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選び方と比較

Rimo Voice の料金と、無制限がどこまで無制限か

プランは4つ。いちばん安い文字起こしプランは月1,650円で2,100分ですが、データ保管が30日です。プロ以上は時間無制限。ISO27001とISO27017を取得済み。料金ページには3つしか出ていない4つ目のプランと、「無制限」に含まれないものを整理しました。

Web会議にボットを入れて録るタイプの議事録サービスです。Zoom・Teams・Google Meet・Webex に対応し、公式は「60以上の言語で使える議事録AI」としています。

この記事の内容(25項目)
  1. 料金は4つ。ただし料金ページには3つしか出ていません
  2. 月2,100分は、自分の会議で何本ぶんか
  3. 年払いにすると、4か月ぶんが浮きます
  4. 無料トライアルは、プランで中身が違います
  5. 解約と返金の条件
  6. 「無制限」は、時間のことです
  7. 話者分離は、実質3段に分かれています
  8. AIクレジットの数え方
  9. AI要約のテンプレートは3種類です
  10. 何が入っていて、何が入っていないか
  11. 書き出せる形式
  12. ファイルの上限と、入れられる形式
  13. モバイルアプリと、ブラウザの推奨環境
  14. 料金の作りが、他社と違うところ
  15. セキュリティは、この分野では厚いほうです
  16. データはどこへ行くか
  17. 情報システム部門から聞かれる項目
  18. 使っているAIモデルは非公開です
  19. 提供元と、問い合わせの窓口
  20. 公式が数字を出していない項目
  21. 料金ページに無くても、公式ヘルプには書いてあるもの
  22. 向く場面・向かない場面
  23. プラン別に、向く人と向かない人
  24. 契約する前に確かめること
  25. 対面が中心なら、どうするか

公式ページに書かれている項目を、抜かずに並べます。あわせて、「無制限」に何が含まれていないかと、公式が数字を出していない項目も書きます。ここが分かっていないと、契約したあとで想定と違うことになります。

文字起こし月1,650円・2,100分・保管30日プロ月4,950円・無制限・AI要約つきチーム月6,600円・招待と共同作業法人見積り・11アカウント以上。SSO可
Rimo Voice の4プラン。文字起こしプランだけ作りが違う。

料金は4つ。ただし料金ページには3つしか出ていません

ここを最初に書きます。rimo.app/pricing にはプロ・チーム・法人の3つしか並んでいませんが、 プラン一覧のページ(/about/voice/plans)にはもう1つ、月1,650円の「文字起こしプラン」があります。 安く済ませたい人が、この存在を知らないまま月4,950円のプロを見て諦めることになります。

プラン月額(税込)文字起こし加わるもの
文字起こし¥1,650月2,100分高精度AI文字起こし/音声と文字起こしのシンク/話者分離/URL共有・ダウンロード/データ保管30日
プロ¥4,950無制限+Bot録画 無制限/AI要約/会議AIアシスタント/Rimo AI 1,000クレジット
チーム¥6,600無制限+メンバーの招待・管理/チームフォルダでの共同作業
法人見積り無制限+利用ログ・明細の管理/IPアドレス制限・SSO/請求書対応/データ保管無制限

すべて税込です。年払いの記載は公式に見当たりません。月額だけが出ています。 無料トライアルはクレジットカードの登録なしで試せると書かれていますが、期間は書かれていません。

文字起こしプランは、別の道具だと思ったほうがいい

月1,650円で2,100分(=35時間)は、時間あたりで見ると安い。ただし付かないものが多い

文字起こしプランプロプラン
文字起こし月2,100分無制限
話者分離ありあり
AIの要約なしあり
Botによる録画なし無制限
データ保管30日記載なし

データ保管30日は見落とすと痛い。3か月前の商談を引きたくなったときには消えています。 議事録を「あとから引くための資産」として貯めたいなら、このプランは合いません。

逆に、文字にするところまでで足りる——録音を自分で聞き直す代わりにテキストが欲しい、 議事録の形は自分で整える——という使い方なら、月1,650円で35時間は競争力があります。

月2,100分は、自分の会議で何本ぶんか

文字起こしプランの枠は「月2,100分(35時間)」です。分のままだと量が掴めないので、会議の長さで割ります。

1回の長さ月2,100分で入る本数
30分70本
1時間35本
90分23本
2時間17本

1時間の会議なら月35本、週に8本強のペースです。個人で使うぶんには、この枠を使い切るほうが難しい量になります。営業で1日2件の商談を録っても、20営業日で40本なので少し超える程度です。

数え方には条件が付いています。「サービス利用時間ではなく、アップロードいただくデータ自体の時間で換算します」とあるので、聞き直しや編集の時間は減りません。枠が戻るのも月初ではなく、「サブスクリプションを継続いただいている限り、30日ごとに上限枠はリセットされます」と記載があります。

使い切ったときの1時間あたりの単価

上限まで使った場合の単価を出しておきます。すべて税込で、公式の定価から計算した値です。

プラン月あたり35時間使ったときの1時間あたり
文字起こし(月払い)¥1,650約¥47
文字起こし(年払い)¥1,100約¥31
プロ(月払い)¥4,950約¥141
プロ(年払い)¥3,300約¥94

文字起こしプランは35時間で頭打ちになるので、この単価がそのまま下限です。プロプランは時間が無制限なので、使うほど1時間あたりは下がり続けます。月70時間まで使えば、プロプランの月払いでも約71円/時間になります。

ただし分岐点は時間ではありません。AI要約もBotもカレンダー連携も要らないなら文字起こしプランで足り、どれか1つでも要るならプロプラン以上、という切れ方をします。時間単価だけで並べるとプロプランは割高に見えますが、その4,950円にはAI機能一式が含まれています。他社を含めた1時間あたりの単価の一覧は別記事にあります。

