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選び方と比較

HiDock P1——ボットを入れずにWeb会議の両側を録る、という解き方

日本の公式サイトで¥26,800。Bluetoothイヤホンを経由して通話の両側を拾い、会議にボットを入れずにWeb会議を録るという作りです。文字起こしは75言語で生涯無料と案内されています。2026年9月1日時点で在庫は売り切れなので、そこも含めて整理しました。

AIレコーダーの多くは「机に置いて部屋の音を拾う」か「身につけて自分の周りを拾う」かのどちらかです。HiDock P1はそのどちらでもない解き方をしていて、PCにUSB-Cでつなぎ、Bluetoothイヤホンとのあいだで通話の音声を両側とも拾います。会議ツールから見るとイヤホンが1つ接続されているだけなので、録音用のボットを会議に参加させる必要がありません。

この記事の内容(22項目)
  1. 仕様
  2. 3つのモードで、場面を切り替えます
  3. 録ってから議事録になるまでの流れ
  4. 文字起こしが「生涯無料」と書かれています
  5. HiNotesの料金は、サブスクリプションではありません
  6. 無料メンバーシップは、端末を買った人のものです
  7. 「無制限」という言葉が指しているもの
  8. 話者識別は有料です。ここが最大の分かれ目
  9. 要約とテンプレート——日本語の議事録テンプレートがあります
  10. リアルタイム翻訳はベータ版です
  11. 月にいくらかかるか——3つの使い方で試算します
  12. 弱点として読める部分
  13. 日本で買うときの注意
  14. HiDockの機種は5つ。P1以外も見ておく
  15. 対応環境の落とし穴
  16. ファイルの上限と、書き出せる形式
  17. セキュリティ——米国のAzure、認証はAzureのもの
  18. 誰が売っているか——販売事業者は香港の会社です
  19. 保証・返品の条件
  20. 買う前に問い合わせるべきこと
  21. 向く場面・向かない場面
  22. HiNotesの課金構造が向く人・向かない人

この作りが効く場面ははっきりしています。相手先の規定でボットを入れられない会議です。理由は取引先の情報管理規程、officialな録音の可否、参加者の心理的な抵抗などいくつかありますが、いずれの場合も「ボットが会議参加者の一覧に出てしまう」ことが問題になります。P1はそこを迂回します。

仕様

公式サイトの仕様欄にある項目を、抜かずに並べます。

項目公表値
価格¥26,800(税込)(日本の公式サイト)/$169.00 USD(世界向け)
寸法126×38×15.8mm
重量72g
バッテリー600mAh リチウムポリマー
ローカルストレージ64GB
接続Bluetooth 5.3 / USB-C
マイクECMマイク×2(スタジオ級と記載)
対応OSmacOS、Windows
対応スマートフォンiPhone 15以降、OTG対応のAndroid
文字起こし75言語・生涯無料と記載
保証18か月
返品30日間
アプリHiNotes

対応スマートフォンの欄に注意が要ります。iPhoneは15以降で、それより前の機種は対象外です。USB-Cのポートが必要な作りなので、Lightningの世代は使えないと読むのが自然です。

3つのモードで、場面を切り替えます

公式が挙げているモードは3つです。同じ端末で通話も対面も拾えるようにするための切り替えで、それぞれ想定している場面が違います。

モード想定される場面
Call ModeBluetoothイヤホンでの通話。移動中や騒がしい場所でも録れる
Room Mode対面の会議・ブレインストーミング・インタビュー。部屋の全員の声を拾う
Whisper Mode静かな場所での思いつきの記録

Room Modeがあるので、Web会議専用の道具ではありません。机に置いて対面の打ち合わせを録ることもできます。ただし対面での集音距離の数字は公式サイトに見当たらないので、大きな会議室で使えるかどうかは判断できませんでした。

録ってから議事録になるまでの流れ

P1で会議を録ってから議事録が手に入るまでは、4つの段に分かれます。どこで何が要るかが分かると、費用と手間の掛かりどころが見えます。

P1で録るHiNotesへ送るテンプレートで要約形式を選んで配る
録音から配布まで。文字起こしから先はHiNotesの担当。

最初の段は端末です。Web会議ならP1をUSB-Cでパソコンにつなぎ、Bluetoothでイヤホンとつなぎます。公式の説明は「P1はUSB-Cケーブルでパソコンに接続し、Bluetoothでイヤホンとつながることで、通話の双方向の音声を同時に録音します。」で、対応するサービスとしてTeams、Zoom、Google Meet、Webexが名指しされています。対面モードと呟きモードは端末単体で動きます。

2段目が文字起こしです。ここから先はHiNotesの担当で、対応言語は75言語、1ファイルの上限は4時間と記載があります。話者識別を使うかどうかもこの段で決まり、使うとクォータが録音時間ぶん減ります。費用が発生するとしたら、ここです。

3段目が要約です。テンプレートを選び、GPT・Claude・Geminiのどれで処理するかを選べます。会議ごとにモデルを切り替えて再要約できると記載があるので、出てきた要約が薄いときに別のモデルで作り直すという使い方ができます。

最後が書き出しです。無料のままだと .txt だけで、Word・PDF・Markdown・CSV・SRTは有料側になります。Notion・Googleドキュメント・OneNoteへ送るのも有料側です。関係者に配るところまでを想定するなら、無料では止まります。

