Recory ノート ダウンロード
選び方と比較

iPhone1台で対面の会議を議事録にする8つの方法を比べた

対面の打ち合わせをiPhoneだけで記録したい人向けに、専用機からアプリ、iOS標準機能まで8つを同じ条件で並べました。連続録音の上限・落ちたときの復旧・出典から音声に戻れるかまで比較しています。

議事録アプリの比較記事はたくさんありますが、ほとんどが法人向けSaaSの一覧です。5名で月2〜3万円、Web会議に自動参加するボット型。録るだけのものから議事録まで作るものまで、段で分けた広い比較は議事録アプリの比較にまとめてあります。

この記事の内容(23項目)
  1. まず、目的から選ぶ
  2. 8つを同じ条件で並べる
  3. 何分あるか
  4. 何人いるか
  5. いちばん長い1本は何分か
  6. 1. Recory — 対面をiPhoneだけで完結させる
  7. 2. PLAUD Note Pro — 通話と長時間なら、これ
  8. 3. Notta(ノッタ) — Web会議も対面も、幅広く
  9. 4. Rimo Voice — Web会議と両立させたい人へ
  10. 5. オートメモ — 日本のメーカーで、専用機もアプリもある
  11. 6. Notion AI ミーティングノート — Notionで完結させたい人へ
  12. 7. 無限もじおこし — 月500円という価格
  13. 8. iOS標準のボイスメモ — まず試すならここ
  14. 条件は3段になっている
  15. ボイスメモで録るときに効く設定
  16. 文字起こしと要約を取り出す
  17. 電話商談なら、標準機能で録って文字起こしまで行く
  18. 標準機能で確認できなかったこと
  19. 選び方をもう一度
  20. 分けると決めたら、条件を読む
  21. 音を鳴らすと止まる
  22. 電話が来ると、録音が消えることがある
  23. 長時間は、容量と設定が先に効いてくる

この記事が想定しているのは違う人です。

iPhone1台で、目の前の人との打ち合わせを記録したい。

商談、面談、取材、現場の打ち合わせ。この条件に限った比較なので、チームで共有したい方や、Zoom・Teamsの自動記録が欲しい方には合いません。先に書いておきます。

文字にするだけでいい標準のボイスメモ無料・話者は分かれない議事録まで欲しい専用のアプリ月額がかかる話者を分けたい外部のサービス音声が外へ出る
iPhone1台で対面を記録する道。目的で分かれる。

まず、目的から選ぶ

やりたいこと見るべき項目向いているもの
対面の会議を議事録まで自動で話者分離・議事録生成Recory / Notta
電話商談を録りたい通話録音の可否PLAUD Note / Note Pro(アプリでは不可)
1日中録りっぱなしにしたい連続録音・電池PLAUD(最大50時間)
Notionに議事録を置きたいNotion連携Notion AI / Recory
とにかく安く文字起こしだけ月額・文字起こしの上限無限もじおこし(月500円)
Web会議と対面の両方を1つでボット・リアルタイム表示Rimo Voice / Notta
費用をかけずに試したい無料でできる範囲iOS標準のボイスメモ
議事録を共同編集・管理者が中身を見る権限管理・同時編集この記事の対象外(法人向けSaaSへ)

最後の行が対象外なのは、この記事で挙げる8つがどれもそこに向いていないからです。比較表を開く前に、自分が何を見たいのかを決めておくと早く終わります。ここで挙げる7つは、会議で実際に失敗したときに効いてくる順に並べました。

上の3つは候補を絞る軸で、下の4つは契約したあとに後悔するかどうかを決める軸です。順番を逆にすると、安いものを選んでから使えないことに気づきます。

無料枠は何分あるか月の分数一度に何分まで通るか会議1本が通るか誰が言ったかが分かれるか話者分離決定事項と宿題まで出るか要約・議事録その一文の音声に戻れるか聞き直しテキストと音声を取り出せるか持ち出し音声がどこへ行くかデータの扱い
比べる軸は7つ。上の3つで候補が決まり、下の4つで後悔が決まる。
何を見るかどこに書いてあるか
無料枠月に何分、または何回使えるか料金ページ
一度の上限会議1本がそのまま通るか料金ページの注記・ヘルプ
話者分離誰が言ったかが分かれるか機能一覧
何を見るかどこに書いてあるか
要約・議事録決定事項と宿題まで出るか機能一覧
音声に戻れるか気になる一文からその瞬間へ飛べるかヘルプ
書き出しテキストと音声を手元に取れるかヘルプ
データの扱い学習に使うか、どこへ送るかプラン表・ヘルプ

2番目の「一度の上限」がいちばん見落とされます。月の分数が足りていても、1回の上限で切られると会議1本が通りません。Nottaのフリープランは月120分ですが、公式の料金ページには「1回につき3分まで文字起こし可能」と併記されています。月120分を60分の会議2本に使うことはできない、ということです。

7番目の「データの扱い」も、プラン名まで見ないと読み違えます。Nottaのヘルプセンターは、データをAI学習に利用しない環境を「ビジネスPlus」以上のものとして説明しています。料金ページのカードにビジネスPlusは並んでいないので、カードだけを見ると条件を1段軽く読むことになります。

「学習に使いません」という記載を見つけたら、それがどのプランの話なのかを必ず確かめてください。無料で試しているあいだと、契約したあとで扱いが変わる設計はあり得ます。

