英語の会議と、日英が混ざる会議をどう記録するか
英語だけの会議なら選択肢は多いのですが、日本語と英語が行き来する会議は話が別です。1つの音声に2言語を扱えると公式に明記しているサービスと、その条件を整理しました。うちは日本語のみなので、この用途では選べません。

英語だけの会議なら、選択肢はたくさんあります。難しいのは日本語と英語が行き来する会議のほうです。
この記事の内容(18項目)
日本語で話していて、資料の説明だけ英語になる。先方が英語で質問して、こちらが日本語で答える。1つの音声に2つの言語が入るこの状況を、多くのサービスは想定していません。
「対応言語58」でも、混在に対応しているとは限らない
比較表の「対応言語」の数字は、たいてい1つの音声につき1言語を選ぶ前提です。58言語に対応していても、日本語を選べば英語部分は日本語として書き取ろうとします。だから見るべきは言語数ではなく、「1つの音声に2言語」と公式が書いているかです。
英語だけの会議が、日本語より条件が良い理由
「英語のほうが精度が高い」という言い方はよく見ます。ただ、日本語と英語の認識精度を数値で比べた公式の記載は、どのサービスでも確認できませんでした。単語誤り率のような指標を各社のヘルプで探しても、比較の表は出てきません。ですから「何割高い」とは書けません。
数値の代わりに引けるのは、Whisperの公式リポジトリにある2つの記述です。
Whisper's performance varies widely depending on the language.
性能は言語によって大きく変わる、という記述です。あわせて、英語専用の .en モデルは英語用途で有利になりやすく、特に tiny.en と base.en で差が出るとも書かれています。OpenAIのAPI側のドキュメントにも「Whisperは98言語に対応するが、精度は言語によって異なる」とあります。
公式に基づいて言えるのはここまでです。実務で効いてくるのは精度そのものより、選べる製品の数のほうだと思います。どの製品も英語は必ず対応言語に入っていて、日本語は入っていないことがあるからです。
| サービス | 文字起こしの対応言語 | 日本語の扱い |
|---|---|---|
| Otter | 6言語 | 対応(画面の表示は英語のまま) |
| Google Meet の文字起こし | 8言語 | 対応(iPhoneからは使えない) |
| Teams の多言語音声認識 | 9言語 | 対応(Copilot か Teams Premium) |
| Notta の2か国語文字起こし | 23言語 | 対応(月4回まで) |
英語だけの会議なら、この表の括弧の中をほとんど気にせずに済みます。英語は全部に入っているので、料金と使い勝手だけで選べます。日本語が絡んだ瞬間に、括弧の中の条件が一斉に効いてきます。
日英が混ざると、なぜ急に難しくなるのか
理由は単純です。多くのサービスが、1つの音声につき1つの言語を設定する作りだからです。「この会議は英語」と決めた場所へ日本語が入ると、日本語を英語として書き取ろうとします。
各社ともそのことを公式に書いています。Zoomの記載はこうです。
If speaking in language A, but Zoom is expecting language B, the generated captions will be inaccurate.
Teamsは通訳機能がオフのときの挙動として、「会議中に参加者が言語を切り替えても、話し言葉は自動的に更新されないため、コンテンツが不正確になる可能性があります」と書いています。自動では追いかけない、と明記しているわけです。
Otterはもっと直接的で、「Otter can only transcribe in one language at a time.」と書き、会議や録音の前に言語を選ぶ必要があるとしています。Google Meetの自動メモ生成も「一度に 1 つの言語にのみ対応し、現在のところ、複数の言語で行われる会議には対応していません」です。
| 方式 | 代表 | 会議中に言語が変わったら |
|---|---|---|
| 会議に1言語を設定 | Zoom・Teamsの標準 | 不一致を検出して通知(Teams) |
| 参加者ごとに1言語 | Teamsの多言語音声認識 | 各自の設定に従う |
| 1つの音声に2言語 | Nottaの2か国語文字起こし | 指定した2言語の範囲で処理 |
| 端末の言語に従う | iPhoneのメモアプリ | 設定に戻って変える |
ひとつ、はっきりさせておきます。「1つの発話の中で日本語と英語が混ざったとき」に各サービスがどう振る舞うかは、どの公式ヘルプにも記載を確認できませんでした。確認できたのは「1言語のみ」「不正確になる」「不一致を検出して更新を促す」という水準までです。ここから先は自分の音声で試すしかありません。
混在に対応すると明記しているもの
Notta の「2か国語文字起こし」
公式ヘルプにこう書かれています。
「2か国語文字起こし」は、国際会議のような2か国語が混在する場面で活用できる機能です。
対応は23言語で、その一覧に日本語と英語の両方が入っています。前提条件の欄には「プラン:すべてのプランで利用できます」と書かれています。使える経路は3つ。
| 経路 | 相互翻訳 |
|---|---|
| リアルタイム録音 | 対応 |
| Notta Bot(Zoom・Teams・Meet・Webex) | 対応 |
| ファイルのアップロード | 非対応 |