文字起こしが「生涯無料」と書かれています

公式サイトの記載は「75言語の高精度な文字起こしが生涯無料」です。この分野ではサブスク不要をうたう製品がいくつかありますが、そのほとんどは「無料の範囲」と「有料の範囲」を分けています。P1も同じで、AI要約については別にプランの案内があります。

AI要約についてはもう一点、公表されている内容が特徴的です。公式サイトは要約に使うモデルとしてGPT-5.4、Claude 4.6、Gemini 3.1 Proを名指ししています。どのモデルで処理されるかを製品ページに書く例はこの分野では珍しく、モデルの選択が利用者側にあるのかどうかまでは読み取れませんでしたが、少なくとも中身を隠していない書き方です。

無料の範囲がどこまでかは、購入前に確認してください。公式サイトに掲載されている利用者のレビューには「無制限プラン(unlimited plan)を持っている」という記述があり、有料の枠が存在すること自体は読み取れます。

HiNotesの料金は、サブスクリプションではありません

HiDockの端末で録った音声は、HiNotesというソフトで文字にして要約します。前に触れた「生涯無料」はそのHiNotesの話で、無料の外側に有料の枠があります。その有料の枠は、月額のサブスクリプションではありません。

日本語の公式サイトの料金表に載っているプランは3つです。円建ての価格が載っているのは jp.hidock.com のHiNotes紹介ページで、ここが唯一の一次情報になります。

プラン価格課金の性質
メンバーシップ無料HiDock端末の所有者向け
プロメンバーシップ¥1,880 / 1,200分従量制のクォータ購入
プロメンバーシップ(まとめ買い)¥17,580 / 12,000分同上
使い放題プロ¥28,800 / 1年間サブスクリプション

公式の説明はこうです。「「プロメンバーシップクォータ」はサブスクリプションとは異なり、使った分だけお支払いいただく従量制です。」と記載があります。買った分数に有効期限が無いことも明記されていて、「必要な分だけ購入し、無期限でご利用いただけます」と書かれています。

毎月自動で引き落とされるのは、この中で「使い放題プロ」だけです。会議の量が月によって大きく振れる人にとって、期限の無いクォータは扱いやすい作りになります。使わない月に課金が発生しません。

税込か税抜かは分かりません。HiNotesの料金表に税の表記を確認できませんでした。ハードウェアの価格には「(税込)」の付記があるのに、ソフト側の料金表には無い、という状態です。

1点、表記の誤りがあります。日本語のHiNotes紹介ページはまとめ買いの単位を「1,2000分」と書いていますが、HiNotes側の商品定義は「12000 Mins」です。桁区切りの位置が1つずれた誤記で、正しくは12,000分と読みます。

料金表に月額のサブスクリプションは載っていません。HiNotesの購入画面には3年版や永久版に相当する区分も用意されていますが、円建ての価格を確認できませんでした。日本語の料金表で買えるのは、従量制のクォータ2種類と1年版の使い放題プロだけです。

1分あたりの単価で見ると

金額を分数で割ると、まとめ買いの得が見えます。

購入単位価格1分あたり
1,200分(20時間)¥1,880¥1.57
12,000分(200時間)¥17,580¥1.47

差は1分あたり10銭で、率にすると約6%です。値引きとしては小さく、12,000分は200時間ぶんにあたります。期限が無いので死蔵にはなりませんが、200時間ぶんを先に払うかどうかは単価の話とは別の判断になります。

無料メンバーシップは、端末を買った人のものです

無料プランと聞くと「アプリを入れれば使える」と読みたくなりますが、違います。HiNotes紹介ページの脚注に「*HiDockデバイスの所有者は生涯無料の文字起こしサービスをご利用いただけます」と記載があります。端末を買った人への特典であって、端末を持たない人向けの無料プランではありません。

購入経路によって扱いが変わるかどうかは分かりません。H1の製品ページのよくある質問は「公式サイトでHiDock H1を注文したユーザーは」という書き方をしていて、脚注の「デバイスの所有者は」より範囲が狭く読めます。製品ページにはAmazonで購入するボタンもあるので、気になるなら購入前に問い合わせてください。

そのうえで、無料で何ができるかを見ます。プラン比較表の項目を並べると、無料と有料の境目ははっきりしています。

項目メンバーシップ(無料)プロ/使い放題プロ
タイムスタンプ付き文字起こし時間無制限無制限
対応言語75言語75言語
話者識別なしあり
要約テンプレート8種類以上39種類以上
項目メンバーシップ(無料)プロ/使い放題プロ
テンプレートのカスタマイズなしあり
要約の翻訳なしあり
エクスポート形式.txt のみ.txt / .csv / .srt / Markdown / Word / PDF
外部サービス連携Googleカレンダー / Outlook+Notion / Googleドキュメント / OneNote

文字起こしの時間そのものは、無料でも無制限と記載があります。この分野では分数を売る作りが普通なので、ここは素直に強い点です。ただし「無制限」と書かれているのは文字起こし時間だけで、AI要約の回数についての記載は確認できませんでした。

無料の側には、毎月の枠も付きます。「毎月300分間プロメンバーシップを無料トライアル」「自動更新なし」と記載があり、P1・P1 miniの製品ページでは同じ300分を「リアルタイム翻訳を含むアドバンスト機能が毎月300分、無料で利用可能」と説明しています。月5時間ぶんは、話者識別を含む有料側の機能を追加費用なしで使えます。