8つを同じ条件で並べる

比較記事でよく使われる列(月額・対応OS・AI要約)はどこにでもあるので、長い会議で実際に効くのに、どの比較表にも載っていない項目を入れました。

初期費用月額無料でできる範囲連続録音話者分離落ちても残るか出典から音声へ音声/動画の取り込みAIの学習に使われるか通話録音
Recory¥0¥980〜¥2,4803会議・各60分4時間+崩れたときに聞き直せる(短い間隔で確定)(行タップ)(m4a/mp3/wav・mp4/mov)使われない(お試しも同じ)×
PLAUD Note Pro¥30,800¥0〜¥5,000月300分50時間(4マイク・5m)(端末に保存)要約→該当箇所へ
Notta¥0¥1,980(年払い¥1,185)月120分・1回3分(有料)×
Rimo Voice¥0¥1,650〜¥4,950トライアルあり+手動指定で再実行(省エネ録音)全プランで不使用と明記×
オートメモ¥0〜¥19,800¥1,480月60分約16時間※(専用機)×
Notion AI¥0Notion AI契約1日10時間主眼ではない×
無限もじおこし¥0¥500月3回×
iOS ボイスメモ¥0¥0全部容量まで××××(自分で録る)端末内で処理×

※カタログ値です。価格は2026年8月時点の税込。「—」は公表値を確認できなかった項目で、推測では埋めていません

「AIの学習に使われるか」を列にしたのは、ここが最も多い不安だからです。注意すべきは、無料プランだけが学習の対象になる設計のサービスがあること。「学習に使いません」と書いてあっても、それが有料プランの話かどうかを確認してください。

うちについては送信先6社を実名で公開しており、いずれも有料APIプランでの利用のため学習に使われません。お試し(無料)でも扱いは同じです。確かめ方の手順は5つの質問にまとめました。

表を眺めても決まらないのは、自分の会議の大きさを知らないからです。測るのは3つだけで、どれも今週の予定表から出ます。

何分あるか

議事録が要る会議だけを1週間分書き出して、分数を足します。週に1本60分の会議があるなら、1か月はおよそ258分(60分×4.3週)。週2本なら516分です。

この数字を先に出しておくと、月額の比較が一瞬で終わります。月1,800分のプランは、週2本の60分会議に対して3倍以上の余裕がある、と分かるからです。

何人いるか

参加者の人数を数えます。2人なのか、6人なのか。ここが話者分離の要否に直結します。

1対1なら、質問しているのが自分で答えているのが相手なので、読めば分かります。3人を超えたあたりから、あとで「誰が引き受けたのか」が読み取れなくなります。

いちばん長い1本は何分か

月の合計より、最長の1本が通るかどうかが先です。3時間の研修が月に1回あるなら、月300分の枠でも1回の上限で落ちる可能性があります。

測るところまでは0円でできます。手持ちのiPhoneで1本録れば、分数も人数も録音の感触も全部出ます。ボイスメモアプリはホーム画面直下ではなく「ユーティリティ」フォルダの中にあります。

測ることやり方使うもの
月の分数1週間分の会議を足して4.3倍するカレンダー
人数参加者を数える会議の招待
最長の1本いちばん長い会議の予定を見るカレンダー
録音の感触実際に1本録って聞き返すボイスメモ

1. Recory — 対面をiPhoneだけで完結させる

この条件(iPhone1台・対面・議事録まで)に絞れば、いちばん噛み合います。条件を外すと順位は変わりますので、以下も読んでください。できないこと(先に書きます)

  • 通話は録音できません(iOSがサードパーティのアプリに通話音声を渡さないため)。電話商談が中心なら、iPhone標準の電話アプリで録って取り込むか、PLAUD(プラウド)です
  • Web会議に自動参加するボットがありません
  • 共同編集・共有ワークスペースがありません。議事録は録った本人のものです(人数分をまとめて契約するチームプランはありますが、管理者が中身を見る機能はありません)
  • 買い切りがありません。Android / Web / Windows版もありません
  • 連続録音は4時間まで(無料のお試しは60分)
  • リアルタイムの文字起こし表示がありません(意図的に入れていません)。会議中に画面へ文字を出す代わりに、録音を止めてから議事録まで一気に作る作りです。会議中に字幕が要る用途には向きません

強いところ

  • 話者がまとまってしまったとき、語に強いエンジンの本文へ、話者に強いエンジンの話者を貼り直せます(有料プラン)。他は1回で終わりの設計です。この違いは実測した記事に数字で出しています
  • 手元の音声ファイルや録画も取り込めます(m4a・mp3・wav/mp4・mov)。ICレコーダーの音源や、もらったZoomの録画から議事録を作れます(手順
  • 先方の会社・担当者を登録すると議事録が実名になります。「話者A」ではなく「田中部長」
  • 議事録の一行ごとに [mm:ss] が付き、触れるとその瞬間の音声が鳴ります
  • 短い間隔で区切って確定するので、強制終了しても直前まで残り、次回起動時に自動復旧します
  • 宿題を担当者・期限つきで抽出。社外の会議では「自社」「相手先」の2択で出します
  • Notion・Slackへ自動投稿、Markdown / RTF / SRT で書き出し