年払いにすると、4か月ぶんが浮きます

料金ページには月払いと年払いの切り替えがあります。年払いの金額は公式ヘルプにも書かれていて、そちらには「33%ほどお得になります」と明記があります。

プラン月払い(税込)年払いの総額(税込)年払いの月あたり1年で浮く額
文字起こし¥1,650¥13,200¥1,100¥6,600
プロ¥4,950¥39,600¥3,300¥19,800
チーム(1アカウント)¥6,600¥59,400¥4,950¥19,800
法人見積り記載なし記載なし

浮く額は公式の税込価格からの引き算です。1,650×12−13,200=6,600円、4,950×12−39,600=19,800円、6,600×12−59,400=19,800円。文字起こしプランとプロプランは月払い4か月ぶん、チームプランは3か月ぶんが浮く計算になります。

年払いが得になる条件は単純で、1年使い切ることです。途中でやめたときに日割りで返るかどうかは公式に記載を確認できませんでした。特定商取引法に基づく表記には「すでに支払われた期間の料金の返金はいたしません」とあります。

チームプランだけ、「33%OFF」の表記と実額が合いません

公式ヘルプのプラン一覧に、チームプランの価格がこう書かれています。「価格:6,600円/月額 ※年払い(33%OFF)4,950円/月額」。

6,600円から4,950円への引きは1,650円で、割合にすると25%です。33%引きなら4,422円になります。文字起こしプラン(1,650→1,100)とプロプラン(4,950→3,300)はどちらもちょうど33%引きなので、ずれているのはチームプランだけです。

料金ページの年払い表示は月あたり4,950円・総額59,400円(税込)なので、請求されるのは4,950円のほうと読めます。表記と実額が一致していないため、契約前に決済画面の金額を確認してください。2026年9月2日時点の表示で、先方が直せば消える性質の指摘です。

支払方法は、個人向けと法人で分かれます

文字起こし・プロ・チームの3プランはクレジットカード払いのみです。法人プランだけが請求書払いで、支払時期は「利用開始月の末日までにお支払い」と公式ヘルプに記載があります。

プラン支払方法支払時期
文字起こし・プロ・チームクレジットカードのみ公式に記載を確認できませんでした
法人請求書利用開始月の末日まで

決済にはStripeを使っていて、「Rimo合同会社自身ではクレジットカード番号を保持しておりません」と公式ヘルプに書かれています。カード情報の扱いを気にする場合、ここは説明のしやすい構成です。

請求書払いが要るなら、選べるのは法人プランだけです。そこには11アカウント以上という最低規模が付いてきます。10人以下の部署で経理がカード払いを通さない場合、この製品は入口で止まります。

無料トライアルは、プランで中身が違います

「1週間の無料トライアル」と案内されていますが、文字起こしプランだけは期間ではなく分量で区切られます。公式ヘルプの原文は「Rimo Voiceでは1週間の無料トライアル(文字起こしプランの場合は音声60分の無料トライアル)をご用意しています」です。

無料枠終わり方
プロプラン1週間開始した日時から168時間後
文字起こしプラン音声60分60分を使い切るまで

料金ページには「クレジットカード登録なしで各プランをお試しいただけます」と記載があります。加えてプロプランについては、「クレジットカードを登録していない限り、1週間後に自動でキャンセルされ、課金されることはありません」と公式ヘルプに明記されています。この自動キャンセルの記述はプロプランについて書かれたもので、全プランに一般化はできません。プラン移行の説明には「文字起こしプランの場合は即時課金となり、プロプランの場合は1週間無料トライアル後の課金となります」とあり、既存の状態から文字起こしプランへ移ると即時課金になります。

トライアル中は月払いと年払いを変えられません

見落としやすい制約が1つあります。公式ヘルプに「無料トライアル中は開始時に選択したプラン(月払い/年払い)が設定されており、変更ができません」と記載があります。

試している最中に「年払いのほうが得だった」と気づいても、その場では切り替えられません。カードを登録せずにトライアルを終わらせ、自動キャンセルされてから選び直す、という手順になります。

先に年払いか月払いかを決めてから始めるのが、無駄のない順番です。プロプランなら年払いで19,800円の差が出るので、ここは1分考える価値があります。

解約と返金の条件

解約は押した瞬間に効くわけではありません。公式ヘルプの原文は「キャンセルは即時ではなく契約期間の終了日(月契約であれば契約開始日から30日後、年間契約であれば1年後)に実行され、期間内であればいつでもキャンセル取り消しが可能です」です。

操作いつ効くか差額の精算
解約契約期間の終了日期間内なら取り消し可
アップグレード即時差額精算・返金なし
ダウングレード次回更新日

アップグレードの扱いには注意が要ります。「変更後プランの料金が新たに請求されます。ご利用中プランの残存期間分の料金との差額精算や返金は行っておりません」と明記されているので、期間の後半に上げるほど重複して払う額が大きくなります

特定商取引法に基づく表記の側には「キャンセルを希望される場合は、次回の課金日の前日までにお手続きください」とあります。前日を過ぎると次の1期間ぶんが確定するので、やめると決めたら課金日を先に確認してください。

返金についての記載は、3か所にあって内容が違います

同じ会社の3つのページが、返金について別のことを書いています。どれも公式なので、そのまま並べます。

掲載場所記載
特定商取引法に基づく表記「電子商品としての性質上、返品/キャンセルできかねます」
同(サブスクリプションの項目)「すでに支払われた期間の料金の返金はいたしません」
公式ヘルプ「返金の対応について」「文字起こしの結果が全く使い物にならなかった場合、問い合わせよりその音声の利用料金を返金させていただきます」