書き出しの制限は、実務では地味に効きます。無料のままだと .txt しか出せないので、議事録をWordやPDFで配る運用は組めません。Notion・Googleドキュメント・OneNoteへの連携も有料側に置かれています。

「無制限」という言葉が指しているもの

この製品の説明には「無制限」が3か所出てきます。それぞれ指しているものが違うので、分けておきます。

表記何が無制限か
タイムスタンプ付き文字起こし時間録って文字にする時間。全プラン共通で無制限と記載
クラウドストレージ無制限保存できる容量。P1・P1 mini・H1 Liteの仕様欄に併記
使い放題プロ(利用制限なし)有料機能の利用量。年¥28,800のサブスクリプション

読み違えやすいのは、1つ目と3つ目の関係です。文字起こしの時間が無料で無制限なら使い放題プロは何のためにあるのか、という疑問が出ます。答えは、無制限なのが「文字にするところまで」だからです。話者識別・要約翻訳・テンプレートのカスタマイズは無料の外にあり、使い放題プロはその外側を制限なしにするものです。

2つ目にも読み方があります。無制限と書かれているのは容量で、期間ではありません。何年ぶん残るのかについては記載を確認できませんでした。録った会議を数年後に引き当てたい使い方なら、ここは確認が要ります。

無料枠の毎月300分も、性質が違います。公式の表現は「毎月300分間プロメンバーシップを無料トライアル」で、自動更新はしないと書かれています。無制限の枠ではなく、有料機能を毎月300分だけ試せる枠だと読むのが正確です。

話者識別は有料です。ここが最大の分かれ目

まず誤解を避けます。HiDockに話者分離が無い、というのは誤りです。日本語公式のHiNotes紹介ページに「話者識別 会議中最大10人の声を識別し、異なるカラーで分ける。話者それぞれに名前を割り当て、誰が何を言ったかを迷うことなく把握できます。」と記載があります。機能は存在します。

問題は、それが無料の範囲に入っていないことです。ここは日本語公式サイトの3か所で裏が取れます。

記載場所記述
HiNotesページのプラン比較表話者識別が、無料は「➖」、プロ・使い放題プロが「✔️」
H1製品ページのFAQ「このオファーには複数話者識別サービスは含まれておらず、必要に応じてHiNotesウェブサイトで別途購入することができます。」
H1製品ページの脚注「*複数話者識別はHiNotesのPro機能であり、Proメンバーシップでのみ利用可能です。」

競合に不利な話なので3か所を挙げました。比較表の記号だけなら表記ゆれの可能性がありますが、本文と脚注が同じことを言っています。生涯無料の対象は文字にするところまでで、誰が言ったかを分ける処理は有料です。

そして、話者識別を使うとクォータが減ります。比較表の脚注に「文字起こしする際にクォータを使用すると選択すると、録音時間に応じてクォータが消費され、話者識別機能が応用されます。」と記載があります。消費の単位は録音時間で、1回いくらではありません。

これが料金の見積もりを決めます。会議で誰が言ったかを残したいなら、録った時間ぶんだけ1分あたり約¥1.57が掛かる、と考えるのが実際に近いはずです。逆に「文字に起こせれば話者は要らない」使い方なら、端末代のあとに費用が発生しない可能性があります。

識別できる人数は「会議中最大10人」と書かれています。ただしこれが全プラン共通の仕様上限なのか、条件が付くのかは記載を確認できませんでした。話者識別の対応言語と日本語での動作可否も同じで、75言語と書かれているのは文字起こしと要約翻訳のほうです。

要約とテンプレート——日本語の議事録テンプレートがあります

要約の中身に関わる部分を、公式の記載だけで整理します。まずAIモデルです。HiNotesは要約に使うモデルとして「GPT-5.4、Claude Sonnet 4.6、Gemini 3.1 Pro ほか」を名指ししていて、会議ごとの切り替えと再要約ができると記載があります。この欄はプランで差が付いていません。無料でも同じモデルを選べます。

テンプレートの数は、公式サイトの中で数字が割れています。プラン比較表は無料が8種類以上、有料が39種類以上ですが、同じページの機能紹介ブロックは「30+種類のテンプレート」と書いています。HiNotesアプリ側のプロ特典の表記も「30種類以上の要約テンプレート」です。どちらが現在の数かは判断できないので、39と30のどちらかだと考えておくのが安全です。

日本向けの追加が1つあります。2026年4月14日付の公式ブログで、日本のビジネス文書における議事録作成に対応した専用の「議事録」テンプレートを追加し、テンプレートの説明からプロンプトまで日本語化したと発表しています。海外製のツールで日本語の議事録を作ると形式が合わないことが多いので、ここは効く変更です。

要約まわりの機能無料プロ以上
AIモデルの選択(GPT / Claude / Gemini)ありあり
要約テンプレート8種類以上39種類以上(30種類以上との記載も)
テンプレートのカスタマイズなしあり
要約の翻訳(75言語)なしあり

会議のあとの作業に効く機能もあります。公式ブログによると、会議ノートからアクションアイテムを自動で抽出してToDoリストに一元管理でき、優先度と期限も自動で提案し、元のノートと双方向にリンクします。議事録を読み返さずに宿題だけ拾える作りです。

ただし、この機能がどのプランに属するかはプラン比較表に項目がありません。ToDo抽出の対象プランについては、記載を確認できませんでした。無料で使えるかどうかは、購入前に確認する価値があります。