手元の録音ファイルを渡す場合、相互翻訳は付きません(文字起こしはされます)。会議の最中にBotを入れるか、その場で録音を始めるかで、できることが変わります。なお対象はNotta Web版です。ファイルの上限は音声が1GBまたは3時間、動画が10GBまたは3時間のいずれか小さいほう。料金の全体像は別記事にまとめました。
Nottaの2か国語には、月の回数制限がある
公式ヘルプの前提条件の欄には「すべてのプランで利用できます」と書かれています。ただし同じページの折りたたまれたFAQに、回数の上限が書かれています。
どのプランでも、月4回まで2か国語文字起こし・翻訳機能をご利用いただけます。
アドオンを買うと月200回分が追加されます。無制限ではないので、毎日のように日英の打ち合わせがある人は、この4回で足りるかを先に確かめてください。1か国語のリアルタイム翻訳のほうは月2回までで、こちらはアドオンで月100回分が追加されます。Nottaは言語の数字が3つに分かれていて、比較記事で混ざりやすいところです。
| 機能 | 対応言語 | 月の回数 |
|---|---|---|
| 1か国語の文字起こし | 58言語 | 記載を確認できず |
| 文字起こし後の翻訳 | 42言語 | 記載を確認できず |
| 2か国語文字起こし・翻訳 | 23言語 | 4回(アドオンで200回分) |
| 1か国語のリアルタイム翻訳 | 翻訳元36・翻訳先61 | 2回(アドオンで100回分) |
公式ヘルプが2本に分かれている点も押さえておきます。「2か国語文字起こし・翻訳┃Web版」の前提条件は「プラットフォーム:Notta Web版」だけですが、「┃アプリ版」の記事には「Notta Web版、Notta アプリ版」と書かれています。同じ機能でも、読んでいる記事によって対象が違って見えます。
| 経路 | 操作 |
|---|---|
| リアルタイム録音(Web版) | ホームの「録音開始」→「2か国語」→2つの発話言語を指定→(必要なら「相互翻訳」をオン)→「録音開始」 |
| Notta Bot | 「Web会議の文字起こし」→「2か国語」→発話言語を指定して招待URLを入力→「文字起こしする」 |
| ファイルのアップロード | 「アップロード」→ファイルを上げて「次は」→「2か国語文字起こし」→2つの発話言語を指定 |
| アプリ版の録音 | 青い「+」→「録音開始」→「2カ国語」→(必要なら「相互翻訳」)→「録音と文字起こし開始」 |
なお、この「相互翻訳」が日本語→英語と英語→日本語の双方向なのかは、2か国語の記事には明記を確認できませんでした。別機能の1か国語リアルタイム翻訳では、日本語も英語も翻訳元と翻訳先の両方の表に載っています。
Microsoft Teams の多言語音声認識
Teamsのやり方は少し違って、参加者ごとに自分の発話言語を選ぶ方式です。1人が文の途中で切り替えるのではなく、「この人は日本語、この人は英語」と割り当てます。対応は9言語で、日本語と英語の両方が入っています。ただしMicrosoft Copilot ライセンスか Teams Premium が必要で、タウンホール形式では使えません。社内の会議で参加者が固定されているなら、この方式のほうが素直です。
Teamsで言語がずれたときの直し方
Teamsは、設定した話し言葉と違う言語が話されると不一致を検出します。通知が出て、[設定]から手で直すか、[はい、変更します]で検出された言語へ即座に切り替えるかを選べます。手で直す場合の経路は次のとおりです。
- [その他のアクション]を開く
- [レコーディングと文字起こし]→[トランスクリプトの表示]
- [言語設定]を開く
- [この会議で話している言語]で実際に話している言語を選ぶ
- [更新]
ここで注意が要るのは、この設定が会議全体のものだという点です。公式には「話し言葉の設定を変更すると、すべてのユーザーのトランスクリプトとキャプションの言語が変更されます」とあります。自分だけ英語で読む、という使い方はできません。
さらに、文字起こしを実行している最中は開催者以外がこの設定に触れません。「他の参加者が会議の話し言葉にアクセスするには、文字起こしをオフにする必要があります」と書かれているので、いったん止めてから設定し直すことになります。ライブ文字起こしはデスクトップ版のTeamsだけで、モバイルアプリは会議後のトランスクリプト閲覧のみです。
混在が分かっているなら、会議中に直すより事前に設定しておくほうが確実です。予定表でイベントを開き、[イベントの表示]→設定アイコン→[レコーディングと文字起こし]→[多言語音声認識を有効にする]をオンにして[適用する]。これで参加者が各自の話し言葉を選べるようになります。
通訳エージェントを使う手もあります。会議コントロールの[その他のアクション]→[言語と音声の選択]→[インタープリター]→[自分用にオンにする]→[会議を聞く]で言語を選び[オンにする]。対応言語に日本語が入っています。ただし通訳をオンにすると話し言葉が自動検出へ切り替わるので、戻したいときは[キャプション設定を開く]→[Language settings]→[話し手の言語]で選び直します。
Teams自身が挙げているベストプラクティスも、そのまま混在対策として使えます。
一度に 1 つの言語を話します。特にバイリンガルである場合は、1 つの言語を常に使用するようにしてください。
Teamsの翻訳字幕は、そのままでは残らない