3つ目には条件が付いています。繰り返し返金を申し込んでいる場合、単語レベルでは正しく解析されていると確認された場合、対象のノートを削除した場合には断られることがある、と書かれています。返金を申し出るなら、対象のノートを消さずに残すのが実務上の要点です。

特定商取引法に基づく表記には、音声認識の精度が低いこと以外の明確な不具合があった場合は修正して提供する、という趣旨の記載もあります。3つ目の「その音声の利用料金」という書き方は1件ずつの課金を前提にした文面で、月額のサブスクリプションでどう適用されるかは公式に記載を確認できませんでした。

「無制限」は、時間のことです

ここがいちばん読み落とされます。プロプランの内訳を見ると、無制限と書かれているのは2つだけです。

項目公表
Botによる録画無制限
文字起こし時間無制限
Rimo AI1,000クレジット(無制限ではない)

つまり、録って文字にする部分に上限が無い。一方でAIを使う機能には枠があります。1,000クレジットで何が何回できるのかは、料金ページに書かれていません。

分数で刻む他社(PLAUDAnkerは月300分〜1,200分)とは、料金の作りがそもそも違います。長時間の会議が多いほど、時間無制限の効きは大きくなります。

話者分離は、実質3段に分かれています

料金表では「話者分離」が2行に分かれています。「ノートごとの設定」は4プランすべてに✓が付き、「ボイスデータ利用」はチームプランと法人プランだけです。ただし手順のページまで読むと、実際には3段あります。

やり方対象
手で指定するノートの中で発言者を選ぶ4プランすべて
教えてからAIが埋める参加者ごとに10秒以上を手作業で指定法人・チーム・プロ
声紋で自動判定するボイスデータを事前に登録法人・チーム

真ん中の段は、思っているほど自動ではありません。公式の手順に「すべての参加者の発言箇所が10秒以上になる程度の話者分離を手動で行ってください」とあり、先に人が教えてから残りをAIが埋める方式です。参加者が6人いれば、6人ぶんの手作業が先に来ます。

この段が文字起こしプランで使えるかどうかは、公式ページの間で食い違っています。手順記事は冒頭に「利用可能プラン:法人プラン、チームプラン、プロプラン」と書いていますが、文字起こしプラン向けの編集記事はこの手順へリンクしています。どちらが現行かは公式に確認できませんでした。

2時間を超えるファイルでは、うまく働かない場合があると公式が書いています

同じ手順ページに、条件がはっきり書かれています。「記録時間が2時間を超える音声・動画ファイルの場合、自動話者分離が上手く機能しない場合があります」。

長い会議を1本のまま入れると話者の割り当てが崩れる可能性がある、と事業者自身が告知している形です。半日の研修や取締役会のように2時間を超える記録が多いなら、先に区切ってから入れるのが安全側の運用になります。区切り方の考え方は長い録音をどう分けるかにまとめました。

声紋を使う段は、登録の手間が別に要ります。本人が60秒の読み上げを録音するか、管理者が過去のノートの話者指定箇所から登録する方式で、「高い精度を実現するために、1人につき5件ほど登録することをおすすめします」と書かれています。10人のチームなら50件です。

識別できる話者の人数の上限と、話者分離の精度を示す数値は、公式に記載を確認できませんでした。話者分離が外れる壊れ方は仕組みの側に理由があるので、数字が無い以上は自分の会議で試して確かめることになります。

人の手による話者分離は、別料金です

AIで足りないときの逃げ道として、人手のオプションが用意されています。30秒単位の従量で、単価は公式のオプションページに出ています。

オプション単価(税込)40分の音声の例(税込)
話者分離44円/30秒5,280円
文字修正77円/30秒7,920円
話者分離+文字修正110円/30秒10,560円

右の列はAIの文字起こし代を含んだ額です。公式は40分の例を「5,280円(AI文字起こし1,760円+話者分離3,520円)」と内訳付きで示しています。人手の単価だけで見積もると足りません。

条件も付いています。中5営業日・180分までの価格で、181分以上は事前相談、日本語のみ。オプションページには「定額プラン、その他法人向けプランでご利用頂けます」という但し書きもあります。単語登録は初期設定22,000円(税込)で最大500語まで、IPアドレス制限は月額33,000円(税込)です。

AIクレジットの数え方

プロプランの「無制限」は文字起こしと録画の時間の話で、AIを使う機能には別枠があります。公式ヘルプの原文は「月あたり100ノート(毎月1000AIクレジットが付与され、1ノートにつき10クレジット消費でAI機能の利用が可能です)」です。

プラン付与されるクレジット1ノートあたり月に使える本数
プロ1,00010100本
チーム(1〜5ID)全体で1,00010全体で100本
チーム(6ID目以降)1IDごとに+200101IDごとに+20本

チームプランのクレジットは人数に比例しません。5人までは全体で1,000クレジットなので、5人で分けると1人あたり月20本です。10IDなら1,000+200×5=2,000クレジットで200本になり、こちらも1人あたり20本です。

使い切った場合は「101以上を消費されたい場合、10クレジット300円で購入が可能です」と記載があります。1ノートあたり300円の追加という読み方になるので、月150本のAI要約が要る個人なら、プロプランの4,950円に加えて追加購入が1万5千円ほど乗ります。会議の本数が多い人ほど、時間の無制限より先にこの枠が効いてきます。

AI要約のテンプレートは3種類です

AI要約は自由記述ではなく、あらかじめ用意された型から選ぶ形です。公式ヘルプに挙がっているのは3つです。

テンプレート何を作るか
会話のまとめ会話全体の要約
議事録議題、タスクの抜き出し、議題ごとの見出しと要約
記事の作成・編集記事の形への整形

議事録テンプレートは「議題、タスクの抜き出し、各議題ごとの見出しと要約を生成」と説明されています。タスクを抜き出す動きが最初から入っているので、宿題が残る会議には噛み合います。