料金はライト¥980/スタンダード¥1,480/Pro¥2,480。上限は議事録つきで600/1,200/1,800分、文字起こしのみならその倍(1,200/2,400/3,600分)。有料プランの機能は全部同じで、違いは分数と保存日数だけです。初めて月額プランに入る月は半額(ライト¥490/スタンダード¥740/Pro¥1,240)で、2か月目から通常価格です。ライト(1週間)は対象外。無料のお試しは3会議・各60分です。

2. PLAUD Note Pro — 通話と長時間なら、これ

アプリでは絶対に勝てない領域を持っています。

本体¥30,800。iPhoneの背面に貼り、本体スピーカーの振動を直接拾うことでiOSの通話録音制限を回避します。連続録音は最大50時間、スタンバイ60日。4つのマイクで5mまで拾い、対面と通話を自動で判別します。ディスプレイが付いていて「録れているか」が目で分かるのも、実際に使うと大きい。

無料のスタータープランが月300分・期限なしで付くので、本体さえ買えば月額0円でも運用できます。有料は月¥3,000(1,200分)/¥5,000(無制限)。弱点として挙がっているのは、専用のマグネット式ケーブルでしか充電できないこと(USB-C直挿し不可)、リアルタイム文字起こしがないこと、複数人が同時に話すと話者分離が崩れることです。

注意:同じPLAUDでも NotePin と NotePin S は通話録音に対応しません。名前が似ているので機種を間違えないでください。

3. Notta(ノッタ) — Web会議も対面も、幅広く

対応範囲の広さでは頭ひとつ抜けています。iPhoneアプリ、ブラウザ、Web会議のボット、ハードウェア(Notta Memo ¥23,500)まで揃っていて、この記事の条件を外れたときに最初に候補になるのがNottaです。

無料プランは月120分で、1回の録音は3分まで。話者識別は無料プランでも使えます(公式の料金ページに記載)。プレミアムは月払い¥1,980(年払いなら月¥1,185)で月1,800分です。Web会議が半分以上を占めるなら、Recoryより素直に合います。

4. Rimo Voice — Web会議と両立させたい人へ

AI GIJIROKUの公式移行先として名前が挙がることの多いサービスです。もともとWeb会議とチーム利用が主軸ですが、2026年4月にiPhoneアプリを出して対面にも広げてきました。リアルタイムの文字起こし表示と、電池にやさしい省エネ録音モードがあります。

個人の料金は二段構えです。文字起こしのみなら月¥1,650(2,100分)、AI要約=議事録まで欲しいならプロの月¥4,950。ここを取り違えると「思ったより高い」になるので注意してください。

対面もWeb会議も1つのサービスでという人には、この中で最有力です。逆に、対面だけの個人が議事録目的で使うには¥4,950は重い。文字起こしだけを月35時間以上使うなら、¥1,650は最安級です。詳しい料金の構造は別記事に書きました。

5. オートメモ — 日本のメーカーで、専用機もアプリもある

ソースネクスト製。アプリ単体なら本体不要で使え、専用機はオートメモS ¥19,800/オートメモR ¥13,860。音声認識にWhisperを採用しています。

無料は月1時間、プレミアムは月¥1,480で月30時間。この記事の中では有料プランの分数あたりの単価が最も安い部類です。長時間を安く回したいならここが効きます。

6. Notion AI ミーティングノート — Notionで完結させたい人へ

すでにNotionで仕事をしているなら、まずこれを試すのが早いです。2026年1月のNotion 3.2からiPhoneで録音でき、画面をロックしても続きます。終了後に要約とアクションアイテムが出ます。

上限は1ユーザーあたり1日10時間。要約には最低1分ほどの音声が要るので、30秒の立ち話は要約されません。話者ごとの整理は主眼に置かれていないため、対面で誰が言ったかを正確に残したい用途には向きません。詳しくはNotion AIの議事録を対面で使うときに詰まるところに書きました。

7. 無限もじおこし — 月500円という価格

文字起こしに絞れば、価格でこれに勝てるものはありません。月500円で20万ダウンロード。個人開発で、iPhoneユーザーに広く使われています。2026年6月から無料プランが月3回に絞られました(開発者がGeminiの費用増を理由として公表しています)。

用途の違いで選んでください。 文字起こしのテキストがあれば十分で、とにかく安く回したいならこちら。決定事項・宿題・担当者まで整理された議事録が欲しいならRecoryやNottaです。同じものを比べているわけではありません。

8. iOS標準のボイスメモ — まず試すならここ

無料です。iPhone 12以降・iOS 18.0以降で文字起こしが使えます。

ただし話者分離がありません。3人の会議が改行のない一続きのテキストになります。要約も議事録化もありません。

「文字起こしをChatGPTに貼って要約させる」という手順で無料のまま議事録化することはできます。その往復が面倒でなければ、これで足ります。面倒だと感じたときが、有料の検討時期です。なぜ話者が分かれないのかはこちらに書きました。

比較表に有料サービスだけを並べると、いちばん安い選択肢が抜けます。iPhoneの標準機能は追加費用ゼロで、録音・文字起こし・要約まで一応そろっています。ただし3つの機能が別々の条件で切られているので、そこを先に確かめてください。

条件は3段になっている

できること必要な機種そのほかの条件
録音する公式に条件の記載なし
文字起こしiPhone 12以降日本語を含む10言語に対応
要約(作文ツール)iPhone 15 Proモデル、iPhone 16モデル以降iOS 18.1以降・空き7GB・言語の一致