リアルタイム翻訳はベータ版です

P1の製品ページは「リアルタイム翻訳を含むアドバンスト機能が毎月300分、無料で利用可能」と書いていて、翻訳がこの機種の売りの1つになっています。ただし提供の段階はベータです。

公式ブログに制限が2つ書かれています。1つは対応範囲で、「リリース時点では HiDock P1 および PC向けのWeb版HiNotes でのみご利用いただけます」と記載があります。もう1つは時間で、「ベータ版期間中は、1回のリアルタイム翻訳で利用できる最大時間は1時間です」と明記されています。

この記述の読み方には注意が要ります。そのブログは2025年12月の記事で、「リリース時点では」という書き方です。一方で現在のP1 miniの製品ページには、P1と同じ「リアルタイム翻訳を含むアドバンスト機能が毎月300分」の告知が載っています。古いブログを根拠にP1 miniを非対応と断定はできず、現時点での対応可否については公式に明確な記載を確認できませんでした。

もう1点、混同しやすいので分けて書きます。確認できたのはリアルタイム「翻訳」で、録音中に日本語の文字が画面に出てくるリアルタイム「文字起こし」については記載を確認できませんでした。会議中に文字を目で追いたい用途なら、ここは購入前に確認すべき項目です。

月にいくらかかるか——3つの使い方で試算します

金額の性質が分かったので、実際の会議量に当てはめます。前提は3つです。端末は購入済みで毎月300分の無料枠が使えること、話者識別を使った分だけクォータが減ること、単価は1,200分パックの1分あたり約¥1.57であることです。税込か税抜かを公式に確認できなかったので、そのぶんの誤差は残ります。

月の会議時間300分を超える分クォータの費用(概算)
5時間(300分)0分¥0
10時間(600分)300分約¥470
20時間(1,200分)900分約¥1,410
40時間(2,400分)2,100分約¥3,290

使い放題プロは年¥28,800なので、月あたりに直すと¥2,400です。上の表と突き合わせると、分かれ目は月30時間あたりになります。

月の会議時間従量(概算)使い放題プロ(月換算)
20時間約¥1,410¥2,400
30時間約¥2,350¥2,400
40時間約¥3,290¥2,400

月30時間を超えて話者識別付きで録るなら、使い放題プロのほうが安くなります。ただし年払いなので、その量が続く見込みが立ってからの選択になります。使い放題プロの自動更新の有無、解約の方法、途中解約したときの日割り返金の可否は、公式に記載を確認できませんでした。返品・返金ポリシーと利用規約はハードウェアの返品を対象にしていて、サブスクリプションの解約条件を書いた箇所を見つけられませんでした。

まとめ買いを選ぶかどうかの目安も、同じ表から出せます。12,000分は200時間ぶんなので、月30時間を話者識別付きで録る人でも半年以上かかる量です。単価の差が約6%しかないことを考えると、まず1,200分パックで自分の消費量を測るほうが失敗しにくい買い方になります。

話者識別を使わないなら、この試算はまるごと消えます。文字起こしの時間は無料で無制限と記載があるので、費用が発生するかどうかは「誰が言ったかを残すか」で決まります。ここがHiDockの課金のいちばん大事なところです。

弱点として読める部分

公式サイトは利用者のレビューをそのまま掲載していて、270件で平均4.4という数字が出ています。その中に、話者識別についての具体的な指摘がありました。生のブレインストーミングを文字起こしして使っているという利用者が、「文字起こしで話者名を正確に割り当てるのが難しい」と書いています。

これは製品固有の欠点というより、この分野に共通する崩れ方です。声質の近い人がまとめられる、途中から入った人が既存の話者に吸収される、といった形で起こります。マイクが2基という構成は、6基積む製品と比べると話者の分離には不利に働く可能性があります。

もう一点、動作にPCまたは対応スマートフォンが必要だという点があります。公式サイトのよくある質問に「P1は単体で動作するか」という項目が立っていること自体が、そこを気にする人が多いことを示しています。机に置くだけで完結する据え置きのレコーダーとは、使い方の前提が違います。

ボットを入れられない会議がある向くイヤホン経由で両側を録るイヤホンで通話することが多い向くCall Mode可端末だけで完結させたい向かないPCかスマホが要るいま買いたい要注意在庫が売り切れ
HiDock P1が向くかどうかは、会議の入り方で決まります。

日本で買うときの注意

日本語の公式サイト(jp.hidock.com)があり、税込26,800円で案内されています。国内販売は2025年11月に始まっていて、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでも扱われています。「安心の日本語サポート」と明記があり、問い合わせ先は support-japan@hidock.com です。

問題は在庫のほうです。2026年9月2日時点で、日本の公式サイトの表示は売り切れになっています。通常価格とセール価格が同額で並んでいるので、値引きを待つ意味はありません。買うなら他の販売経路を当たることになります。

もう1つ、日本語の文字起こしの品質はこの記事だけでは判断できません。75言語対応と書かれていますが、対応と実用の間には差があります。18か月保証と30日間の返品が案内されているので、日本語の会議で使うつもりなら、返品期間のうちに自分の会議で試すのが現実的です。