会議中に出ていた翻訳を、あとから議事録として読み返すつもりなら、先に知っておくことがあります。公式には「翻訳されたキャプションと文字起こしは会議中にのみ使用でき、会議終了後はアクセスできなくなります」とあり、保存されるのは元の言語のトランスクリプトだけです。
遅れて参加した人も同じで、参加した時点以降の翻訳しか見られません。会議中の翻訳は、その場限りのものだと考えてください。
会議後の翻訳版がまったく作れないわけではありません。公式に案内されている経路は2つです。
| 経路 | 条件 |
|---|---|
| Clipchamp で生成する | 会議後の翻訳トランスクリプトの作り方として公式が案内 |
| [要約]ページから生成する | IT管理者が従量課金制のトランスクリプト翻訳を有効にしている場合。100以上の言語 |
トランスクリプトを持ち出す場合、開催者と共同開催者は .docx または .vtt でダウンロードできます。ただし電話で参加した人はトランスクリプトを見られず、別テナントのユーザーは会議後の表示もダウンロードもできません。匿名参加者は開始・表示・ダウンロードのいずれもできません。
会議の要約の言語は、また別に決まります。多言語音声認識をオンにした会議では、要約はキャプションと文字起こし用に[翻訳先]で選んだ言語で表示されます。文字起こしは英語のまま、要約だけ日本語という組み合わせが取れるということです。
Otter.ai は日本語にも対応している
英語の会議というとまず名前が挙がるサービスですが、日本語にも対応しています。公式ヘルプの記載はこうです。
Otter currently only supports English, Spanish, French, German, Japanese, and Chinese (Simplified)
ポルトガル語に対応しているかというFAQに対して、公式が "No." と答えている点からも、この6言語が上限だと分かります。紛らわしいのは、公式サイトの日本語向けページが英語向けサービスとして案内していることです。「日本語非対応」と書いてある比較記事を見かけますが、ヘルプ上は対応しています。無料のBasicプランは月300分、1回30分まで。ファイルの取り込みは生涯3件までです。
Otterは、あとから言語を変えられない
Otterで日英が混ざる会議を扱えるか。この質問には公式が明確に答えています。同時に2言語を扱えるのはフランス語と英語の組み合わせだけで、ほかの組み合わせを尋ねるFAQには "No." と書かれています。日本語と英語の同時は、公式に否定されています。
厄介なのは、あとから直せないことです。録音の途中で言語設定を変えても、その録音は開始時の言語のまま処理されます。録音済みの会話を別の言語で処理し直す機能もありません。
I forgot to change the language before a meeting. Can I reprocess it in a different language? No.
公式に案内されている回復手段は1つだけです。Otterから音声ファイルを書き出し、言語設定を変えてから取り込み直します。取り込みの回数に制限があるプランだと、この操作そのものが枠を消費します。
言語の設定場所は、Web版とデスクトップ版では左上のプロフィール→Account Settings→右側のLanguageのドロップダウンです。モバイルでは[Conversation Language]をタップします。会議の前に必ず確認する項目だと考えてください。
日本語で使う人向けの注意がもうひとつあります。言語を変えて影響するのは文字起こしの処理だけで、設定・メニュー・ナビゲーションといった画面の表示は英語のままです。
英語だけの会議なら
混在がないなら、話はずっと簡単です。ほとんどのサービスが英語に対応しているので、価格と使い勝手で選べます。Web会議ツール自体の文字起こしも英語には対応しています(プランの条件はこちら)。英語の会議のためだけに別のサービスを契約する必要は、たいていありません。
Zoomの自動字幕と翻訳字幕
Zoomの自動字幕は「会議で話される言語」を1つ設定する方式です。この選択は全参加者に影響し、既定はホストのOSの言語になります。設定と違う言語を話すと字幕が不正確になる、と公式に書かれています。
話す言語そのものは参加者が各自で選び、次回以降の会議にも引き継がれます。ただし選べる言語の範囲はホストの自動字幕設定で決まるので、「自分だけ英語にする」が常にできるわけではありません。公式ページどうしで書き方が違うところなので、両方を頭に置いておくのが安全です。翻訳字幕を使う手順は次のとおりです。
- ホストが会議中に[Show captions]を開く
- 字幕アイコンの横の上矢印をクリック
- [Enable translation]をオンにして翻訳先の言語を選ぶ
- [Save]
- 参加者は自分で字幕をオンにして言語を切り替える
アカウント側で先に開けておく経路もあります。Zoomウェブポータル→Account Management→Account Settings→Meetingタブ→In Meeting (Advanced)→Translated captions。自動字幕が有効になっていないと選べません。[Edit translation languages]で言語の組み合わせを絞れます。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 必要な条件 | 上位プランの会員か、翻訳字幕アドオンの割り当て |