型を自分で作れるのは法人プランだけです。「AIカスタムテンプレート」は料金表で法人プランにしか✓が付いておらず、プロプランとチームプランでは3種類から選ぶ運用になります。決まった書式の議事録を組織で回している場合、ここは検討の分かれ目です。書式そのものの考え方は議事録のひな形にまとめました。

利用できるのは法人・チーム・プロの3プランで、文字起こしプランでは使えません。公式ヘルプの該当ページに「利用可能プラン:法人プラン、チームプラン、プロプラン」と明記されています。

何が入っていて、何が入っていないか

プラン間の差は「使える/使えない」で切れているので、表を3つに分けます。まず記録の入り口です。

入り口文字起こしプロチーム法人
ファイルのアップロード
リアルタイムのマイク録音×
議事録Bot(Zoom・Teams・Meet・WebEx)×
Googleカレンダー・Outlook連携×

文字起こしプランで使えるのはファイルのアップロードだけです。手元で録った音声を後から入れる使い方はできますが、その場で録りながら文字が出る使い方はできません。Web会議に自動で入るBotも、プロプラン以上の機能です。

文字起こしプランでも動画のアップロードは通ります。ただし「アップロードはできますが、ノート上では音声のみ確認可能です」と記載があるので、映像を見返す用途には向きません。

AIとチームの機能

機能文字起こしプロチーム法人
AI議事録要約作成×
話者分離(ノートごとの設定)
話者分離(ボイスデータ利用)××
チーム管理××

チーム管理がプロプランに含まれない点は、人数の見積もりに直接効きます。2人で共同編集したいだけでもチームプランが要るので、月6,600円×2=13,200円(税込)が下限になります。

フォルダを共有せず各自がプロプランを持つ形なら、4,950円×2=9,900円(税込)です。共有が要るかどうかで月に3,300円の差が出ます。少人数のチームで導入するときは、ここを最初に決めてください。

法人プランだけの機能

機能法人プランそれ以外の3プラン
AIカスタムテンプレート×
辞書(専門用語の登録)×
IPアドレス制限・SSO×
請求書対応×
専任サポート×

辞書が法人プランだけという点は、業界用語や社名が多い会議では重い制約です。プロプランやチームプランでは、社内の固有名詞を事前に登録して認識を寄せる手段がありません。

単体のオプションとしては単語登録(初期設定22,000円・税込/最大500語)がありますが、こちらも定額プランと法人向けプラン向けの提供と書かれています。SSOはSAML認証とOIDC認証に対応すると公式の機能ページに記載があるので、既存の認証基盤に載せる必要がある組織は実質的に法人プランからの検討になります。

書き出せる形式

ダウンロードできる形式もプランで違います。まず文書として出す場合です。

形式プロ・チーム・法人文字起こしプラン
テキスト(.txt)
Word(.docx)
PDF(.pdf)×
Excel(.xlsx)
CSV(.csv)

音声・動画・字幕の側はこうなります。

形式プロ・チーム・法人文字起こしプラン
音声(.m4a)
動画(.mp4)×
字幕(.vtt)
字幕(.srt)

PDFはパソコンからのみで、モバイルでは選べないと記載があります。文字起こしプランに無いのはPDFと動画の2つで、テキスト系は同じだけ出せます。記録を外に持ち出せるかどうかは乗り換えるときに効く条件なので、csvとm4aが両方のプランで出せるのは実務上ありがたい仕様です。

ただし「まとめ・議事録」の書き出しは別扱いで、対応するのはtxt・docx・pdfの3つだけです。表計算に流し込みたい場合、議事録そのものはxlsxやcsvでは出せません。持ち出しの一般的な考え方は議事録データを持ち出せるかに書きました。

ファイルの上限と、入れられる形式

1ファイルあたりの制限は、金額と同じくらい実務に効きます。公式の記載はこうです。「1ファイル当たりのファイルサイズの上限は現状設けておりませんが、システムの都合上、ファイルサイズは 音声ファイルの場合:1GB以下 動画ファイルの場合:3GB以下 とし、時間は5時間未満の長さに抑えて下さい」。

種類目安推奨形式
音声1GB以下.m4a
動画3GB以下.mp4
長さ5時間未満

「上限は設けていない」と「抑えて下さい」が同じ文に同居している書き方なので、5時間を超えるファイルが必ず弾かれるとは書かれていません。それ以上の場合はエラーが発生する可能性がある、という案内です。

形式はmp3やwavも受け付けますが、時間がかかる場合は変換を案内されます。wma形式は法人プランと個人従量プランでのみ利用可能と記載があります。なお個人向けの旧従量課金プランは「新規の受付を停止しています」と書かれているので、これから契約する人がwmaを使う道は法人プランだけです。

モバイルアプリと、ブラウザの推奨環境

iOSとAndroidのアプリがあり、App StoreとGoogle Playで無料配布されています。公式のリリースノートには2026年5月7日付でモバイルアプリの提供開始が告知されています。

アプリには省エネ録音モードがあります。録音中は通信せず端末に保存し、後からWi-Fiでまとめて送る作りで、公式は「省エネ録音モードでは、録音中にリアルタイム文字起こしは表示されません」と説明しています。電波の弱い場所や、長時間の録音でバッテリーを持たせたい場面向けの機能です。

iPhoneには、公式ヘルプが仕様として明記している制約があります。「◇iPhone:録音中に着信があると録音が停止する仕様」。商談の途中で電話が入ると、そこで録音が切れます。機内モードにするか、着信を止めておく運用が要ります。