在庫が戻るのを待てないなら、国内で売られている機種の一覧から入ったほうが早い。ボットを入れられない会議への対処は、端末で録る方法がほかにもいくつかあります

HiDockの機種は5つ。P1以外も見ておく

日本語公式サイトのラインナップは、P1、P1 mini、H1、H1E、H1 Liteと、P1用の本革ケースです。HiNotesは共通なので、機種で変わるのは録り方と置き場所になります。

機種定価(税込)本体ストレージ位置づけ
HiDock P1¥26,80064GB通話・対面・呟きの3モード
HiDock P1 mini¥21,80032GBスマートフォン・タブレット専用
HiDock H1 Lite¥29,8008GBAIスピーカーフォン
機種定価(税込)本体ストレージ位置づけ
HiDock H1¥49,80032GB11ポートのドッキングステーション兼用
HiDock H1E¥39,800記載なしH1ページ内のバリエーション
P1本革ケース¥7,900型番 HDLC001

本稿は定価だけを載せています。H1系の2機種には値引きが掛かる時期があるので、読者が見る画面の数字と違うことがあります。P1・P1 mini・H1 Liteは、2026年9月2日時点で通常価格と販売価格が同額でした。

P1 miniには、はっきりした制約があります。公式のよくある質問に「いいえ、P1 miniはノートパソコンでは使用できません。USB-Cポートを搭載したスマートフォンやタブレットでご利用いただけます。」と記載があります。対応はiPhone 15以降とOTG機能搭載のAndroidで、重量は12gです。

H1は性格が違います。保存容量32GBで、11ポートのドッキングステーションを兼ね、ノートパソコンへ最大100Wの給電ができます。机に据え置いて、電源とディスプレイのハブを兼ねながら録るという発想の製品です。なお、クラウドストレージ無制限の併記があるのはP1・P1 mini・H1 Liteの3機種で、H1の仕様表は「保存容量 32GB」だけでした。

H1Eには単独の製品ページがありません。H1の製品ページの中のバリエーションとして売られていて、ポート構成の内訳・保存容量・寸法といったH1E固有の仕様は掲載されていませんでした。型番も、H1 LiteのHD1LS100やケースのHDLC001に相当するものを確認できませんでした。

在庫は、2026年9月2日時点でH1のプラチナグレーだけが購入できない状態でした。P1(スペースグレーとスターホワイト)、P1 mini、H1 Lite、H1のスレートグレー、H1Eのブラック、本革ケースは購入できます。この記事の前半に9月1日時点で売り切れと書いていますが、翌日には在庫が戻っていました。

対応環境の落とし穴

HiNotesはブラウザで動くWebアプリです。公式は「Mac、Windows、iOS、Androidの端末からどこでもノートにアクセス可能」と案内していて、端末をまたいでノートを見られます。ただし、端末ごとにできることが揃っているわけではありません。

いちばん大きいのはH1です。対応OSにiOS・iPadOS・Androidが挙がっているのに、製品ページには「HiDock H1で行われた録音は、文字起こしと要約のためにラップトップに接続する必要があります。」と記載があります。録るところまでは端末でできても、文字にするにはPCが要ります。

ブラウザの制限についても記載があります。2024年に公開されたH1向けのよくある質問に「Macでは、HiNotesにはChromeとMicrosoft Edgeを推奨します。SafariはHiNotesとHiDockをサポートしていません。」と書かれています。同じ記事には「いいえ、HiDockはHiDock E1イヤホンのみで動作します」という記述もあります。

この2つは、扱いに注意が要ります。どちらも2024年公開のH1向けFAQの記述で、更新日を確認できませんでした。現行のH1製品ページには対応イヤホンの制限に関する記載が無く、代わりに「USB-CやBluetooth接続を通じて、Zoom、Teams、WhatsApp、FaceTimeなどのソフトウェアでの音声を抽出」と書かれています。古い記述がいまも生きているかどうかは、購入前に確認したほうが確実です。

スマートフォンのアプリについても、はっきりしません。日本語公式サイトにApp StoreやGoogle Playへのリンクは無く、リアルタイム翻訳の告知記事で「iOS / Android アプリでの対応は現在検討中」と触れられているだけでした。iPhoneのアプリで完結させたい人にとっては、ここが決定的な確認項目になります。

ファイルの上限と、書き出せる形式

アップロードして文字起こしできるファイルには、時間の上限があります。公式の記載は「最大4時間の音声ファイルを、AIによる高精度な文字起こしで読みやすく整理された文章に簡単変換」です。長い研修やセミナーを1本のまま投げる用途では、この4時間が効きます。

容量の上限は、日本語公式サイトに記載を確認できませんでした。HiNotesのアプリ側にはファイルサイズが1GBの制限を超えたことを知らせるエラー文言が用意されているので、何らかの上限は存在します。ただし公式の仕様として掲載された箇所を見つけられませんでした。

対応するファイル形式も同じです。mp3・wav・m4a・mp4といった拡張子の一覧を、HiNotesページ・ヘルプセンター・H1のよくある質問のいずれにも確認できませんでした。動画ファイルの文字起こしに対応するかどうかについても、記載がありません。

デバイス本体での連続録音時間の上限も、記載を確認できませんでした。4時間はアップロードするファイルについての数字で、本体が何時間続けて録れるかは別の話です。書き出しは、プランで差が付きます。

形式無料プロ以上
.txtありあり
.csv / .srtなしあり
Markdown / Word / PDFなしあり

議事録を配布する運用なら、実質的に有料プランが前提になります。.txtしか出せない状態では、体裁を整えた議事録を関係者に回せません。字幕として使う .srt も有料側です。