| 対応言語 | 一覧に日本語を含み、多くは相互に翻訳できる |
| 翻訳先にしかできない言語 | ギリシャ語・ノルウェー語・ウェールズ語 |
| 対応しない組み合わせ | 同じ言語の方言どうし |
Zoomの要約機能にも言語の差があります。会議の要約は日本語を含む多数の言語に対応しますが、スマートレコーディングのハイライトは英語だけです。英語の会議では要約もハイライトも使えて、日本語の会議ではハイライトが落ちる、という非対称があります。
Google Meetは、iPhoneから文字起こしできない
iPhoneでこの記事を読んでいるなら、ここは先に知っておいたほうがいい制限です。公式にこう書かれています。
文字起こし機能は、パソコン、ノートパソコン、Android デバイスでのみご利用いただけます。
iPhoneやiPadからMeetに参加している人は、会議の文字起こしを開始できません。パソコンから参加している誰かに頼むか、別の道具を使うことになります。対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の8言語です。
パソコンから始める手順はこうです。右下の会議ツール→文字起こし→[文字起こしを開始]→ポップアップで[開始]。保存先は主催者のドライブの「Google Meet」フォルダです。字幕の翻訳は別の機能で、こちらは翻訳元の言語を明示するのが要点になります。
- パソコンのMeetで会議中に「その他」→「設定」→「字幕」
- [会議の使用言語]を選ぶ
- 「字幕の翻訳」をオンにする
- 翻訳先の言語を選ぶ
翻訳元と翻訳先は同じ一覧から選ぶ作りで、その中に日本語と英語の両方が入っています。日本語から英語へも、英語から日本語へも選べます。ただしエディションの制限があり、Business Standard・Business Plus・Enterprise Starter(2025年6月30日まで)・Enterprise Standard・Enterprise Plus・Google AI Pro for Education と書かれています。同じページの冒頭には「Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus のエディションをご利用のお客様は、既存のサブスクリプションで引き続き字幕翻訳機能をご利用いただけます」という注記もあるので、一覧だけを見て古い条件だと判断しないでください。
音声そのものを訳す「音声翻訳」もありますが、日本語には対応していません。公式の対応表は英語とフランス語・ドイツ語・ヒンディー語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語の間だけです。会議ごとの制限時間は90分で、ライブ配信や録画では使えず、1つの会議で使える言語の組み合わせは1つだけです。
Meetの自動メモ生成は、複数言語の会議に対応しない
日英が混ざる会議でAIの議事録を当てにできるか。Google Meetについては、公式が答えを書いています。
この機能は一度に 1 つの言語にのみ対応し、現在のところ、複数の言語で行われる会議には対応していません。
対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の8つで、15分から8時間までの会議向けとされています。開始は会議中に右上の[自動メモ生成]→[設定]で「メモの送信先」「メモの長さ」「会議の言語」を調整し、[メモの作成を開始]。カレンダーから予約する場合は[ビデオ通話オプション]→[会議の記録]→[Gemini でメモを生成]です。
言語がずれたときの動きも書かれています。会議の設定と異なる言語が30秒以上にわたって話されると、メモの言語を変更するオプションを含む通知が出ます。ここで変えても、今後の会議や定期会議には引き継がれません。毎回の会議で設定し直す前提の作りです。
共有範囲は3択で、その場で選びます。相手先が海外の会議では、ここが実務上の分かれ目になります。
| 選択肢 | 誰が読めるか |
|---|---|
| すべての招待済みゲスト(組織外のユーザーも含む) | 社外の参加者も読める |
| 組織内の招待済みゲスト | 社内の参加者だけ |
| 主催者と共同主催者のみ | 自分たちだけ |
iPhoneの標準機能は、どの言語で書き取るのか
iPhoneの標準機能にも文字起こしがあります。ただし言語の決まり方が機能ごとに違い、そこが分かりにくいところです。
| 機能 | 言語の決まり方 | 条件 |
|---|---|---|
| ボイスメモの文字起こし | 公式に記載を確認できず | iPhone 12以降・10言語 |
| メモアプリの録音 | デバイスの言語に従う | iPhone 12以降・10言語 |
| キーボードの音声入力 | 使っているキーボードで決まる | キーボードの追加が要る |
| 通話の文字起こし | 自動で検出 | 英語(各地域)と日本語(日本)を含む15の言語・地域 |
メモアプリのヘルプには「デバイスの言語が英語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語、または繁体字中国語に設定されている場合に利用できます」とあります。英語で書き取らせたければ、設定>一般>言語と地域まで戻ることになります。言語を選ぶ画面はなく、対応言語なら自動で文字に起こされます。