ブラウザで使う場合

OS推奨ブラウザ
WindowsChrome / Edge
MacChrome / Safari
iPhone・iPadSafari / Chrome / Edge
Android標準ブラウザ / Chrome / Edge

iPhoneのブラウザで使う場合、Safari以外では録音ができません。公式に「iPhoneご利用の場合:Google Chromeからはブラウザの仕様で音声録音が出来ませんので、Safariをご利用ください」と記載があります。

推奨環境の表にはiPhoneのChromeも載っているので、表だけを見ると気づけません。表示や再生はできるが録音はできない、という切り分けです。

モバイルアプリが端末の中だけで文字起こしをするかどうかは、公式に記載を確認できませんでした。省エネ録音モードは音声を端末に貯めて後から送る仕組みという説明があるだけで、通信せずに文字にする話ではありません。通信しない構成が要るかどうかの判断は別の記事にあります。

料金の作りが、他社と違うところ

この分野のサービスは、何で課金するかがばらばらです。Rimo Voiceの作りを他社と並べると、比較の軸が見えます。

サービス費用が増える条件
Rimo Voice(プロ以上)使う人が増える。時間では増えない
Rimo Voice(文字起こし)使う人が増える。月2,100分を超えると止まる
Notta月の文字起こし時間が増える
ZMEETING同時に開催する会議の本数が増える

プロプラン以上は、時間で費用が動きません。1回2時間の会議が週に5本あっても、月額は4,950円(税込)のままです。時間で刻むサービスと比べると、長い会議が多い働き方ほど有利になります。

不利なのは、人数が多くて1人あたりの会議が少ない組織です。月に2本しか会議が無い人にも1アカウントぶんの費用がかかるので、チームプランで10人ぶん契約すると月66,000円(税込)になります。

どちらが得かは、会議の総時間ではなく会議が誰に集中しているかで決まります。特定の数人が記録を全部担っているなら人数課金が有利で、全員が満遍なく会議に出るなら不利です。候補の絞り方は4つの質問に整理してあります。

セキュリティは、この分野では厚いほうです

公式サイトに次の記載があります。

  • ISO27001・ISO27017 取得済み
  • データは日本国内で保管
  • AI学習なし(全プランの機能として明記)
  • 法人プランで IPアドレス制限・SSO・利用ログと明細の管理

認証を持っているサービスは、この分野では多くありません。社内の規定で「ISO27001を取得していること」が条件になっている組織では、ここが決め手になります。逆に言えば、認証が要件に入っているなら、認証を持たないサービスは検討の土俵に上がりません。なお、当サイトを運営しているRecoryはこれらの認証を取得していません。そこは事実として書いておきます(Recoryの構えはこちら)。

データはどこへ行くか

保管先については、公式の機能ページに「日本国内のデータセンター(GCP)でデータを保管し、国内法規制への対応と高速なアクセスを実現しています」と記載があります。通信の暗号化は別のページに書かれていて、公式ヘルプの記述は「通信はTLSプロトコルv1.3(SSL)を用いて暗号化されており」です。

ここまでは国内で閉じています。ただしAIを使う機能では話が変わります。公式ヘルプに掲載されているセキュリティホワイトペーパー2.2版に、こうあります。「処理過程で外部サービスプロバイダ(具体的にはOpenAI社, Anthropic社)にデータが送信され、この際には米国に所在するサーバーで一時的に(最大30日間)保存されることがあります」。

同じヘルプ記事の本文は、送信先をもう1社挙げています。「最近ではその時々の精度が良いものを利用するため、要約に、Anthropic社のClaude、Google社のGeminiを利用することもあります。この際のデータの取り扱いも同様に30日間を上限としてデータが保持されることがあります」。要約を使う時点で、文字起こしの内容は国外へ出ます。Rimo VoiceはClaudeの公式コネクタにも掲載されており、要約に使うだけでなく議事録そのものをAIから読ませる繋ぎ方はMCP対応の議事録サービス比較で他社と並べています。

回避手段も用意されています。「Azure OpenAI の利用オプションを申し込むとこの事象がなくなりますが、一部最新の機能を利用できないことがあります」と記載があるので、国外送信を止める代わりに機能が減る、という取引になります。プライバシーポリシーにも「個人情報であっても第三者(日本国外にある者を含みます)に提供する場合がございます」とあります。

保管期間は3つしか公表されていません

データの保管期間について公式に記載があるのは、3プランぶんだけです。

プラン保管期間
文字起こし30日(31日経過後に自動削除)
プロ現時点では自動削除なし
チーム公式に記載を確認できませんでした
法人無制限

プロプランには注記が付いています。「今後ストレージ制限を設けさせていただく可能性がございます。仕様変更の際は1カ月以上前にユーザー様に告知をいたします」。いまの「自動削除なし」は将来変わりうるという前提で、告知は1か月以上前と決められています。

削除したときの挙動も書かれています。ノートの「・・・」メニューから消すと音声とテキストの両方が消え、復元はできません。ただし「削除された際にも課金の明細などに必要な情報のメタデータ(タイトル、音声データの長さ、アップロード日時など)は残ります」と明記されています。

バックアップは過去7日分の保持と月次スナップショットで、月次の保管期間は最大14か月。利用者からの復元要望は承っていないと書かれています。サービスが続けられなくなった場合については、告知後に最低1か月はデータをダウンロードできる期間を設けるという記載があります。サービスが終わるときに何が起きるかは他社で実際に起きているので、この記載があること自体は評価できる点です。

認証は、登録簿で番号まで確認できます

ISO27001とISO27017の取得は公式サイトに書かれていますが、書いてあるだけでは確かめたことになりません。認定機関であるISMS-ACの登録簿で照合できます。