セキュリティ——米国のAzure、認証はAzureのもの

社内で使えるかを判断するために要る項目を、公式の記載だけで並べます。HiNotesにはセキュリティの説明ページがあり、書いてある内容は具体的です。

項目公式の記載
サーバーの所在国米国のMicrosoft Azureデータセンター
保存時の暗号化AES-256
転送時の暗号化TLS 1.2 / 1.3
暗号鍵の管理Microsoft Azureのインフラ

AI学習への利用については、明記があります。「お客様のプライバシーとセキュリティを最優先に考え、AIのトレーニングにお客様のデータを使用することは一切ありません。」と書かれています。加えて、OpenAIおよびAnthropicへ共有されるメタデータは匿名化し、「会議の内容は小さなセグメントに分割され、ランダムな順序で処理されます」としています。

削除の扱いもはっきりしています。「HiNotesアカウントから会議メモを削除すると、データベースから完全かつ不可逆的に削除されます。削除後は、データを復元することはできません。」と記載があります。戻せないので、消す操作は取り返しがつきません。

一方で、書かれていないものがあります。クラウド上の録音・文字起こしの保管期間です。製品ページには「クラウドストレージ無制限」とありますが、期間の上限や無料プランでの保存期限の定めを、セキュリティページにも日本語のプライバシーポリシーにも確認できませんでした。利用者が削除すれば不可逆に消える、というところまでしか分かりません。

認証の読み方には注意が要ります。セキュリティページにSOC 1〜3とISO/IEC 27001の名前が出てきますが、これは「Microsoft Azureは、SOC 1~3およびISO/IEC 27001を含む、広範なコンプライアンスおよび規制認証を取得しています」という書き方です。Azureが取った認証としての記載で、HiDockまたはSugr Technology Hong Kong Limited自身の認証取得と登録番号は、日本語公式サイト上に確認できませんでした。

GDPRについては「EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠しています」と自社で表明しています。第三者のセキュリティ専門家によるペネトレーションテストの実施にも言及があります。いずれも第三者の審査結果ではなく自社の説明なので、社内の審査で審査機関の名前や登録番号を求められる場合は、そこを別に確認することになります。

セキュリティに関する問い合わせ先は security@hidock.com で、報告には24時間以内に対応する方針を掲げています。窓口が明示されている点は、この分野では丁寧なほうです。

誰が売っているか——販売事業者は香港の会社です

導入を社内で通すとき、契約の相手が誰かを聞かれます。特定商取引法に基づく表示にはこう書かれています。

項目記載
販売事業者SUGR TECHNOLOGY HONG KONG LIMITED
代表責任者Linna Peng(リンナ・ペン)
所在地香港・九龍 観塘(Kwun Tong, Kowloon, Hong Kong)
支払方法クレジットカード、PayPal、Google Pay、Apple Pay

日本法人ではありません。日本国内の拠点や登記の有無については、特定商取引法に基づく表示に香港の所在地しか記載がなく、確認できませんでした。国内の代理店から買う形ではなく、香港の会社から直接買う形になります。

電話番号には但し書きが付いています。表示されている +852 6793 9006 について、「このお電話番号は仕様、操作、故障、修理、返品のお問い合わせにはお答えしておりません。」と明記されています。製品の相談を電話でしたい人にとって、この番号は使えません。日本国内の電話サポート窓口の記載も確認できませんでした。

ではサポートが薄いかというと、そうとは言えません。ヘルプセンターには日本語のメール窓口 support-japan@hidock.com が案内され、あわせて「365日オンラインサポート」「マンツーマンのZoomサポート」が掲げられています。使い放題プロには365日の優先サポートとZoomでの専用サポートセッションが含まれると記載があります。

法人での購入は問い合わせ制です。窓口は support-japan@hidock.com(平日9:00〜18:00)で、「法人購入のご検討、請求書発行、お支払い方法の変更など、各種ご要望がございましたらお気軽にご連絡ください。」と案内されています。法人向けの料金体系・ボリュームディスカウント・最低購入数は公開されていません。台数を揃えたい場合、見積もりを取るところから始まります。

もう1つ、特定商取引法に基づく表示の「商品代金以外に必要な金額」の欄にHiNotes Pro Membershipが挙げられています。端末代のほかに費用が発生しうることを、事業者自身が明示している形です。

保証・返品の条件

30日の返品ができることは、この製品を試すうえで実務的に大きい点です。条件を正確に押さえておきます。

項目条件
保証期間18ヶ月(公式ストアで購入したHiDock製品)
保証の対象外ケーブル・収納袋などの付属品・消耗品
返品期間到着後30日以内(自己都合可)
返品の条件未使用同然の状態で、付属品と元箱がすべて揃っていること

保証の対象にも境目があります。「当公式ストアからご購入いただいた全てのHiDock製品には、18ヶ月間の保証期間が付与されます(ギフトカードを除く)。」と記載があり、ケーブルや収納袋などの付属品・消耗品は対象外です。本体が壊れたときには効きますが、付属品の交換までは含まれません。

返送料の負担も分かれます。製造上の欠陥がある場合は事業者の負担ですが、「品質に関連しないお客様のご都合による30日以内の返品については、返送料はお客様負担」と記載があります。試して合わなかった場合、送料は自分で持つことになります。