文字起こしの条件は、Appleのユーザガイドに「オーディオの文字起こしは、iPhone 12以降の英語(すべてのバリアント)、(中略)日本語、韓国語、簡体字中国語、または繁体字中国語で利用できます」と書かれています。同じ場所に「一部の国や地域ではご利用いただけません」という注記もあります。

要約はApple Intelligenceの機能なので、条件が2段厳しくなります。公式の必要条件は「iOS 18.1以降」「デバイスに7GBの空き容量があること」「デバイスの言語とSiriの言語が同じ対応言語に設定されていること」の3つで、1つでも欠けると出てきません。Apple Intelligenceが日本語に対応したのはiOS 18.4からです。

有効化は「設定」>「Apple IntelligenceとSiri」から。オンにするとオンデバイスのモデルのダウンロードが始まります。メモの文字起こし要約が日本語に対応していることは、Appleの必要条件のページに明記されています。

ボイスメモで録るときに効く設定

  1. ボイスメモアプリを開く。「ユーティリティ」フォルダの中にあります
  2. 収録モードを決める。「設定」>「アプリ」>「ボイスメモ」>「収録モード」で、モノ/ステレオ/空間オーディオから選びます
  3. 録音レベルは距離で決める。ユーザガイドが案内している調整方法は「マイクを録音対象に近づけたり離したりします」だけです
  4. 録音後に名前を変える。既定は「新規録音」で、位置情報サービスがオンなら現在地の名前が付きます

ステレオまたは空間オーディオを選ぶと、iPhoneの複数のマイクを使って左右のオーディオチャンネルに録音される、と公式に書かれています。空間オーディオは機種によって使えません。

背景音を残すか消すかはマイクモードで切り替えます。コントロールセンターを開いて「[アプリ名]コントロール」>「オーディオとビデオ」から、自動/標準/声を分離/ワイドスペクトルの4つを選ぶ形です。会議で全員の声を拾いたいなら「ワイドスペクトル」側ですが、これも機種によっては使えないと注記があります。条件がややこしいので表にします。

機能必要なOS
FaceTimeや一部の他社製アプリでの「声を分離」「ワイドスペクトル」iOS 15以降
ボイスメモなど録音アプリでの「音声の分離」iOS 26以降
電話での通話中の「声を分離」iOS 16.4以降
「自動マイクモード」iOS 18以降
入力ゲインの調整iOS 26.1以降

「声を分離」および「ワイドスペクトル」を使えるiPhoneは、公式の一覧でiPhone XR、iPhone XSモデル以降です。「ワイドスペクトル」は電話での通話には利用できない、とも同じページに書かれています。

最後の行は勘違いしやすいところです。公式の記載は「iOS 26.1/iPadOS 26.1では、対応している有線マイクやデバイス(USB-Cコネクタ搭載のEarPodsなど)の入力ゲインレベルを調整できます」で、内蔵マイクだけで録るときの話ではありません。コントロールセンターを開いてスライダを探しても出てこないので、注意してください。

文字起こしと要約を取り出す

録音しながら文字起こしを見ることもできます。波形の上部から上にスワイプしてから文字起こしのボタンを押す、という2段階の操作です。

取り出し方は2通りあります。「文字起こしを表示」して一部を選んでコピーするか、「文字起こしをコピー」で全体を取るか。貼り先の書類は自分で開きます。SRTやMarkdownのようにファイル形式を選ぶ書き出しは、公式に記載を確認できませんでした。

音声のほうは.m4aで書き出せます。共有シートを下にスクロールして「“ファイル”に保存」をタップし、保存場所を選ぶ形です。この形式のまま他のサービスへ渡せます。

メモアプリを使うと、要約までの距離が縮みます。添付ボタンから「オーディオを録音」で録り、Apple Intelligenceがオンなら「要約」ボタン1つで要約が出ます。Appleは用途として「教室でのレクチャーや重要な会議など」を公式に挙げています。

作文ツールの要約は4通りから選べます。「要約」「要点」「リスト」「表」で、議事録の形に近いのは「要点」か「リスト」です。原文を編集できない場合は「置き換え」が選べない、という注記もあります。

メモアプリの文字起こしには、ボイスメモより1つ多い条件が付きます。公式の書き方は「iPhone 12以降でデバイスの言語が英語、(中略)日本語、韓国語、簡体字中国語、または繁体字中国語に設定されている場合」で、端末の言語設定そのものが条件になっています。

電話商談なら、標準機能で録って文字起こしまで行く

通話中のメニューから「通話録音」をタップします。必要なのはiOS 18.1以降で、録音が始まると両方の通話者に音声で通知されます。黙って録ることはできません。

保存先はボイスメモではなく、メモアプリの「通話録音」フォルダです。探す場所を間違えやすいところです。文字起こしでは、それぞれの文の話者が識別されます。

通話録音は既定でオンです。切るなら「設定」>「アプリ」>「電話」>「通話録音」から。使えない国・地域が公式に列挙されていて、日本はその一覧に入っていません。日本の携帯電話事業者の回線側に制限があるかどうかは、確認できませんでした。