ボイスメモ側の記事には「iPhone 12以降の英語(すべてのバリアント)、スペイン語……で利用できます」とあるだけで、どの言語で書き取るかをどう決めているかの記載は確認できませんでした。言語を選ぶ設定があるかどうかも分かりません。操作は、録音中なら波形の上から上にスワイプして文字起こしボタン、録音後なら録音をタップしてメニューから「文字起こしを表示」または「文字起こしをコピー」です。
音声入力の言語はキーボードで決まります。「別の言語のキーボードを使うと、その言語での音声入力も使うことができます」と書かれているので、英語で音声入力したいなら英語キーボードを追加します。経路は 設定>一般>キーボード>キーボード>新しいキーボードを追加。切り替えは入力中に地球儀キーを長押しします。前提として 設定>一般>キーボード>音声入力を有効にする をオンにしておきます。
そして、いちばん知りたいところが空欄です。1つの録音に日本語と英語が混ざっているときにiPhoneがどう振る舞うか(片方だけ書き取るのか、両方書き取るのか)は、Appleの公式ページに記載を確認できませんでした。Apple自身も「文字起こしを信頼する前に、精度を確認してください。会話を完全に再現できていない可能性があります」と書いています。
翻訳はどちらの向きにできるか
翻訳が付いていると書いてあっても、向きが片方だけのものがあります。ここを見落とすと、英語の会議を日本語で読もうとして行き止まりになります。
いちばんはっきりしているのはOpenAIの音声APIです。公式ドキュメントに「このエンドポイントは英語への翻訳のみ対応する」とあり、日本語の会議を英語にはできますが、英語の会議を日本語にはできません。Whisperという同じ名前で語られるので、混同しやすいところです。
| 製品 | 向き | 補足 |
|---|---|---|
| OpenAIの音声API | 日本語から英語のみ | 1ファイル25MBまで |
| Google Meet の字幕の翻訳 | 双方向 | 翻訳元・翻訳先が同じ一覧 |
| Zoom の翻訳字幕 | 双方向 | 一覧内の言語どうしで相互に |
| Notta のリアルタイム翻訳 | 双方向 | 翻訳元36・翻訳先61 |
OpenAIの25MB制限は、実務では分割の話になります。公式は「圧縮するか分割する」と書いていて、分割するときは文の途中を避けるよう案内しています。対応形式は mp3・mp4・mpeg・mpga・m4a・wav・webm の7つです。
議事録は英語で作るか、日本語で作るか
文字起こしの言語と、議事録の言語は別に決められます。Teamsでは多言語音声認識をオンにした会議の要約が[翻訳先]で選んだ言語で表示されますし、Google Meetの自動メモ生成にも[会議の言語]の設定があります。決める順番は、道具ではなく読む人からです。
| 読む人 | 議事録の言語 | 文字起こしの扱い |
|---|---|---|
| 社内だけ | 日本語 | 英語の原文も添える |
| 相手先にも配る | 英語 | 日本語の要点を別に付ける |
| 自分の記録 | 元の言語のまま | 訳は必要になってから |
原文は必ず元の言語で残してください。訳したものだけを残すと、あとで「そうは言っていない」が起きたときに戻る先がなくなります。Teamsが元の言語のトランスクリプトしか保存しないのも、同じ理屈だと思っています。
両方を毎回作るのは、たいてい続きません。片方を正、もう片方を要点だけ、と決めるほうが現実的です。
現実的に効く工夫
道具の話ではないところで、結果が変わる点をいくつか。発話言語をあらかじめ決めておく。「この会議は英語で」と決まっていれば、混在の問題自体が消えます。参加者に事前に伝えるだけで済みます。
固有名詞を先に登録する。日本語の会議でも同じですが、英語が混じる会議では社名・製品名の誤変換が増えます。よく出る語を辞書に入れておくと目に見えて減ります。
議事録の言語を決める。文字起こしと議事録の言語は別に決められます。英語の会議でも、社内に配る議事録は日本語のほうが読まれることがあります。
専門用語と固有名詞を通す
社名・製品名・人名は、日本語だけの会議でも間違えます。英語が混じると、そこに綴りの問題が乗ります。単語登録の仕組みは製品によってかなり違うので、上限まで含めて見ておくところです。
| 製品 | 登録できるもの | 上限 |
|---|---|---|
| Notta(英語) | 単語 | フリー3・プレミアム50・ビジネス200 |
| Notta(日本語) | 「読み」と「表記」の対 | フリー3・プレミアム200・ビジネス1,000 |
| Otter | 人名と一般語 | Basic 5・Pro 人名100とその他100 |
| Zoom AI Studio | 用語 | 1辞書1,000語・1語256文字 |
Nottaでいちばん引っかかるのは、日本語用と英語用の辞書が別々に管理される点です(Web版)。日英が混ざる会議では、同じ会社名を2か所に入れることになります。英語側の経路は 右上のプロフィール画像→「設定」→「単語登録」→「単語登録(英語)」タブ→「追加する」。日本語側は「読み」と「表記」の対で登録し、どちらにもスペースや記号は入れられません。
Otterの経路は 左上の名前→Account settings→General→[Manage Vocabulary]で、人名は[Names of people]、それ以外は[Other vocabulary]に入れます。ただしヘルプの説明と例はすべて英語で、日本語の固有名詞(漢字表記や読み)に効くかどうかは公式に記載を確認できませんでした。