返金の対象に入らないものもあります。「無料サービスは返品・交換の対象外となります」と明記されていて、端末購入に付いてくる無料の枠は返金の計算に含まれないと読むのが自然です。返金の処理は「通常5営業日以内に処理され」と案内され、手続きの開始時にメールで通知があります。実際にお金が戻る時期は、カード会社の処理速度によります。

出荷は日本国内の倉庫からヤマト運輸で、送料は無料です。製品ページと配送ポリシーに「2営業日以内に出荷し、発送後は通常1〜5営業日程度(離島・遠隔地を除く)でお届けします」と記載があります。海外の会社から買う形ですが、輸送そのものは国内から出ます。

日本語の会議で使えるかどうかは、記事を読んだだけでは判断できません。返品の期間があるうちに自分の会議で試すのが、いちばん確実な確かめ方です。ただし返送料は自己負担なので、その分は織り込んでください。

買う前に問い合わせるべきこと

公式サイトを読んでも分からなかった項目を、まとめて並べます。ここは購入前にメールで聞く価値があります。

項目状況
HiNotes料金の税込/税抜料金表に税の表記がありません
使い放題プロの自動更新・解約・日割り返金規約はハードウェアの返品が対象で、記載がありません
月払いの有無と年払いの割引率日本語の料金表に月額の記載がありません
クラウドの保管期間「無制限」は容量の話で、期間の定めがありません
項目状況
無料プランのAI要約の回数上限「無制限」は文字起こし時間についての記載です
本体での連続録音時間の上限4時間はアップロードするファイルの上限です
対応ファイル形式とサイズ上限日本語公式サイトに記載がありません
話者識別の対応言語と人数の条件「最大10人」の条件が書かれていません

数は多く見えますが、性質はほぼ同じです。端末の仕様は詳しく書かれていて、ソフト側の契約条件が薄いという偏りがあります。端末は30日で返品できるので確かめやすく、ソフトの条件は使い始めてから効いてくるので、順序としては逆に確認したほうが安全です。

とくに年払いの使い放題プロを検討するなら、解約の条件を先に聞いてください。¥28,800を1年ぶん先に払う形なので、途中で使わなくなったときの扱いが分からないままでは判断できません。

問い合わせ先は support-japan@hidock.com です。法人窓口の対応時間は平日9:00〜18:00と案内されていて、365日のオンラインサポートとZoomでのマンツーマン対応も掲げられています。電話で聞きたい場合、特定商取引法に基づく表示の番号は仕様や故障の問い合わせに応じないと明記されているので、窓口はメールかZoomになります。

向く場面・向かない場面

向く

  • Web会議にボットを入れられない。この制約を持つ人にとって、P1の作りは正面から効きます
  • イヤホンで通話することが多い。Call Modeがそのまま使え、移動中の通話も対象になります
  • 英語での利用が中心。文字起こしは75言語対応と案内されています
  • 対面と通話の両方を1台で済ませたい。Room Modeがあるので使い分けられます

向かない

  • いますぐ欲しい。2026年9月2日時点で、日本の公式サイトの在庫は売り切れです
  • iPhone 14以前を使っている。対応はiPhone 15以降と明記されています
  • PCを開かずに録りたい。単体での動作を前提にした作りではありません
  • 人数の多い会議で話者を分けたい。マイク2基の構成で、レビューにも話者の割り当てについての指摘があります

価格と仕様は2026年9月2日時点の公式サイト(jp.hidock.com / hidock.com)の表示です。内容は変わることがあるので、購入前に公式でご確認ください。

HiNotesの課金構造が向く人・向かない人

端末の作りで向き不向きが決まる部分は前のところに書きました。ここでは課金の側だけで見ます。同じ製品でも、会議の量と「誰が言ったかを残すか」で答えが逆になります。

話者識別を使うか使わないなら¥0も使うと時間で課金月の会議が5時間以内か無料枠に収まるクォータを買う月30時間を超えるか使い放題プロが安い従量のほうが安いWordやPDFで配るか有料プランが前提無料で足りる
費用が出るかどうかは、この順で決まります。

向く

  • 文字にできれば十分で、話者は分けなくていい。文字起こしの時間は無料で無制限と記載があり、端末代のあとに費用が出ない可能性があります
  • 会議の量が月によって大きく振れる。クォータに有効期限が無いので、使わない月の課金が発生しません
  • 月に5時間くらいしか録らない。毎月300分の無料枠に収まります
  • 使うAIモデルを自分で選びたい。GPT・Claude・Geminiから選べ、会議ごとの切り替えと再要約ができると記載があります
  • 日本式の議事録の形が欲しい。2026年4月に日本のビジネス文書向けの「議事録」テンプレートが追加されています

向かない

  • 毎回、誰が言ったかを残したい。話者識別は有料で、録音時間に応じてクォータを消費します
  • 契約条件をすべて確認してから決めたい。解約条件・保管期間・税区分など、公式に記載を確認できない項目が残ります
  • 音声の保管場所を国内に限りたい。サーバーは米国のAzureだと明記されています
  • iPhoneだけで完結させたい。H1は文字起こしにPCへの接続が要ると記載があり、専用アプリの提供状況も確認できませんでした
  • 第三者認証の登録番号を条件にしている。ISO/IEC 27001とSOCはAzureの認証としての記載で、HiDock自身の取得は確認できませんでした