ISO/IEC 27001ISO/IEC 27017
登録番号IS 744423CLOUD 768920
規格・基準JIS Q 27001:2023JIP-ISMS517-1.0
初回登録日2021年5月21日2022年5月22日
有効期限2027年5月20日2027年5月20日

いずれも組織名称はRimo合同会社、認証機関はBSIグループジャパン株式会社(認定番号ISR004)です。27017のほうは登録範囲まで公開されていて、「Rimo Voiceの提供に係るクラウドサービスプロバイダとしてのシステム開発・運用・保守、およびGoogle Cloudのクラウドサービスカスタマとしての利用」と記載があります。

登録番号まで突き合わせられる認証を持つ議事録サービスは、この分野では多くありません。社内の規定に認証の取得が入っている場合、ここが土俵に上がれるかどうかの分かれ目になります。

公式の情報セキュリティ方針のページには、2021年2月24日制定・2022年6月12日改定という日付と代表社員の名義がありますが、登録番号の記載はありません。番号は公式ヘルプのセキュリティ記事のほうに載っています。

情報システム部門から聞かれる項目

導入の可否を情シスに諮る場合、聞かれることはだいたい決まっています。公式に記載がある項目だけを並べます。

聞かれること公式の記載
データの保管場所日本国内のデータセンター(GCP)
通信の暗号化TLSプロトコルv1.3
AI学習への利用2025年10月1日から全プランで学習に使わない
国外への送信要約などで米国のサーバーに最大30日間
セキュリティ認証ISO/IEC 27001・27017(登録番号あり)

AI学習については、時期のはっきりした告知があります。「2025年10月1日より、Rimo Voiceでは、すべてのプランにおいて『AIモデルの学習にお客様データを利用しない』方針を正式に決定しました」と記載があり、設定画面の「機械学習関連情報」も非表示になったと書かれています。文字起こしプランについては、それ以前の契約者のデータも学習オフになっていると説明されています。学習の扱いはサービスごとに違うので、各社の原文を並べた記事も見てください。

詰まりやすいのは、契約が終わったあとのデータです。「Rimoの利用に関する契約が終了した場合でも、文字起こし結果やお客様によって作成された議事録などのデータは削除されません」とあり、退会前に自分で消す運用が要ります。Rimo側で消してもらう場合は別途費用がかかる扱いです。

IPアドレスでアクセスを絞りたい場合は、法人プランに含まれるか、月額33,000円(税込)のオプションになります。セキュリティを検討するときの見方は別の記事に整理してあります。

使っているAIモデルは非公開です

音声認識と要約に使うモデルについて、公式ヘルプは「音声認識のAIモデル・要約生成のAIモデルともに非公開となります」と書いています。精度の数値も、公式サイト・ヘルプのいずれにも記載を確認できませんでした。

ただし非公開なのはモデル名であって、送信先の事業者名ではありません。セキュリティの記事にはOpenAI社・Anthropic社・Google社の名前が出ています。法人プランについては「法人プランでは、Claude 3.7 Sonnet、AzureOpenAIなどのモデル指定が可能です」と記載があり、モデルを選べるのはこのプランだけです。

言語については、日本語向けの最適化が説明されています。「漢字やカタカナ、句読点を含めた自然な日本語認識を実現」という書き方で、前後の文脈の参照にも触れています。精度という言葉が指しているものは3つに分かれるので、数字が無い以上は自分の音声で試すしかありません。

提供元と、問い合わせの窓口

項目記載
会社名Rimo合同会社(英語名 Rimo LLC.)
設立2019年10月1日
代表相川直視
資本金3,000,000円
従業員数40名(業務委託を含む)

所在地は東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階(〒150-6018)です。問い合わせ窓口はメール(support@rimo.app)で、電話番号は掲載されていません。

特定商取引法に基づく表記に、その理由が書かれています。「弊社電話番号はお客様からのご要望に基づき遅滞なく電子メールにて通知いたします」。電話で相談したい場合は、まずメールで番号を請求するという順番になります。急いで連絡を取りたい場面では1手多くかかります。

公式が数字を出していない項目

「詳しく書いてある」ことと同じくらい、書かれていないことを知っておくのが実務では効きます。2026年9月2日時点で、公式ページに記載を確認できなかったのは次です。

項目状態
文字起こしの精度公表値なし(「高精度」の語はあるが数字は無い)
無料トライアルの期間記載なし(カード登録が不要なことだけ書かれている)
年払いの有無と価格記載なし
解約の条件記載なし
従量課金・追加購入記載なし
プロ以上のデータ保管期間記載なし(法人プランだけ「無制限」と明記)
Rimo AI 1,000クレジットで何ができるか記載なし

話者分離は文字起こしプランの機能として明記されています。精度の数字はどのプランにもありません。 「高精度」を掲げるサービスで公表値が無いのは珍しくなく、精度という言葉が3つの別のことを 指しているためでもあります。

料金ページに無くても、公式ヘルプには書いてあるもの

料金ページだけを見て「記載がない」と判断すると、いくつか取りこぼします。ヘルプ(guide.rimo.app)まで含めれば分かる項目を挙げます。

項目料金ページ公式ヘルプ
年払いの価格切り替えで表示金額と割引率まで記載
無料トライアルの期間「カード登録なしで試せる」のみ1週間/文字起こしは音声60分
解約の条件記載なし契約期間の終了日に実行
クレジットの追加購入記載なし10クレジット300円
プロプランの保管期間記載なし現時点では自動削除なし