標準機能で確認できなかったこと

書けないことも並べておきます。ここを数字で埋めている比較記事は、公式以外の情報を使っています。

知りたいこと状況
1回の録音時間の上限公式に記載を確認できませんでした
1時間あたりのファイルサイズ公式に記載を確認できませんでした
対面録音で話者が分かれるか文字起こしのページに話者識別の記載がありません
画面をロックしても録音が続くか公式に記載を確認できませんでした

3行目だけは、少し違う言い方ができます。話者識別の記載があるのは「通話の録音」のページだけで、そこには「文字起こしでは、それぞれの文の話者が識別されます」と明記されています。対面の録音にはその記載がありません。通話と対面で扱いが違うことは、公式から言えます。

選び方をもう一度

  • 電話商談を録る → PLAUD Note / Note Pro
  • 1日中録る → PLAUD
  • Web会議が半分以上 → Notta / Rimo Voice(対面と両立なら後者)
  • Notionで完結させたい → Notion AI
  • 長時間を安く → オートメモ
  • 文字起こしだけ安く → 無限もじおこし
  • まず無料で試す → iOS標準のボイスメモ
  • 対面をiPhone1台で、誰が言ったかまで正確に → Recory

順位は「iPhone1台で対面の会議を議事録にする」という条件の下でのものです。条件が変われば順位も変わります。この記事で挙げたどれも、別の条件では1位になります

価格・仕様は2026年8月時点で各社の公表情報を確認したものです。この分野は改定が速いので、契約前に必ず最新をご確認ください。「—」は公表値を見つけられなかった項目で、推測では埋めていません。

iPhoneに限らずWebサービスやパソコンも含めた横断の比較は文字起こしアプリの比較にまとめました。1回あたりの上限で並べてあります。


iPhone以外の選択肢も含めて考えるなら、4つの質問のほうが範囲が広いです。「月120分」「月300分」と並べると、大きいほうが得に見えます。実際には、その隣に小さく書いてある条件のほうが効きます。

サービス無料でできる範囲隣にある条件
Notta月120分1回につき3分まで
オートメモ月1時間データ閲覧期間7日間
無限もじおこし月3回1回あたりの時間に制限なし
PLAUD Note Pro月300分本体の購入が前提
iOS標準上限の記載なし話者識別の記載なし・要約は条件つき

Nottaのフリープランは「1回につき3分まで」なので、月120分あっても60分の会議は1本も通りません。ファイルインポートが月50個付いていますが、取り込んでも3分で切れます。

オートメモのお試しプランは月1時間で、データ閲覧期間が7日間です。1週間経つと過去の文字起こしが見られなくなるので、貯める使い方には向きません。

無限もじおこしは2026年6月1日から無料プランが月3回になりました。ただし公式サイトは「1回あたりの録音・文字起こし時間に制限はありません」と書いています。長い会議を月に数本だけ、という使い方には合います。音声ファイルの取り込み、AI要約・議事録化、話者分離はいずれもPremium(月500円)の機能です。

有料側の「無制限」も、何が無制限なのかを見てください。Rimo Voiceのプロプラン(月4,950円)は文字起こし時間が無制限ですが、ヘルプにはAI要約・AIチャットが月あたり100ノートまで(毎月1,000AIクレジットが付与され、1ノートにつき10クレジット消費)と書かれています。

Notion AI ミーティングノートは1ユーザーあたり1日10時間。ただし要約を作るには少なくとも300文字(約1分間の音声)の文字起こしが要るので、30秒の立ち話は要約されません。

「無料の文字起こし」で名前が挙がる2つは、この記事の条件から外れます。外れる理由を書いておきます。

Wordのトランスクリプトは、Windowsが要ります。公式ページの冒頭に「この機能は現在、商用テナントの Windows 上の Word for Microsoft 365 でのみ使用できます」と書かれていて、政府機関テナントはWeb用Wordのみ。適用先の一覧にMac版・iOS版のWordは入っていません。

経路は[ホーム]>[ディクテーション]>[トランスクリプト]で、既存の音声は「オーディオのアップロード」から入れます。ブラウザ経由の場合も「新しい Microsoft Edge と Chrome でのみ機能します」。アップロードした音声の文字起こしは月300分まで、Copilotライセンスがあれば月30,000分です。

対応形式に.m4aが入っているのは効きます。iPhoneのボイスメモから書き出したファイルを、変換せずにPCへ持っていけるからです。1ファイルのサイズ上限は、公式ページに記載を確認できませんでした。

Googleドキュメントの音声入力は、パソコンのマイクが前提です。経路は[ツール]>[音声入力]で、対応ブラウザはChrome、Edge、Safariの最新版。公式ヘルプは「音声入力または音声コマンドを使用するには、パソコンのマイクがオンになっており、正常に動作している必要があります」と書いています。iPhoneのブラウザで使えるかどうかは、公式に記載を確認できませんでした。

iPhoneのGoogle Keepは、画面下部のマイクアイコンをタップして話すとメモができます。iOS向けヘルプに書かれているのはそこまでで、自動で文字起こしされるかどうかの記載は確認できませんでした。

選択肢要るものiPhone1台で完結するか
WordのトランスクリプトWindows・Microsoft 365しない
Googleドキュメントの音声入力パソコンと対応ブラウザ記載を確認できず
Google Keep(iOS)Googleアカウント音声メモまでは可