ZoomのAI Studioのカスタム辞書には、はっきりした制限があります。「English (US) is currently the only supported language」と書かれていて、日本語の専門用語は登録できません。作成には管理者権限とZoomMateライセンスが要り、アップロードは1ファイル1MBまでです。
Whisperを自分で叩く場合は、prompt パラメータに正しい綴りの一覧を渡す方法があります。ただし「指示には従わない」「上限は224トークン」と明記されているので、長い用語集は入りません。
Teamsには単語登録がありませんが、代わりに使える性質があります。「キャプションの精度を高めるために、会議のタイトル、招待状、参加者名、添付ファイルが Teams により使用される場合があります」。招待状に社名と製品名を書いておくことに、実務上の意味があるということです。
相手先が海外のときの実務
道具の設定より先に、録音してよいかの確認があります。日本国内の話としては、個人情報保護委員会のFAQに次の整理があります。通話内容から特定の個人を識別できる場合は個人情報に該当し、事業者は利用目的を通知または公表する義務を負うが、録音していることについて伝える義務までは負わない、というものです。
これは「伝えなくてよい」という整理であって、録音の可否を決めるものではありません。社内の情報管理規程、相手先の入館規則や社内ルールは別に効きます。海外の法令については今回一次情報を確認していないので、この記事では触れません。個別の判断は弁護士にご確認ください。
話者識別を使うときの前提もひとつあります。同委員会は、声から特徴情報を抽出して本人認証できるデータに変換した場合、そのデータは個人識別符号に該当し、それ単体で個人情報に該当するとしています。各社の通知の作りは次のとおりです。
| 道具 | 相手に伝わるか |
|---|---|
| iPhoneの通話録音 | 開始すると音声通知で両方の通話者に知らされる |
| Teamsの文字起こし | 全参加者に通知。参加者は自分のIDを非表示にできる |
| Google Meet | 管理者が明示的な同意を求める設定にできる(既定はオフ) |
iPhoneの通話録音には地域の制限もあります。アゼルバイジャン、バーレーン、エジプト、欧州連合、イラン、イラク、ヨルダン、クウェート、モロッコ、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、カタール、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、アラブ首長国連邦、イエメンでは利用できないと公式に書かれています。相手先がEUなら、同じ手が使えません。一部の国や地域では1対1の通話しか録音できません。
Apple自身は手順の冒頭で「録音しても問題ないことを通話相手に確認してください」と書いています。法の義務とは別の、運用としての案内です。
通話中の翻訳が要るなら、電話アプリのライブ翻訳があります。通話中に「さらに表示」→「ライブ翻訳」→(未設定なら)「言語を選択」→「翻訳を開始」。開始すると通話が翻訳中であることが双方に通知されます。対応機種は iPhone 15 Proモデル・iPhone 16モデル以降で、デバイスの言語とSiriの言語が同じ対応言語であることが条件です。公式ではiOS 26以降の項目に載っています。使う前に 設定→「Apple IntelligenceとSiri」→「Apple Intelligence」をオンにします。処理は端末上で行われます。
時差のほうは、カレンダーの表示を相手先に合わせておくと予定の読み違いが減ります。設定→「アプリ」→「カレンダー」→「時間帯を指定」をオン→「時間帯」で都市を選ぶ。変わるのはカレンダーアプリの表示だけです。予定ごとに変えたい場合は、カレンダーで「+」→開始時刻と終了時刻を入れて「時間帯」をタップ→場所を検索して選びます。
うまくいかないとき
症状ごとに、公式に原因が書かれているものと書かれていないものがあります。まずそこを分けます。
| 症状 | 公式に確認できる原因 | やること |
|---|---|---|
| 日本語の発言が英語で書き取られる | 設定した言語と実際の言語が違う | 会議の言語設定を見直す。Teamsは通知の[はい、変更します] |
| 会議の途中で言語を変えたのに反映されない | Otterは開始時の言語のまま処理する | 音声を書き出し、言語を変えて取り込み直す |
| Teamsで自分だけ別の言語にできない | 話し言葉は会議全体の設定 | 事前に多言語音声認識を有効にする |
| 文字起こし中に言語設定を変えられない | 開催者以外はアクセスできない | いったん文字起こしをオフにする |
| 症状 | 公式に確認できる原因 | やること |
|---|---|---|
| 会議後に翻訳版が見つからない | 保存されるのは元の言語だけ | Clipchamp、または管理者が有効化していれば[要約]ページ |
| iPhoneでMeetの文字起こしが始められない | パソコンとAndroidのみ対応 | パソコンから参加している人に頼む |
| Nottaのアプリで録音が途中で止まる | 別のアプリがマイクを使っている | 通話・Siri・他の録音アプリを止める |
| iPhoneで文字起こしのボタンが出ない | 機種か言語の条件を満たしていない | iPhone 12以降か、対応言語かを確認する |