この製品は、料金ページよりヘルプのほうが情報が濃いという構造をしています。契約前に読むなら、料金ページ(rimo.app/about/voice/plans)と、ヘルプの「プランと利用料金」「個人向け新サブスクリプションプランでできること」の3本が最短です。逆に、ヘルプまで見ても分からないものもあります。法人プランの金額と1アカウント単価、チームプランのデータ保管期間、チームプランで作れるアカウント数の上限、一括アップロードで一度に送れるファイル数の上限は、いずれも公式に記載を確認できませんでした。

公式ページ同士で食い違っているところ

同じ会社のページが別のことを書いている箇所が、いくつかあります。判断に効くので、事実として並べます。

項目片方の記載もう片方の記載
対応言語数機能ページ「60カ国語以上」個人向けプランのヘルプ「20カ国語以上」
チームプランの年払い「33%OFF」併記の実額は25%引き
自動話者分離の対象料金表は4プランすべてに✓手順記事は「法人・チーム・プロ」
旧従量プランオプションページは「スポットプラン」に言及ヘルプは「新規の受付を停止」

言語数については、時期のはっきりした記載があります。公式のリリースノートに「文字起こし機能で対応する言語を、24言語から60言語に拡大しました」とあり、日付は2026年7月23日です。新しいのは60言語のほうで、20カ国語以上と書いてあるヘルプ記事が更新されていないと読めます。

「フリープラン」という表記にも注意が要ります。ヘルプ記事のタイトルに「【文字起こしプラン・フリープラン】」という書き方が出てきますが、料金ページに掲載されているのは有料の4プランだけで、フリープランの内容を定義したページは見つけられませんでした。無料で使えるものとして公式に確認できたのは、1週間の無料トライアル(文字起こしプランは音声60分)だけです。

向く場面・向かない場面

Web会議が中心向くボットが入って録る対面が中心向かないボットを入れられない長い会議が多い向く時間が無制限認証が社内の条件向くISO取得済み
会議の入り方で、答えが変わる。

向く

  • Web会議が中心。Zoom・Teams・Google Meet・Webex のいずれかを使っている
  • 1回が長い会議が多い。時間無制限なので、分数で刻むサービスより読みやすい
  • 社内の規定で認証が要る。ISO27001・ISO27017を持っている
  • チームで記録を共有し、一緒に編集したい(チームプラン以上)

向かない

  • 対面の打ち合わせが中心。ボットは会議ツールに入るものなので、机を挟んだ商談には使えません
  • 相手先の規定でボットを入れられない。これは意外と多く、理由は4種類あります
  • 月4,950円を1人で払う量に届かない。会議が週1〜2本なら、無制限の枠は余ります(この場合は月1,650円の文字起こしプランを見てください
  • 記録を長く残したい。文字起こしプランは保管30日で、無制限なのは法人プランだけです

プラン別に、向く人と向かない人

4つのプランは値段の階段ではなく、別々の使い方に当たっています。1つずつ書きます。

文字にするところまででいい文字起こし月1,650円・30日1人でAI要約まで使うプロ月4,950円・無制限2人以上で共有し共同編集するチーム1人あたり月6,600円辞書とSSOと請求書が要る法人11人以上は見積り
値段の階段ではなく、使い方の分かれ道になっています。

文字起こしプラン(月1,650円)

向くのは、テキストが出れば自分で整えられる人です。月2,100分=35時間は個人の会議量なら余ります。手元で録った音声を後から入れる使い方に限られますが、時間あたりの単価では有利です。

向かないのは、記録を貯めたい人です。保管が30日なので、3か月前の商談は消えています。加えてリアルタイム録音もBotもAI要約もカレンダー連携も付かず、PDFと動画の書き出しもできません。文字にする工程だけを買う、という割り切りが要ります。

プロプラン(月4,950円)

向くのは、Web会議が多くて1人で完結する人です。文字起こしとBot録画が時間無制限なので、長い会議が続く月でも料金が動きません。AI要約は月100本まで使えます。

向かないのは、声紋での話者分離が要る人です。ボイスデータ利用はチームプラン以上で、プロプランでは参加者ごとに10秒ぶんを手で指定する方式になります。チームフォルダでの共同作業と辞書も付きません。

チームプラン(1アカウント月6,600円)

向くのは、2人以上で記録を共有し、一緒に編集する使い方です。声紋を登録しての自動話者分離も、この段から使えます。同じメンバーが繰り返し出る定例会議が多いほど、声紋の登録が効いてきます。

向かないのは、人数が多くAI要約も多く使う組織です。クレジットは1〜5IDで全体1,000、6ID目以降が1IDごとに+200なので、5人までは全体で月100本を分け合う形になります。データの保管期間も、チームプランだけ公式に記載を確認できませんでした。

法人プラン(見積り・11アカウント以上)

向くのは、辞書・AIカスタムテンプレート・IP制限・SSO・請求書払いのどれかが条件に入っている組織です。これらは全部このプランだけの機能で、下のプランで代替する手段がありません。データ保管が無制限なのもこのプランです。

向かないのは、10人以下の組織と、予算を先に固めたい場合です。11アカウントという下限があり、金額は「お見積り」としか書かれていません。1アカウントあたりの単価も公式に記載を確認できませんでした。チームで使う場合の料金の考え方は別の記事にまとめてあります。

契約する前に確かめること

何人で使うか月に何時間録るか記録を何か月残すか要約は月何本かプランが決まる
この順に見ると、契約後の想定違いが減ります。

この4つで、ほぼ決まります。2人以上で共有するならチーム以上、月35時間以下でAI要約が不要なら文字起こしプラン、要約が月100本を超えるならクレジットの追加購入を見込む、という順です。

そのうえで、自分の会議で試す価値があるのは2点あります。1つは話者が実際に分かれるか。もう1つは録音の入り口が自分の会議に合うか(Web会議ならBot、対面ならモバイルアプリかファイルの持ち込み)です。