話者分離は比較表でいちばん目立つ列ですが、要らない会議も多いです。要らないなら、この列を無視して安いほうを選べます。

あとで誰の発言か確かめるか分ける必要ありなくてよい参加者は3人より多いか分ける必要ありなくてよい決めた人を記録に残すか分ける必要ありなくてよい
話者を分ける必要があるか。3つ聞けば決まる。

3つとも「なくてよい」なら、文字起こしだけの安いプランで足ります。1つでも当てはまるなら、次の条件を読んでください。

分けると決めたら、条件を読む

対面では全員の声が1本のマイクに混ざって届くため、誰の発言かは音から推定することになります。各社の条件は、ここを正直に書いているところと書いていないところに分かれます。

サービス公式に書かれている条件
Notion AI話者のラベル付けは現在、英語でのみ利用可能
Notta話者を識別する場合、取り込みは3時間まで
オートメモ人数の上限はないが、多いと正しく判定できないことがある
iOS標準(対面)話者識別の記載を確認できませんでした

Notionはさらに踏み込んで、話者ラベルが信頼できない条件を挙げています。その1つが「複数の人が1台のマイクを共有するライブミーティング中」で、iPhone1台の対面会議はそのまま当てはまります。

オートメモの説明も同じ方向です。話者判別の人数上限を聞かれた公式FAQは「いいえ、ありません。ただし、人数が多くなるにつれ正しく判定できないこともあります」と答えています。人数が増えると一人あたりの発言が短くなるためです。

Nottaは無料プランでも話者識別が使えると料金ページに書かれています。ただし手元のファイルを取り込むとき、話者を識別する場合は3時間までに下がります。取り込みの上限そのものは音声1GB・動画10GBまたは5時間のいずれか小さいほうなので、話者を分けた瞬間に2時間短くなるという読み方になります。

契約するときは誰も考えませんが、やめるときに必ず詰まります。出口を先に見ておくと、乗り換えが1日で終わります。

書き出せる形式を確かめるテキストを先に出す音声を出す新しい側で開いて確かめる
乗り換える前に、この順でやると取りこぼさない
サービス出口で効く条件
Notta文字起こしデータのダウンロードはプレミアム以上
Rimo Voice(文字起こしプラン)データ保管30日・31日経過後に自動削除
オートメモ(お試しプラン)データ閲覧期間7日間
Notion AI音声ファイルの手元保存は直近10件・既定でオフ
iOS標準音声は.m4aで書き出し・文字起こしはコピーのみ

Nottaの料金ページは「文字起こしデータのダウンロード」をプレミアム側の機能として書いています。無料のまま貯めた記録は、外に出せません。乗り換えるつもりがあるなら、無料枠で本番の記録を貯めないほうがいいです。

Rimo Voiceの文字起こしプラン(月1,650円・月2,100分)は、データ保管期間が30日間です。公式ヘルプは「31日経過後、自動で文字起こしデータ・音声データが削除されます」と書いています。過去の記録を積んでおく使い方はできません。

Notionは、音声ファイルを手元に残す機能が直近10件だけで、しかも既定でオフです。あとから「あの会議の音を聞きたい」と思っても、10件より前は残っていません。

iOS標準は音声の書き出しが素直です。共有シートから「“ファイル”に保存」で.m4aが出て、ファイルアプリの「ブラウズ」>「場所」からクラウドや外部ストレージへ移せます。文字起こしのほうはコピーだけで、ファイル形式を選ぶ書き出しは公式に記載を確認できませんでした。

通話録音には別の注意があります。音声を削除すると文字起こしも一緒に消えるので、テキストだけを残しておくことができません。

iCloudでボイスメモをオンにしておくと、同じApple Accountの他のデバイスに録音が自動で現れます。経路は「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「すべてを表示」で、下にスクロールして「ボイスメモ」をオンにします。

1台で済ませるのはいちばん身軽ですが、限界もはっきりしています。買う前に知っておくと、無駄な期待をしません。

音を鳴らすと止まる

ボイスメモの録音中に他のアプリを使うことはできますが、そのアプリでオーディオの再生が始まると録音は停止します。公式にそう書かれています。会議中に動画を再生したり、共有された音声を聞いたりすると、そこで記録が切れます。

通知音で止まるかどうかは、公式に記載を確認できませんでした。止まる前提で、会議前に集中モードを入れておくのが確実です。コントロールセンターを開いて「集中モード」>おやすみモードで、終了時点を「1時間」などから選べます。

iPhone自身が鳴らす音を録れないという制約は、他のアプリにもあります。Notionのモバイルアプリは「ビデオ通話の他の参加者の声など、スマートフォン自体から再生される音声はキャプチャできません」と明記しています。iPhone1台でWeb会議の相手の声を録ろうとすると、ここで止まります。

電話が来ると、録音が消えることがある

オートメモAppの公式FAQは、録音中に電話がかかってくると「録音が中断され、録音データが残りません」と答えています。1台で完結させるということは、電話とマイクを同じ端末で取り合うということです。

対処は単純で、会議の前に集中モードにしておくことです。機内モードでも電話は止まりますが、通信の要るサービスは動かなくなります。

長時間は、容量と設定が先に効いてくる

録音の前に空き容量を見ておきます。「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で、空き領域が画面上部に出ます。