料金の見え方だけで選ぶと外します。この製品の費用は、月額ではなく「話者識別を使った分数」で決まります。そこを見積もってから、従量と使い放題のどちらにするかを選ぶ順番になります。

仕様と価格は2026年9月2日時点の公式サイト(jp.hidock.com / hinotes.hidock.com)の表示です。値引きが掛かる時期がありますが、この記事では定価だけを載せています。内容は変わることがあるので、購入前に公式でご確認ください。

よくある質問

HiDock P1の価格はいくらですか

日本語の公式サイト(jp.hidock.com)の表示で税込26,800円です。世界向けのサイトでは169ドルと表示されています。2026年9月1日時点で、日本の公式サイトでは在庫が売り切れの表示になっています。

日本語のサポートはありますか

あります。日本の公式サイトに「安心の日本語サポート」と記載があり、問い合わせ先として support-japan@hidock.com が案内されています。国内販売は2025年11月に始まっており、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでも扱われています。

ボットを入れずにWeb会議を録れるのはなぜですか

P1をUSB-CでPCにつなぎ、Bluetoothイヤホンとのあいだで双方向の音声をやり取りする作りだからです。会議ツールから見るとイヤホンが接続されているだけなので、Zoomなどに録音用のボットを参加させる必要がありません。公式はこの仕組みをBlueCatchと呼んでいます。

文字起こしは無料ですか

公式サイトに「75言語の高精度な文字起こしが生涯無料」と記載があります。AI要約については別途プランの案内があり、公式サイトの利用者レビューにも「無制限プラン」への言及があります。無料の範囲がどこまでかは購入前にご確認ください。

対面の会議でも使えますか

使えます。Room Modeという設定があり、公式は「部屋の全員の声を捉える」用途と説明しています。ほかに通話向けのCall Mode、思いつきを記録するWhisper Modeがあります。

話者識別の精度はどうですか

公式サイトに話者識別の精度についての記載は見当たりませんでした。公式サイトに掲載されている利用者のレビューには「文字起こしで話者名を正確に割り当てるのが難しい」という指摘があります。

HiNotesの料金はいくらですか。月額プランはありますか

日本語公式サイトの料金表に載っているのは3つです。無料のメンバーシップ、従量制のプロメンバーシップ(¥1,880 / 1,200分、¥17,580 / 12,000分)、年額¥28,800の使い放題プロです。プロメンバーシップは「使った分だけお支払いいただく従量制」と明記されていて、月額のサブスクリプションは日本語の料金表に記載がありません。税込か税抜かの表記も確認できませんでした。

HiDockの話者識別(話者分離)は無料で使えますか

使えません。機能そのものは「会議中最大10人の声を識別」と記載がありますが、プラン比較表では無料が「➖」、プロメンバーシップと使い放題プロが「✔️」です。H1製品ページのFAQにも「このオファーには複数話者識別サービスは含まれておらず、必要に応じてHiNotesウェブサイトで別途購入することができます。」と明記されています。使うと録音時間に応じてクォータが減ります。

HiDockの使い放題プロは元が取れますか

年額¥28,800は月あたり¥2,400にあたります。1,200分パックの1分あたり約¥1.57と、毎月300分の無料枠で計算すると、話者識別付きで月30時間を超えて録る人から使い放題プロのほうが安くなります。ただし自動更新の有無、解約の方法、途中解約時の日割り返金の可否は、公式に記載を確認できませんでした。

HiDockはどこの国の会社ですか

特定商取引法に基づく表示の販売事業者はSUGR TECHNOLOGY HONG KONG LIMITEDで、所在地は香港・九龍です。日本法人ではなく、日本国内の拠点や登記の有無は確認できませんでした。日本語のサポート窓口は support-japan@hidock.com で、出荷は日本国内の倉庫からヤマト運輸、送料無料と記載があります。

HiDockの録音データはどこに保存されますか

HiNotesのセキュリティページに「米国に位置しているMicrosoft Azureデータセンターで運用されています」と記載があります。保存時はAES-256、転送時はTLS 1.2/1.3で暗号化され、AIの学習には使用しないと明記されています。ただしクラウド上の保管期間の定めは確認できませんでした。ISO/IEC 27001とSOCはAzureが取得した認証としての記載で、HiDock自身の登録番号は確認できませんでした。

HiDock P1とP1 miniの違いは何ですか

価格は税込¥26,800と¥21,800、本体ストレージは64GBと32GBです。いちばん大きい違いは対応端末で、P1 miniは公式のよくある質問に「いいえ、P1 miniはノートパソコンでは使用できません」と記載があり、USB-C搭載のスマートフォンやタブレット専用です。対応はiPhone 15以降とOTG機能搭載のAndroidで、重量は12gです。

HiDockは返品できますか

到着後30日以内なら自己都合でも返品できると記載があります。条件は未使用同然の状態で、付属品と元箱がすべて揃っていることです。品質に問題が無い自己都合の返品は返送料が購入者の負担で、無料で提供されたサービスは返品・交換の対象外と明記されています。返金の処理は通常5営業日以内で、着金の時期はカード会社の処理速度によります。

HiDockで文字起こしできるファイルの上限は何時間ですか

1ファイルあたり最大4時間と記載があります。ただしこれはアップロードするファイルについての数字で、デバイス本体での連続録音時間の上限は公式に記載を確認できませんでした。ファイルの容量上限と対応する拡張子の一覧も、日本語公式サイトには記載がありません。

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