原因が公式に書かれていないものを、憶測で足さないでください。「1つの発話の中で言語が混ざったときの挙動」は、どの公式ヘルプにも記載がありません。ここで設定を手当たり次第に変えると、直った理由も分からなくなります。
現実的な回避策は、会議の前に決めてしまうことです。「この会議は英語で」と決めれば、混在の問題そのものが消えます。参加者に一言伝えるだけで済みますし、Teamsのベストプラクティスにも同じことが書かれています。
公式に記載を確認できなかったこと
この記事を書くにあたって探して、見つからなかったものを並べます。書いていないことは、書きません。
- 各サービスの英語と日本語の精度差を示す公式の数値。単語誤り率のような指標は、どのベンダーも公開していませんでした
- 1つの発話の中で日本語と英語が混ざったときの具体的な挙動。「1言語のみ」「不正確になる」までが公式の記載です
- iPhoneの「ボイスメモ」が、どの言語で文字起こしするかをどう決めているか。言語を選ぶ設定があるかどうかも確認できませんでした
- Google Meetの会議の文字起こしで、言語を選ぶ・変更する手順。対応8言語の一覧はありますが、選択の操作の記述が見当たりません
- Wordの「トランスクリプト」で音声の言語を選ぶ手順。80以上のロケールの一覧はありますが、どこで選ぶかが書かれていません
- Otterのカスタム語彙が日本語の固有名詞に効くかどうか。ヘルプの説明と例はすべて英語です
- Nottaの「相互翻訳」が日本語と英語の双方向なのか。2か国語の記事には明記がありません
- Teamsの多言語音声認識で、1人が1つの発話の途中で言語を切り替えた場合の挙動
Recoryは、この用途では選べません
正直に書きます。うちは日本語専用です。英語の会議、日英が混ざる会議を扱う必要があるなら、この記事で挙げた他社を選んでください。うちが向くのは、日本語の対面の会議です(できないこと)。英語を扱わない方には、それ以外の軸で選ぶ話に戻ります(4つの質問)。
条件は2026年8月31日時点の各社公式ヘルプの記載です。機能の対応範囲は変わることがあるので、契約前にご確認ください。
向く人・向かない人
最後に、ここまでの内容を選び方の形にまとめます。
向く組み合わせ
- 英語だけの会議が中心:どのサービスも英語に対応しているので、料金と使い勝手で選べます
- 参加者ごとに話す言語が固定:Teamsの多言語音声認識が素直です。Copilotライセンスか Teams Premium が要ります
- 日英が1つの音声に混ざる:Nottaの2か国語文字起こしが、公式に2言語を明記している数少ない選択肢です。月4回の上限を先に確認してください
向かない組み合わせ
- 会議中に何度も言語が入れ替わる:どの製品も自動では追いかけません。事前に片方へ寄せるのが現実的です
- iPhoneだけでMeetの文字起こしを完結させたい:公式にパソコンとAndroid限定と書かれています
- 会議後に翻訳版の議事録をそのまま読みたい:Teamsでは残りません。別の経路で作り直すことになります
この記事で確かめた公式ページ
- Teams のライブ トランスクリプト/多言語音声認識/通訳エージェント
- Google Meet の文字起こし/字幕の翻訳/自動メモ生成/音声翻訳
- Zoom の翻訳字幕/AI機能の対応言語/カスタム辞書
- Otter の対応言語/語彙の管理
- Notta の2か国語文字起こし/リアルタイム翻訳/単語登録(英語)
- OpenAI の音声API/Whisper
- ボイスメモの文字起こし/メモで録音して文字に起こす/通話を録音する/ライブ翻訳
- 個人情報保護委員会 Q1-10/Q1-11
仕様は2026年9月2日時点の公式サイトの記述に基づきます。OSのバージョンで名前や場所が変わるので、お手元でご確認ください。
よくある質問
日本語と英語が混ざる会議を文字起こしできますか
できるサービスがあります。Nottaの「2か国語文字起こし」は23言語に対応し、その中に日本語と英語の両方が含まれます。公式ヘルプには「すべてのプランで利用できます」と書かれています。Microsoft Teamsにも参加者ごとに発話言語を選ぶ方式の多言語音声認識があります。
Otter.aiは日本語に対応していますか
対応しています。公式ヘルプに「英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、中国語(簡体字)」と記載されています。ただし公式サイトの日本語向けページは英語向けサービスとして案内しているため、紛らわしい状態です。
Recoryは英語の会議に使えますか
使えません。日本語専用です。英語や日英混在の会議を扱う必要がある方は、この記事で挙げた他社のサービスをご検討ください。
日本語と英語が混ざる会議を文字起こしできますか
できるサービスがあります。Nottaの「2か国語文字起こし」は23言語に対応し、その中に日本語と英語の両方が含まれます。公式ヘルプには「すべてのプランで利用できます」と書かれていますが、同じページのFAQに「どのプランでも、月4回まで」という回数の上限があります(アドオンで月200回分が追加)。Microsoft Teamsにも、参加者ごとに発話言語を選ぶ多言語音声認識があります。
英語の文字起こしは日本語より精度が高いですか
日本語と英語の精度を数値で比べた公式の記載は、どのサービスでも確認できませんでした。書けるのはWhisperの公式リポジトリにある「性能は言語によって大きく変わる」という記述と、英語専用の .en モデルが英語用途で有利になりやすいという記述までです。OpenAIのドキュメントにも「98言語に対応するが、精度は言語によって異なる」とあります。数値で断定できる材料はありません。
