた瞬間に順位が入れ替わります。

無料トライアルでは何を確かめればいいですか

固有名詞、話者数、要約の粒度の3つです。単語登録の上限が先に効くので、Nottaならフリー3個・プレミアム200個・ビジネス1,000個という枠に合わせて、いちばん化けて困る語を選びます。話者は本番と同じ人数・同じ席順で録らないと測れません。

無料プランだけでAI議事録を試せますか

サービスによります。Nottaのフリープランは1回3分までしか文字起こしできないので、会議を1本通して試すことはできません。通しで試すなら、toruno パーソナルの累計3時間、YOMELの約2週間・10時間、Otolioの14日間トライアル(法人が対象)が候補になります。

AI議事録ツールを乗り換えるとき、データは持ち出せますか

条件を先に見てください。Nottaのダウンロードはプレミアム以上の機能で、一括出力は一度に10件までです。Rimo Voiceの文字起こしプランは30日で文字起こしも音声も自動削除され、Nottaは有効期限が切れると過去のテキストも冒頭3分しか見られなくなります。

話者分離があると書いてあれば、誰が言ったか分かりますか

条件が付きます。Nottaのマイク録音は日本語のみ・最大10名、Web会議ボットは音声ではなく参加アカウント単位なので、共有アカウントから複数人が話すと1人にまとまります。Rimo Voiceの自動話者分離は法人・チーム・プロのみで、記録時間が2時間を超えるとうまく機能しない場合があると公式が注意書きを付けています。

会議を録音することを相手に伝える必要はありますか

個人情報保護委員会は、通話内容から特定の個人を識別できる場合はその内容が個人情報にあたるとしたうえで、録音していること自体を伝える義務までは負わないとしています。ただし社内規程や相手先の規則は別に効きます。torunoも「お客様の責任にて記録する旨を相手にお伝えください」と書いており、個別の判断は弁護士にご確認ください。

iPhoneだけでWeb会議の議事録は作れますか

標準機能の範囲では成立しません。Google Meetの文字起こしと録画はパソコンとAndroidのみ、Teamsのライブ文字起こしはデスクトップ版だけ、Zoomのコンピュータへの録画もiOSでは非対応です。iPhoneのボイスメモは、他のアプリが音を鳴らすと録音が止まります。

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