電池のほうは、Appleにも各社にも「録音で何時間もつか」の数値の記載を確認できませんでした。数字は書けないので、代わりに設定でできることを並べます。

やること経路注意
空き容量を見る設定>一般>iPhoneストレージ空き領域は画面上部
低電力モード(iPhone 14以前)設定>バッテリー>低電力モード80%以上の充電で自動的にオフ
低電力モード(iPhone 15以降)設定>バッテリー>電力モード>低電力モード同上
通知を止めるコントロールセンター>集中モード終了時点を1時間などから選べる

低電力モードは80%以上まで充電すると自動的にオフになります。長い会議の前に入れ直す必要がある、ということです。

適応型電力制御はiPhone 15 Pro以降の機能で、iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Airでは既定でオンになっています。画面の明るさを下げ、バックグラウンド処理を制限し、バッテリー残量が20%に達すると自動的に低電力モードがオンになります。長い録音の前には、この挙動を知っておいてください。

机に置けない場面も限界のひとつです。立ったままの打ち合わせや移動中は、持ち替えるたびに擦れる音が入ります。ここは置き方の問題なので、iPhoneをどこに置くかに分けて書きました。

原因と対処を対にしました。上から順に見てください。

症状公式に書かれている理由対処
録音が途中で切れていた使っているアプリでオーディオの再生が始まると停止する会議中は動画・音声を再生しない
録音できているか分からないマイク使用中はオレンジ色のドットが画面右上に出る画面右上を見る(カメラも使うときは緑)
音が入っていないアプリごとにマイクの許可が要る設定>プライバシーとセキュリティ>マイク
症状公式に書かれている理由対処
文字起こしのボタンが出ない文字起こしはiPhone 12以降機種を確認する
要約のボタンが出ないiOS 18.1以降・空き7GB・言語の一致が要る設定>Apple IntelligenceとSiri を確認
録音の名前が地名になる位置情報サービスがオンだと現在地の名前で保存される録音をタップして名前をタップし変更
症状公式に書かれている理由対処
通話の録音が見つからない保存先はメモアプリの「通話録音」フォルダボイスメモではなくメモを開く
遠い席の声が小さい録音レベルはマイクと録音対象の距離で調整する机の中央寄りに置き直す
消した録音を戻したい「最近削除した項目」に既定30日間残る設定>アプリ>ボイスメモ>削除したものを消去

「入力ゲインのスライダが出ない」も、よくある行き止まりです。公式の条件はiOS 26.1以降で、対応する有線マイクやデバイスを接続しているときの機能です。内蔵マイクだけで録っている場合、コントロールセンターを開いてもスライダは現れません。

文字起こしが崩れているときは、直す前に精度を確かめてください。Apple自身が「文字起こしを信頼する前に、精度を確認してください。会話を完全に再現できていない可能性があります」と注記しています。文字起こしの中で語句を選択すると、オーディオ波形の該当する場所に再生ヘッドが表示されるので、怪しい行だけ聞き返せます。

探すのが面倒なときは検索が早いです。録音リストの先頭から下にスワイプすると検索フィールドが出て、タイトルだけでなく文字起こしの本文も検索対象になります。

不要な部分は黄色のトリミングハンドルで囲んで「トリミング」か「削除」。保存のときに上書きか新規かを選べます。iOS 17以前に録音したデータも、開いた時点で自動的に文字起こしされます。

法律の話は、一次情報だけを引きます。個人情報保護委員会のQ&Aに、通話録音についての回答があります。

通話内容から特定の個人を識別することが可能な場合には、個人情報に該当します。そのうえで委員会は「個人情報取扱事業者は、個人情報保護法上、利用目的を通知又は公表する義務を負いますが、録音していることについて伝える義務までは負いません」と回答しています。

話者分離を使う人には、もう1つ知っておく境界があります。録音した音声から特徴情報を抽出し、話者認識システム等により本人を認証できるデータに変換した場合、そのデータは個人識別符号に該当し、それ単体で個人情報に該当します。会議に話者ラベルを付けるだけの処理と、本人認証のためのデータに変えることは別だ、という線引きです。

法律とは別に、次の3つが同時に効きます。どれか1つを満たしても、残りは免除されません。

効いてくるもの誰が決めるか
社内規程自社
相手先の規則相手の会社
サービスの利用規約使うサービス

事業者側もこの点は慎重です。Notionは自社ヘルプに録音の注意を載せたうえで、「これは情報提供のみを目的としており、法的助言ではありません」「貴社の法務顧問に相談し、具体的なユースケースを評価してください」と書いています。

iPhoneの通話録音は、この点で分かりやすい作りです。録音が始まると両方の通話者に音声で通知されるので、黙って録ることができません。対面のボイスメモにも、録音中はオレンジ色のドットが画面右上に出ます。

個別の判断は弁護士にご確認ください。この記事でできるのは、一次情報の場所を示すところまでです。

各社の条件は公式サイトと公式ヘルプで取り直しました。公式に記載を見つけられなかった項目は、推測で埋めずに「確認できませんでした」と書いています。

仕様は2026年9月2日時点の公式サイトの記述に基づきます。OSのバージョンで名前や場所が変わるので、お手元でご確認ください。

よくある質問

対面の会議に強い議事録アプリはどれですか

Web会議に自動参加するボット型ではなく、端末のマイクで録るものを選んでください。そのうえで話者分離があるかを見ます。対面は1本のマイクから複数人の声を録るため、参加者ごとに音声が分かれて届くWeb会議とは難易度がまったく違います。