Otter.aiは日本語に対応していますか
対応しています。公式ヘルプに「英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、中国語(簡体字)」と記載されています。ただし言語を変えて影響するのは文字起こしの処理だけで、設定・メニューなど画面の表示は英語のままです。公式サイトの日本語向けページが英語向けサービスとして案内しているため、紛らわしい状態になっています。
Otterで会議の前に言語を選び忘れました。あとから変えられますか
変えられません。公式FAQは「録音後に別の言語で処理し直す方法は現時点でありません」と答えています。録音の途中で設定を変えても、開始時の言語のまま処理されます。公式に案内されている回復手段は、Otterから音声ファイルを書き出し、言語設定を変えてから取り込み直すことだけです。取り込み回数に上限のあるプランでは、この操作自体が枠を消費します。
Teamsで参加者ごとに話す言語を変えられますか
標準のライブ文字起こしではできません。公式には「話し言葉の設定を変更すると、すべてのユーザーのトランスクリプトとキャプションの言語が変更されます」とあり、会議全体で1つの設定です。参加者ごとに選ばせたい場合は、会議の前に多言語音声認識を有効にします。対応は9言語で日本語と英語を含み、Microsoft Copilot ライセンスか Teams Premium が必要です。タウンホールでは使えません。
Teamsの翻訳された文字起こしは会議のあとも読めますか
そのままでは読めません。公式に「翻訳されたキャプションと文字起こしは会議中にのみ使用でき、会議終了後はアクセスできなくなります」とあり、保存されるのは元の言語のトランスクリプトだけです。会議後に翻訳版が要る場合は、Clipchampで生成するか、IT管理者が従量課金制のトランスクリプト翻訳を有効にしていれば[要約]ページから100以上の言語で生成できます。
Google Meetの文字起こしはiPhoneでできますか
できません。公式ヘルプに「文字起こし機能は、パソコン、ノートパソコン、Android デバイスでのみご利用いただけます」と明記されています。iPhoneやiPadから参加している人は文字起こしを開始できないので、パソコンから参加している人に頼むか、別の道具を使うことになります。対応言語は日本語と英語を含む8言語です。
Zoomの翻訳字幕は無料プランで使えますか
使えません。公式には、主催者が上位プランの会員であるか、Zoom Translated Captions アドオンを割り当てられている必要があると書かれています。アカウント側で Zoomウェブポータル→Account Management→Account Settings→Meeting→In Meeting (Advanced)→Translated captions を有効にする必要があり、自動字幕が有効になっていないとそもそも選べません。
Whisperで英語の音声を日本語に翻訳できますか
できません。OpenAIの公式ドキュメントに「このエンドポイントは英語への翻訳のみ対応する」と明記されています。日本語の会議を英語にすることはできますが、逆方向はこのエンドポイントでは扱えません。英語から日本語が要るなら、Google Meetの字幕の翻訳やZoomの翻訳字幕のように双方向の一覧を持つ機能を使うことになります。
英語の会議の議事録を日本語で作れますか
文字起こしの言語と議事録の言語は別に決められます。Teamsでは多言語音声認識をオンにした会議の要約が[翻訳先]で選んだ言語で表示され、Google Meetの自動メモ生成にも[会議の言語]の設定があります。ただしMeetの自動メモ生成は「一度に1つの言語にのみ対応し、複数の言語で行われる会議には対応していません」と公式に書かれています。原文は元の言語のまま残しておくことをおすすめします。
海外の相手との会議を録音してもいいですか
個人情報保護委員会のFAQは、通話内容から特定の個人を識別できる場合は個人情報に該当し、事業者は利用目的を通知または公表する義務を負うが、録音していることを伝える義務までは負わない、と整理しています。これは日本の個人情報保護法についての回答で、録音の可否を決めるものではありません。社内規程や相手先の規則は別に効きますし、海外の法令については確認していません。個別の判断は弁護士にご確認ください。なおiPhoneの通話録音は欧州連合やロシア、トルコなど19の国・地域では利用できないと公式に書かれています。
英語の会議で社名や製品名が正しく出ません
単語登録がある製品なら、そこに入れておきます。ただし仕組みは製品ごとに違います。NottaはWeb版で日本語用と英語用の辞書が別々に管理されるので、日英が混ざる会議では2か所に登録が要ります。ZoomのAI Studioのカスタム辞書は English (US) のみ対応で、日本語の用語は登録できません。Teamsに単語登録はありませんが、会議のタイトル・招待状・参加者名・添付ファイルをキャプションの精度向上に使う場合があると公式に書かれています。
Nottaの料金を、使い方から読む——無料枠の3分制限
AI議事録ツールの選び方——4つの質問で候補が決まる
Recoryにできないこと
iFLYTEKのAIレコーダーは3機種——うち1つだけ、通信しません