トライアルを始める前に、月払いか年払いかを決めてください。開始後は変更できず、プロプランなら年で19,800円の差が出ます。会議に入れるボットが相手先の規定で断られる場合は主導線ごと使えないので、断られる理由の4種類を先に確かめておくと無駄がありません。

対面が中心なら、どうするか

Rimo Voice の作りはWeb会議が前提です。ボットを入れられない場面——対面の商談、立ち話、相手先の規定でボットが断られる会議——では、そもそも録る手段がありません。そこは端末で録るタイプの道具の領分になります。専用機ならAIレコーダーの一覧、iPhone1台で済ませたいなら8つの方法の比較にまとめています。

Recoryとの違いは前提そのものが違うので、比べる場面は限られます。両方を使う——Web会議はRimo、対面は端末——という分け方も、実際には成立します。


料金と仕様は2026年9月2日時点の公式ページ(rimo.app)の表示です。プランの内容は変わることがあるので、契約前に公式でご確認ください。

よくある質問

Rimo Voiceの料金はいくらですか

4つあります。文字起こしプランが月1,650円(月2,100分)、プロプランが月4,950円(無制限)、チームプランが月6,600円(無制限)、法人プランは見積りで11アカウント以上からです。すべて税込です。

Rimo Voiceのいちばん安いプランで足りますか

月2,100分=35時間まで文字起こしができます。ただし文字起こしプランにはAIの要約もBotによる録画も付かず、データの保管が30日までです。文字にするところまでで、議事録の形にするのは自分でやる、という切り分けになります。

Rimo Voiceの「無制限」に含まれないものはありますか

プロプランには「Rimo AI 1000クレジット」という枠が別にあります。文字起こしとBotによる録画は無制限ですが、AIを使う機能にはクレジットの上限があるという書き方です。無制限という言葉が指しているのは文字起こしと録画の時間です。

Rimo Voiceは録音したデータをAIの学習に使いますか

公式の料金ページに、すべてのプランの機能として「AI学習なし」と明記されています。データは日本国内で保管されるとも書かれています。

Rimo Voiceはセキュリティの認証を持っていますか

ISO27001とISO27017を取得済みと公式サイトに記載があります。社内の規定で認証の有無が問われる場合、ここは判断材料になります。

Rimo Voiceに年払いはありますか

あります。文字起こしプランが年13,200円(月あたり1,100円)、プロプランが年39,600円(同3,300円)、チームプランが年59,400円(同4,950円)です。すべて税込で、公式ヘルプは文字起こしプランとプロプランについて「33%ほどお得」と書いています。1年で浮く額は文字起こしプランが6,600円、プロプランとチームプランが19,800円です。

Rimo Voiceの無料トライアルは何日ですか

1週間です。ただし文字起こしプランだけは期間ではなく音声60分ぶんが無料枠になります。プロプランの1週間は「開始した日時から168時間後に終了」と公式に記載があり、クレジットカードを登録していなければ1週間後に自動でキャンセルされて課金は発生しません。トライアル中は月払いと年払いを変更できないので、始める前に決めてください。

Rimo Voiceは解約するとすぐ止まりますか

止まりません。公式ヘルプに「キャンセルは即時ではなく契約期間の終了日(月契約であれば契約開始日から30日後、年間契約であれば1年後)に実行され」と記載があります。期間内ならキャンセルの取り消しもできます。手続きは次回の課金日の前日までに済ませる必要があり、すでに支払った期間ぶんの返金はないと特定商取引法に基づく表記に書かれています。

Rimo Voiceの話者分離は自動でできますか

完全な自動ではありません。声紋(ボイスデータ)を登録する方式はチームプランと法人プランだけで、プロプランでは参加者ごとに10秒以上ぶんを手作業で話者指定してから、残りをAIが埋める方式です。また「記録時間が2時間を超える音声・動画ファイルの場合、自動話者分離が上手く機能しない場合があります」と公式に明記されています。識別できる人数の上限と精度の数値は、公式に記載を確認できませんでした。

Rimo VoiceのAIクレジットは月に何回使えますか

プロプランは毎月1,000クレジットで、1ノートにつき10クレジット消費するため月100ノートまでです。チームプランは1〜5IDで全体1,000クレジット、6ID目以降は1IDごとに200クレジット追加されます。使い切った場合は10クレジット300円で追加購入できると公式ヘルプに記載があります。

Rimo Voiceのデータは海外に送られますか

保管先は日本国内のデータセンター(GCP)と公式の機能ページに記載があります。ただしAI要約などを使うと、OpenAI社・Anthropic社(ヘルプ記事はGoogle社のGeminiも挙げています)に文字起こし内容が送信され、セキュリティホワイトペーパー2.2版は米国のサーバーで最大30日間一時保存されることがあると記載しています。Azure OpenAIの利用オプションを申し込むとこの送信は無くなりますが、一部の最新機能が使えなくなると注記されています。

Rimo Voiceの文字起こしプランでAI要約は使えますか

使えません。公式ヘルプの要約機能のページに「利用可能プラン:法人プラン、チームプラン、プロプラン」と明記されています。文字起こしプランではリアルタイムのマイク録音、議事録Bot、Googleカレンダー・Outlook連携も制限され、書き出しもPDFと動画(.mp4)が選べません。データの保管期間も30日です。

Rimo Voiceにスマホアプリはありますか

iOSとAndroidのアプリがあり、App StoreとGoogle Playで無料配布されています。公式のリリースノートには2026年5月7日付で提供開始の告知があります。録音中に通信しない省エネ録音モードがありますが、その間はリアルタイム文字起こしが表示されません。iPhoneについては「録音中に着信があると録音が停止する仕様」と公式ヘルプに明記されています。

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