無料で使える議事録アプリはありますか

iOS標準のボイスメモが無料です(iOS 18以降・iPhone 12以降)。ただし話者分離と議事録化はありません。有料アプリの無料枠は月60分〜300分が相場で、週2本の会議があれば1〜2か月で超えます。

手元の音声ファイルや会議の録画も文字起こしできますか

多くのアプリでできます。mp3・m4a・wavなどの音声と、mp4・movなどの動画(音声部分だけが処理されます)が一般的な対応範囲です。WMAやメーカー独自形式は事前の変換が要ります。ICレコーダーの音源や、もらった録画を後から取り込む使い方ができます。

録音した音声はAIの学習に使われますか

サービスによります。注意すべきは、無料プランだけが学習の対象になる設計があることです。「学習に使いません」という記載が有料プランの話なのかを確認してください。送信先の事業者名まで公開されていれば、その事業者の規約で裏を取れます。

文字起こしの精度が低いときはどうすればよいですか

まず録り方を見直してください。マイクを話し手の中央寄りに置き、柔らかいものの上に載せ、空調の送風から離す。この3つで変わります。固有名詞は事前に単語を登録できる機能があれば使ってください。それでも話者が混ざる場合は、録り方では直りません。

議事録アプリを選ぶとき見落としやすい項目は何ですか

連続録音の上限と、アプリが落ちたときに録音が残るかの2つです。どちらもカタログの目立つ場所には書かれていませんが、長い会議で失敗すると取り返しがつきません。あわせて、議事録の記述から元の音声に戻れるかも確認してください。

議事録アプリの無料プランは、どのくらい使えますか

サービスによって条件がまったく違います。Nottaのフリープランは月120分ですが、公式の料金ページに「1回につき3分まで文字起こし可能」と併記されているので、60分の会議は1本も通りません。オートメモのお試しプランは月1時間でデータ閲覧期間が7日間、無限もじおこしの無料プランは月3回で1回あたりの時間に制限はありません。月の分数より、1回の上限と保存期間のほうが先に効きます。

iPhoneの標準機能だけで議事録は作れますか

条件を満たせば、録音・文字起こし・要約までは標準機能でできます。文字起こしはiPhone 12以降、要約はApple Intelligenceの機能なのでiPhone 15 Proモデル・iPhone 16モデル以降に加えて、iOS 18.1以降・空き容量7GB・デバイスの言語とSiriの言語の一致が必要です。メモアプリで録音すると「要約」ボタンから要約でき、作文ツールでは「要約」「要点」「リスト」「表」の4通りを選べます。

ボイスメモの録音時間に上限はありますか

1回あたりの録音時間の上限は、Appleの公式ページに記載を確認できませんでした。1時間あたりのファイルサイズも同様です。確認できたのは、録音中でもiPhoneでオーディオを再生しない限り他のアプリを使えること、そしてそのアプリで再生が始まると録音が停止することです。長い会議を録るなら、事前に「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で空き容量を見ておいてください。

対面の会議でも話者は分かれますか

対面録音の文字起こしで話者が分かれるかどうかは、Appleの公式ヘルプに記載を確認できませんでした。話者識別の記載があるのは「通話の録音」のページだけで、そこには文ごとに話者が識別されると明記されています。他社では、Notion AIが「話者のラベル付けは現在、英語でのみ利用可能」と書き、1台のマイクを複数人で共有するライブミーティングでは信頼できないと明記しています。

iPhoneで電話の商談を録音できますか

iOS 18.1以降なら、通話中のメニューから「通話録音」をタップして録音できます。録音が始まると両方の通話者に音声で通知されるため、黙って録ることはできません。保存先はボイスメモではなくメモアプリの「通話録音」フォルダで、文字起こしでは文ごとに話者が識別されます。使えない国・地域が公式に列挙されていますが、日本はその一覧に入っていません。

Wordの文字起こしはiPhoneで使えますか

公式ページには「この機能は現在、商用テナントの Windows 上の Word for Microsoft 365 でのみ使用できます」と書かれており、適用先の一覧にMac版・iOS版のWordは入っていません。ブラウザ経由の場合も新しいMicrosoft EdgeとChromeに限られます。アップロードした音声の文字起こしは月300分まで、Copilotライセンスがあれば月30,000分です。iPhone1台では完結しません。

使っていたサービスをやめるとき、記録は持ち出せますか

プランによっては持ち出せません。Nottaは文字起こしデータのダウンロードがプレミアム以上の機能として料金ページに書かれています。Rimo Voiceの文字起こしプランはデータ保管期間が30日間で、31日経過後に文字起こしデータも音声データも自動削除されます。Notionで音声ファイルを手元に残せるのは直近10件だけで、この機能は既定でオフです。契約前に出口を確かめてください。

会議を録音するとき、相手に伝える必要はありますか

個人情報保護委員会は、通話内容から特定の個人を識別できる場合は個人情報に該当するとしたうえで、事業者は利用目的の通知・公表の義務は負うが「録音していることについて伝える義務までは負いません」と回答しています。ただし社内規程・相手先の規則・サービスの利用規約は別に効きます。個別の判断は弁護士にご確認ください。

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